出産・教育・受験
このページでは、妊娠・出産から教育・躾、受験といった子供さんに関係する項目を解説していきたいと思います。
妊娠・出産 教育・躾 受験
妊娠・出産
まず最初に赤ちゃんの出来やすいタイプ(安産型タイプ)と赤ちゃんの出来づらいタイプ(不妊型タイプ)について説明します。
安産型タイプの宿命星とは…食神星や財星(偏財星・正財星)があり、なおかつ星のエネルギーが強い女性を指します。このタイプの女性は性格的には明るく社交的で、雰囲気も安らぎを与える(今はやりの言葉で言えば「癒し系」)雰囲気を持っています。体形的には食神星が強い場合にはポッチャリ型で、財星が強い場合には標準的になります。ただ、どちらの星の影響力が強い場合でも、胸は豊か(今はやりの言葉で言えば「巨乳」)になります。
不妊型タイプの宿命星とは…傷官星があり、なおかつ星のエネルギーが強い女性を指します。このタイプの女性は性格的にはきつく、雰囲気もあまり他人を寄せつけない神秘的な雰囲気を持っています。体形的にはスリムで、顔型はあごが尖っています。目つきも奥底には鋭さがあります。胸はあまり大きくありません。(今はやりの言葉で言えば「貧乳」)
妊娠・出産に良い流年運・悪い流年運
泄星や財星に大過しないかぎり、食神星流年運や財星(偏財星・正財星)流年運時には妊娠・出産運が大吉となります。この流年時に生まれた赤ちゃんは良い運気を授かって生まれてくると考えられます。
逆に、例外なく悪い流年運は自星(比肩星・劫財星・敗財星)の流年運となります。自星(比肩星・劫財星・敗財星)の流年運時には、母親の運気そのものが極端に低下する為、おなかの中にいる赤ちゃんは非常に苦しくなります。わかりやすくたとえ話をすると、赤ちゃんにとってお母さんは宿です。宿がボロ宿だと生活するうえで非常に苦しくなります。そういった意味で、この流年運時にはなるべく妊娠・出産は控えたいものです。具体的な凶現象として、この流年運に妊娠した場合には流産・死産の危険性が高くなります。また、生まれた赤ちゃんが腺病質・虚弱体質の危険性が高くなります。夜泣きが激しいのも特徴的です。お母さん自体もつわりが激しくなります。
傷官星の強い女性が傷官星流年運や官星(偏官星・正官星)流年運時に妊娠・出産する場合には身体障害児を出産する危険性が高くなります。
官星の強い女性が傷官星流年運時に妊娠・出産する場合も身体障害児を出産する危険性が高くなります。
教育・躾
「三つ子の魂百まで。」という諺がありますが、幼少期における教育・躾がその人の人生にとって真実なる幸福を決定する大きなファクターになります。最近の親は自分の子供とペットの区別がつかない人格未熟人間が増大しています。その結果、最近のニュース報道をみていると信じられない悲惨な事件が続出しています。これらはすべて幼少期における親の教育・躾が間違っていた為に惹き起きた悲劇です。
ここでは子供さんの性格・資質別に教育・躾について考察してゆきます。
五行安定型
五行安定型とは、命式(四柱八星)中の八つの星が五行の各位置に平均して分配されている状態を指します。すなわち、五行の各位置に対して二つないし一つずつの星が分配されている命式を五行安定型の形態と言います。
この形態の子供は、いわゆる「良い子」と呼ばれる子供です。親としては教育・子育てに手がかからない楽な子供と言えます。運気そのものが比較的安定している為、成長過程においてもよほどの事がない限り道を外れる事はないでしょう。ただし、主体性はあまり強くありません。友達にとんでもないワルがいる場合、引きずられる危険性はあります。
自星主体型
自星主体型とは、命式(四柱八星)中の八つの星のうち多く(数個)が五行の自星(比肩星・劫財星・敗財星)の位置に集中している状態を指します。
この形態の子供は、自主独立型(いわゆる一匹狼型)の子供です。自分の意見・価値観を尊重します。親が色々と考えて親の価値観を押し付けたとしても、自分自身の意見・価値観と違う場合は受け入れる事はありません。子育てに関しては、子供の意見・価値観を十分尊重した上で人の道から外れている場合を除いて自由にさせてあげた方が個性が伸びます。親としては子供のアドバイス・サポート役に徹する事が必要です。
泄星主体型
泄星主体型とは、命式(四柱八星)中の八つの星のうち多く(数個)が五行の泄星(食神星・傷官星)の位置に集中している状態を指します。
この形態の子供は長所として、将来一芸に秀でた人間になる可能性を持っています。瞬間的判断力を必要とするスポーツ選手や芸術家あるいは発明家など。また、実業家としてもアイデア商品主体の経営で業績を伸ばされている方がたくさんいます。ただし短所として、神経質(過敏症)で精神的に弱く、いわゆるキレやすい子供です。子育てに関しては、幼少期から精神力・忍耐力を育てる方向でサポートしてあげて下さい。
財星主体型
財星主体型とは、命式(四柱八星)中の八つの星のうち多く(数個)が五行の財星(偏財星・正財星)の位置に集中している状態を指します。
この形態の子供は、人当たりが良く順応性があり他者との協調性に優れています。ただ、主体性という面ではあまり強くありません。子育てそのものは比較的楽と言えます。親の言う事は素直に良く聞きます。教育のポイントとしては、金銭に対する厳しさを幼少のうちから教える事です。男女ともこのタイプは大人になっても金銭感覚で甘い面があります。次に男の子に限定して倫理面での性教育をする必要があります。このタイプの男性は将来女癖の悪い成人男性になる危険性が最も高いからです。
官星主体型
官星主体型とは、命式(四柱八星)中の八つの星のうち多く(数個)が五行の官星(偏官星・正官星)の位置に集中している状態を指します。
この形態の子供は、とにかく負けず嫌いで絶えず兄弟あるいは周囲の友達、近所の子供たちと自分とを比較しています。ささいな事でも自分が他者より劣っている事はプライドが許しません。子育てとしては全形態中最も難しいタイプです。主体性が強そうで強くありません。他者と自分との相対的関係に振り回されてしまいます。教育のポイントとしては、プライドを傷つける事が最も良くありません。「豚もおだてりゃ木に登る。」的発想で絶えずほめながら誘導する事が最善です。
印星主体型
印星主体型とは、命式(四柱八星)中の八つの星のうち多く(数個)が五行の印星(偏印星・印綬星)の位置に集中している状態を指します。
この形態の子供は、理論派ですが行動力が伴わ無いケースがしばしば見受けられます。親の意見を素直に聞き入れる為、子育てそのものは比較的楽です。教育のポイントとしては、自立心を養うような教育を心掛けて下さい。マザコンやストーカーになる危険が最も高いのが、このタイプです。インスピレーション的な発想の斬新さはあまりありませんが、天性の才能として長期間に渡ってコツコツとした地味な努力を続ける事が出来ます。そのような才能を伸ばせる環境をサポートして下さい。
受験
人間の知能活動に最も強く影響を与える星が印星(偏印星・印綬星)と傷官星です。
印星(偏印星・印綬星)は主に左脳の活動を活性化させ、傷官星は主に右脳の活動を活性化させます。子供さんの命式(四柱八星)中に印星(偏印星・印綬星)があり、尚かつエネルギーが強い場合は左脳の発育が期待出来ます。また傷官星があり、尚かつエネルギーが強い場合は右脳の発育が期待出来ます。一般的に左脳の発育が良好な人は秀才と呼ばれ、右脳の発育が良好な人は天才と呼ばれます。親としては自分の子供にどのような星が備わっているのかを認識された上で知的教育をされる事が望ましいと思われます。
ここでは、子供さんの受験における流年運について説明致します。
受験に良い流年運・悪い流年運
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流年運 |
吉 |
傷官星・偏官星・正官星・偏印星・印綬星 |
半吉 |
食神星・偏財星・正財星 |
凶 |
比肩星・劫財星・敗財星 |
受験に良い流年運
人間の知能活動における印星(偏印星・印綬星)と傷官星の働きについて前述致しました。この事は流年運気にも当てはまり、印星(偏印星・印綬星)と傷官星の流年運は頭脳の働きが活性化されます。すなわち、受験生にとってはベストコンディションと言えます。
また官星(偏官星・正官星)流年運には出世の意味があり、受験生にとっての出世とは合格を意味します。
受験に悪い流年運
自星(比肩星・劫財星・敗財星)の流年運には全ての運気が停滞します。学問に関する運気が停滞するのは当たり前の事、受験という一つの知的勝負に関しても運気は低迷します。受験という人生における一大イベントにこのような悪い流年が重なる事自体、その人の運が悪いと言えるでしょう。
受験とこの悪い運気が重なった場合には、必ず「すべり止め」を用意されておく事が必要です。第一志望校もランクをやや落とされておいた方が無難です。
受験にやや悪い流年運
自星(比肩星・劫財星・敗財星)流年運ほどではありませんが、やや運気的に空まわりしやすいのが食神星流年運と財星(偏財星・正財星)流年運です。これは食神星流年運と財星(偏財星・正財星)流年運時においては精神的にリラックス・のんびりする為、緊迫感に欠ける事が原因です。受験という知的勝負におけるハングリー精神の欠如から運気的にはやや劣るとみます
*上記で説明している内容は、すべて流年運気に関してです。実際の受験に際しては、自分自身の潜在的能力を考えてから行動を起こされる事が必要です。
これで、出産・教育・受験の説明を終わります。
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