馬込案内

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 今では閑静な住宅地となっている山王・馬込の地に、大正末から昭和初期を中心とした時期、多くの文士や芸術家たちが住み、いつしか「馬込文士村」と呼ばれるようになりました。 主な見どころとしては次図のような場所があります。

馬込文士村とその周辺の主な見どころ



時間は、徒歩でのおおよその所要時間

詳しくは地図を参照して下さい。

[1日コースの例]  次に示すのはNMCで行った一日コースの例です。10時にJR大森駅に集まり、17時にJR大森駅で解散しました。
 馬込文士村のレリーフ(JR大森駅の南口の山側、天祖神社の階段の壁面、歴史や主な文士) → 大森貝塚 → 尾崎士郎記念館 → 山王草堂 → 本門寺 → 松濤園 → 龍子記念館 → 三島由紀夫邸 → 万福寺
で、山王草堂から本門寺と万福寺からJR大森駅の間はバスに乗りました。

レリーフ(写真)
1 馬込文士村

 上の図で大森から都営地下鉄の西馬込に至る地区には倉田百三、川端康成、山本周五郎、山本周五郎、山本有三、石坂洋次郎、尾崎士郎、室生犀星などの文士が住んでいた。
2 天祖神社

 JR大森の山王北口を出て、池上通りの信号を渡たり、目の前の階段を登ったところにあります。
大森貝塚(写真)
3 大森貝塚

 アメリカのモース博士が明治10年、横浜から東京に向かう車窓で発見した。大森をすぎて線路の左側に貝殻が堆積していた。
 日本考古学上最初の遺跡である。
4 尾崎士郎記念館

長編小説「人生劇場」で一世を風靡した小説家、尾崎士郎が生前暮らした家と庭を整備し、遺品とともにご覧いただけます。
山王草堂(写真)
5 山王草堂記念館

 徳富蘇峰が建てた居宅で、ここで「近世日本国民史」を執筆した。
 蘇峰公園の一角にあり、和漢書10万冊におよぶ成簣堂文庫も設けられていた。
万福寺
6 万福寺

 曹洞宗の寺である。伝説によると、梶原平三景時が、建久三年(1192)に源頼朝の命令で、造立したのがはじまりといわれ山門に向かって左側に名馬磨墨の銅像が建っている。
郷土博物館
7 郷土博物館

 大田区に関連のある考古・歴史・民俗資料などの文化遺産を収集・展示しており、毎年春と秋の2回の特別展と、他に企画展などを開催する。入舘は無料である。
全慶寺−写真 8 全慶寺

 池上通りのダイシン百貨店の前を入ったところにあり、義民六人衆の墓で有名です。
龍子記念館
9 龍子記念館

 川端龍子(1885〜1966)は、大正から昭和にかけて活躍した日本画家です。昭和38年(1963)古希を記念して作品を展示・保存するため、自らの設計によって記念館を設立した。
熊谷恒子記念館
10 熊谷恒子記念館

 現代女流かな書の第一人者で、皇后陛下への進講者として知られる熊谷恒子の旧居。彼女の作品や愛蔵品を展示し、特別展も開催する。
本門寺(写真)
11 本門寺

 日蓮宗の大本山で、日蓮上人はこの地で没した。
 力道山など有名人の墓が多くある。
 重要文化財の五重塔は再建を終えた。
12 池上梅園

 池上本門寺の西に位置し、丘陵斜面等を利用した閑静な庭園で、二月には約三百七十本の梅が咲き誇る。
13 馬込半白胡瓜の碑

 都営地下鉄西馬込駅の近くの国道の脇に、この碑があります。かって地元の篤農家が育てたおいしい胡瓜が今でも区民農園では栽培されています。碑には胡瓜の由来が刻まれています。
14 馬込の坂

 馬込は九十九谷といって、坂も沢山あります。とくに「おいはぎ坂」という珍しい名前の坂があります。

出典 大田区土木計画課発行「馬込文士村散策のみち」など

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[Last Updated 10/31/2008]