■スプリット再訪
フヴァル島で宿が確保できなかったので、スプリットに行くことにしたわけだが、スプリットでも下船すると、SOBEのおばちゃんに呼び止められなかった。ここにも宿がないのか。旅行社に駆け込んでみたが、ダメだった。2件目の旅行社 Turisticki biroでも、SOBEは空いてなかったが、かわりにホステルを予約していただいた。2人部屋だったが、3泊して414kn。結局3泊とも一人だったので、楽だった。この旅行社で待っている間に２人のポルトガル人が入ってきて、ここで予約してもらったアパートが３つ星なのにエアコンがないと苦情を言いに来ていた。旅行社の人も、「クロアチアでは星のマークは勝手につけているもので、何の意味もない」と言っていた。そうモンテネグロでも４つ星ホテルに泊まっても、扇風機だけだったよ。旧ユーゴスラビアではホテルに期待できない。

以前スプリットに訪れた時は、旧市街の夜は、ひっそりしたものだった。唯一マクドナルドの前を除いては。今回は、旧市街の細い路地のところにもカフェを出したりして、少し賑わいを見せていた。共和国広場がイベントで、ビーチバレーの会場になっており、それが残念だった。

■カシュテラ
クロアチアから出国は、スプリットOUTになっていたので、カシュテラは最終日に時間があれば回ろうと思っていた。最初、観光局でカシュテラに行きたいというと、「カシュテラのどこに？」と言われた。どうやらカシュテラは、７つの村があるらしいのだ。お薦めを聞いたが、教えてもらえなかった。日を改めて、インフォメーションで聞くと、「Kastel Stari」と言われたので、最終日に行くことにした。37番のバスのトロギール行きのバス（15kn 3ゾーンのチケットに17kn払わされた）に乗る。工場地帯を通り、眺めはそれほどよくない。Kastelaの表示が出てきたが、目的地のKastel Stariまでは、そこからまだ先だった。スプリット市内から40分で到着。

とりあえず、海に向かった。港にはなぜか酒蔵があった。その後Kastel Noviまで歩いた。それほど距離はない。再びKastel Stariに戻り、早めの昼食をとった。スプリットで夕食を食べるよりここで食べるほうが良かったかも。そこからまたバス(7kn)に乗り、10分以内にスプリットの空港に着いた。

スプリットの市内から空港に行く方法は３つあります。１つは、港の近くにある空港行きバス乗り場から。ただしバスは、クロアチア航空のスケジュールに合わせて出発だし、60knもする。２つ目は、バスターミナルから。３つ目は上記の37番バスに乗る。バスターミナルがDomovinskog rata通りにあるが、地元の人に教えてもらったほうがいいだろう。20分毎に出ているので、便利だ。