シクリ/モディカ


■シクリ
当初の予定には入っていなかったが、モディカだけで1日かけるのも、時間が余るしと思って選んだのがこの街。前日にラグーザのインフォメーションでシクリ行きのバスの時間を教えてもらったが間違っていた・・・。トホホ・・・・。私が持ってきたバス時刻表でちゃんとチェックすれば良かった。ラグーザからモディカで乗り換え、そこからシクリまでは、20分ほど。モディカからはバスの左側に乗るほうがいい。バス代 AST社2.50ユーロ。シクリのバス停の前に地図があり、Piazza Italiaのところに i マークがあることがわかったので、近くのおじさんにどこか聞いた。もうそこがPiazza Italiaの端っこだった。インフォメーションに行くと地図は、1ユーロだったので、地図なしで散策。シクリは、岩山に挟まれた街だった。岩山の上には、教会が建っていて、まずはあそこに行くこうと思い、「上まで行くのに何分くらいかかる?」と聞いてみたら、「8〜10分」とのことだった。意外と近かった。教会は、朽ちていて、入れないようになっていた。しかし、ここからの眺めが良かった。一面バロックの建物が見渡せたのだった。。

街に降りて散策していると、Palazzo Spadaroで展示をやっていて、中に入ることができた。もっと素朴な石だけの壁かと思ったら意外ときれいだった。

*シクリからモディカへ行くバスの切符は、バスの中で買うのではなく、バス停近くのお店で購入すること。1.7ユーロ。

■モディカ
モディカは、谷底にある街。シラクーサからモディカに着いた時、またこれはすごいところに街を作ったもんだなあと思った。もう少しおしゃれな街かと思っていたけど、田舎町だった。この街はチョコレートで有名な街。バスターミナルを降りて、少し歩いたところの、1軒のチョコレート屋に入ってみた。店員さんはモディカのチョコレートについて英語で説明してくれた。ここのチョコレートは昔ながらの製法で作っていた。そして、味見もさせてもらった。街に着いたところで、観光も済ませていないので、今チョコレートを買うと重くなるし、「暑さでチョコレートが溶けないか?」聞いてみたところ、「カカオと砂糖だけで、カカオバターが入っていないので、あまり溶けない」と言われた。確かに、溶けずに形がくずれず、日本まで持って帰ることができた。あと特徴として、カカオと砂糖が完全に混ざりきっていないことのようだ。だから食べた時にジャリジャリ感がある。何軒かのチョコレートのお店を入ったが、今回のシチリアでここほど、英語で話してくれたところは無かったかも。他国からの観光客が多いのだろう。

モディカの中心街には、24、5軒のチョコレート専門店があるらしい。そんなにも出くわさなかったですが・・・・。私がお土産を買った3軒は下記のとおりです。カフェがあればいいのですが、商品販売のみでした。モディカのチョコレートは、リパリ島やチェファルでも見かけましたが、かなり割高で販売されていました。特にリパリ島は倍の値段でした。

アンティーカ・ドルチェリーア・ボナユート Antica Dolceria Bonajuto
この街で一番有名な老舗のチョコレート屋さん。最初入った時、観光客で溢れかえっていて、再度気を入れなおして、再び訪れたが、やっぱり接客態度は素っ気無い。バニラ2ユーロ。板チョコは、シナモンの2種類しかない。パッケージがシンプル。

アンティーカ・ドルチェリーア・リッツァ Antica Dolceria Rizza
このお店が一番バスターミナルに近いチョコレート屋さん。バニラ2ユーロ、Cannella(シナモン)2ユーロを購入。13種類ものフレイバーがあり、どれを選んだらいいか迷ってしまった。ペペロンチーノなんていうのもある。パッケージもかわいい。チョコレート以外のお菓子もいっぱいある。離れたところ(via Santa 17)に、アイスクリームも取り扱っているお店(PREGIATA GELATERIA RIZZA)があった。そこでアイスクリームをすくってくれた男の子は「ぼくが4代目」と言っていた。やっぱりチョコレートを選んでしました。1 スクープ 1.30ユーロ。

Antica Dolceria RizzaのHP

ノンナ・マルゲリータ Nonna Margherita la biscotteria
ここは、上記のRizzaよりCarrubaが美味しかったので、Carrubaを選んだ。宿のオーナーがバニラとCarrubaがお薦めと言っていたので、買ってみたかった。Carrubaとは、シチリア特産のドライフルーツのようだ。 Carruba 2.5ユーロ、Mandorla(アーモンド)3ユーロを購入。ここは、Biscotteriaなので、ビスケット中心のお店。ここの女性店員も英語で説明してくれて、お薦めのカフェや、そのメニューなどをいろいろ教えてもらった。しかしカフェなのにやっぱりお昼は休むのね。結局行けず仕舞いでした・・・・。やっぱり南イタリアの片田舎だ。

ラグーザに帰る17:00のバスに乗り遅れて、バスターミナルの時刻表に書いてある 17:35発の Da P.Libはどこか聞きに行こうと思ってインフォメーションに行くと、「17:00のバスを逃したのね。19:45しかないわよ」と言われてしまった。18:00発があるのに・・・・。P.Libは どうやらModicaの新市街?のほうのようで、かなり離れているようだ。モディカからラグーザまでのバス代 1.95ユーロ。チケットは、バスターミナル前のお店で購入した。



イタリア V Topシラクーサノートラグーザカターニア
カルタロジーネ/ピアッツァ・アルメリーナタオルミーナメッシーナ
リパリ島ホテル ジャルディーノ・スル・マーレヴルカーノ島
フィリクーディ島/アリクーディ島チェファルちょっと補足


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