山王草堂記念館

山王草堂記念館

大田区山王2-8-1

 徳冨蘇峰(1863〜1957)は日本最初の総合雑誌「国民之友」を発刊、続いて「国民新聞」を創刊した。大正7年(1918)56歳の時に着手し、昭和27年(1952)90歳に至り完成した「近世日本国民史」(100巷)は蘇峰の代表作である。
 蘇峰は大正13年(1924)、この地に居宅を建て、山王草堂と称して日召和18年(1943)熱海伊豆山に移るまでここに起居した。邸内には、蘇峰の収集した和漢書10万冊におよぶ成簣堂文庫も設けられていた。
 その後、この地は静岡新聞社が所有していたか昭和61年に同社より大田区が譲りうけ蘇峰公園として整備し、この山王草堂記念館は、蘇峰の旧居である山王草堂の一部を保存公開するために建てられたものである。

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[Last updated 11/30/2006]