■リエカ
マクドナルドでお昼を食べようと思って行ったら、店の入口まで客があふれている。ここにはいままでほとんど見かけなかった黒人さんや、アジア系の人など、いろんな人種がいた。これも貿易港ならではのことなのだろう。マクドナルドでリエカの縮図を見た気がした。リエカを見たけど、見所は時計台くらいだ。行く必要はないかも。

■プーラ
15:00発のプーラ行きのバスに乗った。トンネルを通る道だった。2時間で到着する勢いだったのに、街に入るところで渋滞にひっかかった。結局2時間30分かかった。どうやらクロアチアの夏は海沿いの夕方はどこもかしこも混むようだ。プーラに泊まる予定だったが、とりあえずホテルを決めず、ローマ時代の円形劇場を 見学（8:00〜21:00）した。地下展示室には、オリーブオイルの壷などが展示されていた。ここで初めて日本の団体旅行にあった。海の近くに作られ、眺めはいい。この日は催しがあるため、ここを出たときには、入口が閉じられていた。あ〜、良かった先に見学しておいてと思ったのも束の間。今度はホテルが取れない。まあ、１カ所の旅行社しか回ってないから、後から考えるともう少し根気良く、他の旅行社を回れば良かったと後悔。プーラに１泊してポレチェ（エウフラシウス・バジリカが有名。世界遺産の街）、ロビン（漁村）を見て、リエカに戻ろうと思って下着とお風呂セットだけ持ってきたのに・・・・。

20:00発のバス(56.20kn)でリエカに戻ることにした。帰りは、オパティアなどを回る海岸コースの道だった。ハプスブルグ家のリゾート地オパティアも寄って見たいところだった。暗闇の中でしか見れなかったけど、クロアチア最大のリゾート地に思える。またしても渋滞で、リエカに着くのは10:30頃なるとのこと。え！！22:30に荷物預り所が閉まっちゃうよ〜。ぎりぎりで荷物は取り出せたものの、今度はチケット売場が閉まってしまった。リエカに泊まるか。「地球の歩き方」に載っているホテルを当たったが、満室とのこと。あたりを見回してもホテルは見当たらない。どうしよう？2:00AM発のリュブリャ−ナ行きのバスに乗るしかない。バス停の待待合室で泊まるよりは絶対いい。でもチケット持っていないけど乗れるのかなあと不安だった。夜中発のバスに乗る旅行者で待合室は混んでいたが、ちょっとずつ減ってきた。待合室にいる旅行者は、きっとリュブリャ−ナに行く人だろうと思い、隣の人に「どこまで行くんですか？」と声をかけた。「リュブリャ−ナ」とのこと。「私もなんだけど、チケット買ってないんだけど・・・。」というと、「私たちもよ。バスの中で買うから・・・・。」と言われたので安心した。そんないい加減でいいのかい。夜行バスよー。席が無かったらどうするのよー。

バスが到着し、私たちは運転手さんに駆け寄った。バス(80kn)に乗せてもらえた。席が空いていたからだと思う。チケットを持っていたら、席を確保できたと思うけど、私が与えられた席は、運転手さんの横の補助席だった。でも乗せてもらえるだけありがたい。さっき話し掛けた人たちは、1kn足りずに切符を売ってもらえなかったので、1knあげた。私以上にぎりぎりで旅しているのね。私は金が足りずにバスに乗せてもらえなかったら、悲しいからちょっと余計にお金をおろしておいた。リュブリャ−ナからリエカに電車で来た人は、だいたい65knぐらいといっていたら、100knあればいいかと思っていたけど、お金が無くてバスに乗れなかった悲しさを考えるとしかたがないか。国境検問所を通り、リュブリャ−ナに着いたのは、朝5:25だった。結構早く着くのね。ほとんど寝てないよー。