碓氷峠に鉄道の復活を主張するホームページ

The home page of people expecting the reopening of railroad service to Usui Pass


 1997年9月30日をもって、信越本線の横川・軽井沢間は百余年の鉄路の歴史に幕を閉じた。
律令国家の時代や戦国時代には東山道の要衝であり、江戸幕府の時代には中山道の要衝であり、何れの時代でも碓氷峠は交通の要衝であり、異文化地域を結ぶゲートウエイであることに変わりはない。
1997年に新幹線と引き換えに在来線の鉄道が廃止され、代替バス輸送に代わった。碓氷峠での鉄道の分断は旅人の往来を妨げる現代の『うすいの坂の関所』になっている。
私たちは、人に優しく環境にも優しい鉄道を碓氷峠に復活させるべきだと思う。日本の国土のど真ん中で、このような不便な退歩した状況は解消されることを願う。科学技術の進歩により重篤な費用を要さず66.7パーミルを運行できる車両も実現可能と推測する。碓氷峠の鉄道復活で日本の鉄道政策が転換点を迎えることを期待する。


緊急アピール
軽井沢の東の玄関口を永遠に閉ざしてしまう三菱地所の開発に反対します



 新緑の信越本線跡、峠の湯分岐、右は本線、左は峠の湯駅へ向かうトロッコ列車。







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Last Update 2023.07.01



  碓氷峠の在来線廃止により鉄道網が分断されてから今年で22年目になります。整備新幹線が伸びていく全国津々浦々で在来線が経営分離されて、地方自治体に赤字経営を押し付け、運賃値上げ等で利用者が負担を負わされています。日本の誇るべきインフラであった在来線の鉄道網は、整備新幹線のために既にズタズタにされ、次々と鉄道の廃線と利用者への負担増が進行しています。その一方で、新幹線を経営するJR3社は極めて莫大な利益を上げていて、3社合計の利益は、一兆円を超えています。 地方自治体や在来線利用者が負担を強いられ、その一方で、主要な鉄道会社が莫大な利益を上げていると言う歪んだ構図は、地方からの搾取と言っても言いすぎではありません。碓氷峠の廃線から22年目になるのを機会にこの問題についてのアセスメントを行うべきだと思います。



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