赤いちご 愛と誠の四柱推命
(解説ページ)
青いちご
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01. 陰陽五行理論
02. 五行思想と運命学
03. 四柱推命の成立
04. 宿命と生年月日時間
05. 10干12支
06. 干支の出し方
07. 変通星の出し方
08. 12運気星の出し方
09. 大運・流年
10. 五行相生相剋理論
11. 変通星の意味
12. 12運気星の意味
13. 流年運気
14. 干合・支合・三局
15. 方合・七殺・空亡
16. 刑・冲・破・害
17. 神殺吉凶星
18. 月令・身旺身弱
19. 対別鑑定法
20. 納音
21. 命式表のみかた
22. 結婚・離婚運
23. 男女の相性
24. 出産・教育・受験
25. 適職・転職・選挙
26. 金銭運
27. 事業・新築増改築
28. 幸福・不幸の星
29. 病気・健康運
30. 基本的性格
31. 自己紹介
32. あとがき

 なぜ宇宙は存在するの  なぜ私たちは生まれてくるの  なぜ人は愛しあうの  なぜ人は憎みあうの  人はどこから来て             どこへ行くの  なぜ誰も教えてくれないの  誰か答えて下さい  ここに答えがありますか  ヒントがありますか  探します  見つかるまで


五行思想と運命学

タロットカードに見える五行の配当 中国五術とは

タロットカードに見える五行の配当
 このコーナーへ来られている占い好きの方、特に若い方ならば必ず目にされている占いのアイテムに「タロットカード」があります。五行思想は洋の東西を問わず、すべての人間及び宇宙新羅万象を貫く普遍の根本理論であるが故、西洋のタロットカードの中にまでさえも五行思想が入り込んでいる現実を理解していただきたく思い、コレを取り上げて見ました。
 タロットカードは、大アルカナと小アルカナの二種類のカードの融合にて成立している占いアイテムです。このうち、鑑定で主に使用するのは大アルカナと呼ばれる22枚のカードなのですが、このカード自体に「2+5=7」の7数数理が含まれています。すなわち大アルカナ22枚を分類すると、「22枚=0(あるいは「無」)のカードと21枚の数字つきカード」になります。つまり、「22=(2+5)×3+1」という7数数理の3回転による21数数理と、五行の5数が導き出せるわけなのです。
 大アルカナとは別に、小アルカナにも5数が隠されています。ちなみに、今現在我々が遊びなどで使用しているトランプのもとになっているのが、小アルカナの56枚のカードなのです。小アルカナのカードの中に、コート(人物)カードと呼ばれるカードが存在します。A=エース、K=キング、Q=クイーン、Kn=ナイト、P= ペイジ、の5種類のカードです。すなわち、この5種類のカードが五行に当てはまるわけです。「木・火・土・金・水」が、それぞれ「K・Kn・P・Q・A」に配当されます。
 余談ですが、トランプの各スートを小アルカナに当てはめて見ますと、スぺードが剣(スウォード)・ハートが杯(カップ)・クラブが杖(ワンド)・ダイヤが金貨(ペンタクル)に配当出来ます。小アルカナの各スートを根本的に解明した場合、次のような相関関係となります。関係図では小アルカナのほかに、「血液型と星座の象宮」なども対比しています。
 天象徴→スぺード・剣(スウォード)・AB型・風象宮。
 男性象徴→ハート・杯(カップ)・B型・水象宮。
 地象徴→クラブ・杖(ワンド)・O型・火象宮。
 女性象徴→ダイヤ・金貨(ペンタクル)・A型・地象宮。
に配当されます。

コートカードを根本的に解明し、それぞれに配当した場合の相関関係図は次のようになります。
 天象徴→A(エース)・水。
 父親象徴→K(キング)・木。
 母親象徴→Q(クイーン)・金。
 長兄象徴→Kn(ナイト)・火。
 次男象徴→P(ペイジ)・土。
に配当されます。

 上記で説明したように、西洋の占いである「タロットカード」にまで五行思想は入り込んでいます。ただし、今現在プロのタロット占い師の中で、どれだけの人間が根本的にカードの意味を解明した上で鑑定を行っているのかは疑問です。


中国五術とは

 人間の宿命及び運気・運勢を鑑定する場合、四柱推命だけで全てが解明されるわけではありません。四柱推命は、人間の宿命と運気・運勢のかなりの部分を解明していますが、100%解明できる占いではないからです。ここでは四柱推命のみならず、人間の運命を左右する中国五術を紹介していきたいと思います。

 五術の体系

A.命 B.ト C.相 D.医 E.山

 命とは…人間の運命を推し量る占い。推命とも呼ばれる。(四柱推命・紫薇斗数・西洋占星術など。)
 トとは…物事の予測と状態を推測する占い。(易・六壬・タロットカードなど。)
 相とは…形あるものから対象の状態を推し量る占い。(姓名判断・手相・人相・印相・家相・暮相など。)
 医とは…疾病の治療及び保健など。(気功・ヨガ・原始カイロプラクティックなど。)
 山とは…自分自身の人生を修練する事。(哲学・倫理・道徳・宗教・思想など。)

 始めに断っておきますが、中国五術と五行思想は当然の事ながら相関関係にあります。五術のうち、いわゆる「占い」と呼ばれているカテゴリーは「命とトと相」です。「医と山」は、直接的には「占い」と関係のないカテゴリーです。ただし、人間がこの世で生活して行く上で、肉体及び精神(魂)の健康問題は欠かす事の出来ない重要問題です。ですから、肉体の健康に直結する「医」と精神(魂)の健康に直結する「山」が五術の中に入っているのです。 具体的な例を出せば、占い師のところへ相談に来られる被占者の方たちの中には、肉体の健康問題について相談に来られる方もいらっしゃいますし、人生の生きザマそのものについて相談に来られる方もいらっしゃいます。そのような事を考えた場合、占い師がただ単に占いのテクニカル(技術論)だけをマスターしたからといって、それで自分自身が一人前だと錯覚するととんでもない間違いを犯す事になりかねません。そのような事からも、占いとは直接関係のない「医と山」を含む五術全てをマスターしなければ、一人前とは言えないのです。

 次に、直接占いと関係のある「命とトと相」について解説していきたいと思います。前述で簡単に述べていますが、ここで少し掘り下げて「命とトと相」について説明していきたいと思います。
 1.まず「命」ですが、これは生年月日時間という絶対不変のデータから、その人の宿命及び運気・運勢を推測する占いです。この「命」が占いにおける大黒柱となります。残りの「トと相」は、あくまで「命」から派生する占いに過ぎません。その事を十分に認識された上で、「トと相」の占いについて考察していかなければ本質を見誤る事になりかねません。
 2.次に「ト」ですが、いわゆる一般の人達が普段何気なく用いている「占い」という単語の本来的な意味に最も近いカテゴリーです。この「ト」は、宿命とか運気・運勢などといった規則的にとらえる事の出来る占いでは無く、まったくの偶発的出来事や人間同士における相性以外の喜怒哀楽(単独の場合でも可能。)及び、いわゆる千里眼的な能力を持って物事の事象などを占う、占いです。
 3.最後に「相」ですが、目で確認出来る線とか模様とか形などで、対象となる事柄について占います。手相と姓名判断(名相)に限定して解説しますが、よく被占者の方の言葉の中に「私は手相が悪いから…。」とか「名前がよくないから…。」とか、話される方がいらっしゃいます。これは、根本的に間違っています。「相」とは、原因から派生される現象をとらえた占いなのです。
 具体的に言えば「手相」の場合ですと、手相がよくないから運勢が悪いのでは無く、その人の内面が悪いから現象として「手の相」が悪くなるのです。逆に言えば、自分自身の内面が善良になればなる程、手相は改善され、素晴らしい「手の相」を形成していくのです。また名前の場合ですと、名前が悪いから運勢が悪いのでは無く、その人の宿命が悪いから現象として「悪い名前」を親からつけられたのです。名前の場合は、手相みたいに変化がありません。この場合、独身女性ならば結婚による自動改名もありますが、既婚女性や男性の場合では基本的に今現在の名前を一生使い続けるわけです。名前が良いのならばそれで何の問題もないわけですが、もし悪い場合ですと改名する以外に運気・運勢の改善をする方法はありません。

*手相は三カ月程度で少しずつ変化していきます。自分自身の手相の変化をじっくりと観察してみて下さい。


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