2016年9月 病名・原因確定のための入院
➡ 病名不確定疾患(四肢感覚末梢神経障害)

結婚して30年…こんなにゆっくりとした期間を過ごすことはなかったかもしれません。(常にたっぷりと時間がありました)他から指示されたり、決められている時間の中で動くのではなく…ここ病院では、ただゆったりと時が流れていました。

精密検査付(全身くまなく精査)の人間ドック?マッサージ付のリハビリ・贅沢を言わなければカロリー計算された健康食の提供がありました。
消去法で病名が 確定=COMPLETE かな?と思っていましたが、現時点では、難病・希少疾患だが…病名・原因の特定困難なので経過観察になりました。

入院編:入院前の症状

8月の終わり頃から、足のしびれ方が酷くなっていました。足とベットが磁石で引き合っているような感じです。お布団の上で30分位じっとしていて、ゆっくりとベットの脇に足をおろして、腕でささえて立っていました。足の地面につく感覚がよくわからないので「どっこいしょ」という感じです。
ただし、足が動かないわけではありません。ただ、探るように用心していました。階段は一段ずつ両足を置いて降ります。小さい子の降り方ですね。朝は足首はもとより膝関節も硬いので、ほとんどロボット状態です。

天気(気圧?)により日々状態は変化しました。
例えば、早朝からめちゃくちゃ両足が痛くて、だるい。膝も痛い。起き上がろうとすると腰が砕ける。腰が支えてくれないので、身体起こすのに大変。(久しぶりの痛さ…つっぱるような波があって「う~ん」とうなりたくなる痛さです)方向転換どうするの?という日もあっれば、朝からご機嫌!快調に階段を上下する日もありました。

入院編:検査一覧

今回のメインイベント
神経生検(腓腹神経生検術)

神経生検は足首のくるぶしの後から腓腹神経を取り調べます。
左下の写真は「まぁ~やの神経生検」のものです。

神経生検(腓腹神経生検術)の部位

まぁ~やの神経生検の部位(複製不可)

3回目の脳脊髄液検査
腰椎穿刺(ルンバール)による髄液採取

腰椎穿刺(ルンバール)は脳・脊髄の浮いている「脳脊髄液」を採取する検査です。
入院当日の午後、新人の先生が頑張って「腰椎穿刺による髄液採取(3回目)」を行いました。

初めての手術室
部分麻酔のため手術室を見学

手術室に入室するなど初体験です。部分麻酔もため、中をきょろきょろ見回して、普通に感動しました。。中学生の職場見学会とみたいですね。

胸腹部CT検査

胸腹部CT検査は、X線を使って胸部の断層写真を撮影する検査方法です。人体を透過したX線をコンピューターで処理して体の輪切り像を作り、積み重ねることで肺・腹部の状態や働きを詳しく観察します。

神経伝導速度検査
私はビリビリ検査と呼んでいる

神経伝導速度検査は、痛みなどの刺激が神経を伝わっていく速度を測る検査です。
ビリビリ検査の目的は、末梢神経の病変の広がりや分布の解析することや病気の進行度の判定することです。

3日間のステロイドパルス療法
ステロイド薬を大量に点滴する方法

ステロイドパルス療法

具体的には、1gのステロイド薬を、ブドウ糖液250~500mlに溶かしたものを1~2時間かけて点滴で静注していきます。 これを3日間続けていきます。パルスには「衝撃」という意味があり、大量のステロイド薬を投与する療法は、”劇的な効果を得る” ところからパルス療法と呼ばれています。

腫瘍マーカーのための採血…悪性腫瘍「がん」?
眼科と耳鼻科…シェーグレン症候群?

腫瘍マーカー(がんの目印となる特定の物質)
体内に腫瘍ができると、健康なときにはほとんど見られない特殊な物質が、その腫瘍により大量につくられ、血液中に出現してきます。採血をして、今の時点で「がん」があるか?ないか?検査しました。

眼科と耳鼻科
耳鼻科では、唾液の検査と耳下腺に造影剤を入れてレントゲンを撮りました。眼科では、通常の視力検査のあと、涙の量の測定をしました。「シェーグレン症候群(全身性の自己免疫疾患)」に該当するか?確認しました。

 

初体験:胃カメラ検査「上部消化管内視鏡検査」
バリウムを飲むのも逃げていた!

胃カメラ検査を行うと食道や胃・十二指腸等で病変部位が内視鏡カメラに見つける事ができます。

大腸ファイバー検査
トイレの往復開始と朝昼食事抜き&お腹はからっぽ!

大腸ファイバー検査は大腸癌の早期発見にもっとも有用な方法です。また、腸がんや大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患(クローン病)、虚血性腸炎などなど多岐にもわたります。

産婦人科:女性外来
経膣超音波検査と子宮頸がんの検査

経膣超音波検査は、膣内を超音波を用いて検査する方法です。女性器である子宮や卵巣を検査する方法として、内診と平行して行われます。経膣超音波検査では内診で触れられない部分の様子を映像で確認し、より正確な情報を得る事が出来ます。

心臓超音波検査(心エコー)
心電図との違いは何?

心臓超音波検査(心エコー)とは、人の耳には聞こえないほどの高周波数の超音波を心臓に発信して、返ってくるエコー(反射波)を受診し、心臓の様子を画像に映し出して診断する検査です。

骨塩定量検査
今後の骨粗鬆症の可能性を診断

骨塩定量検査は骨粗鬆症を診断するために骨中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の量を測定する検査です。検査部位は2ヵ所です。

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まぁ~やのひとりごと
【入院中とっても辛かった!便秘!】

3日間も出ないなんて…何回も下剤のお世話になるなんて…きれ痔の一歩手前になるなんて……
ありえない。考えられない。おなかが重くて本当に辛かったです。
例えば、朝、お腹ゴロゴロしたので、誰も来ないトイレで10分以上頑張ってみた。トイレとお友達になった!ウサギのうんちが3~4個出ただけ(悲しい&ありえない)。少しは出口渋滞が解消されてかな?期待したけどそのあとNG!
大腸ファイバー検査前の宿便取り後も3日間の便秘になったし、退院するまで何回か下剤のお世話になった。

ところが退院して2日目からは通常通りです!毎朝しっかりと快調です!よかった…

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