スヴェティ・ステファンは以前は漁村でしたが、1960年に島全体がホテルに生まれ変わり、Hotel Sveti Stefan となりました。101の部屋と16のスウィートからなる37のヴィラでできています。

以前からこのスヴェティ・ステファンに泊まりたかったので、日本から予約を入れていきました。 HPページでの表示価格は、この時期78ユーロだったのですが、これは、10日以上の宿泊料金で、実際は、Half Boardで140ユーロ＋TOWN TAX 1.5ユーロでした(*B&Bなら、125ユーロ）。ブドヴァからタクシーで行こうとも考えましたが、なんせ貧乏人ですから、Minibus(1ユーロ）で行きました。ちなみにスヴェティ・ステファンからブドヴァまではタクシーで13ユーロです。

宿泊者以外でも入ることができますが、見学するのに6ユーロ払わなければなりません。6ユーロという値段に結構ひるんで戻ってくる人もいます。島の中の城壁を入ったところにすぐレセプションがあります。

教会もあります。この教会は1979年の地震によって崩壊され、ユネスコによって立て直されたものです。

左下の写真の向かって左側がホテル宿泊客のプライベートビーチです。

私の部屋にはテレビはありましたが、エアコンがついていませんでした。これで４つ星ホテルです。ちなみに星の数は勝手につけているだけで、西欧の４つ星と思っていただいたら、ダメです。

レストランは１箇所で、夕食と朝食はここでいただきます。夕食は、悪くない味でした。女一人で黙々と食べていました。

朝食はバイキングを期待していたが、ウェイターがやって来て、注文を聞きにくる。メニューを見るのではなく、口頭で説明されるので、その場で即決せねばならない。私は面倒くさかったので、オムレツにした。アドリア海に面したレストランで食べるのは、気持ちがいい。

これまでの写真を見ると、感じがよく見えるでしょ。しかしである。このサービス、このハードでHalf Boad　140ユーロというのは高すぎる。まず、バスルームの電灯。これでいいのか！？そして、トイレットペーパーホルダーも壊れていて、ロールがタンクの上に置かれてある。レストランでも、英語ができるウェイターが少ないせいか、隣のテーブルのアメリカ人のグループが３回も注文するはめに・・・・。朝食のときは、隣のテーブルのトマトジュースの氷をそのテーブルの横でスプーンで取っていた。まあ目をつぶっておこう。そして、やっぱり爆発はやってきたのだった。

チェックアウトは12時と言うので、朝食を取った後、ビーチへ。気分良く、部屋に戻ってきたら、私のものが全部動かされていて、ベットがもう１つ入れられていたのだった。お恥ずかしい話、すぐ着替えられるようにパンツも脱ぎすぎて行ったのに・・・・。洗濯物も掛けたままだったし・・・。これで、私の怒りは爆発したのだった。140ユーロも払いたくない。レセプションで何って言ってやろう。「なんで私の物が全部動かされているの？チェックアウトは12時でしょ。etc.」「Mistake I'm sorry」と言ったので、「う、うぅっ・・・。」それ以上言えず。何がミステイクだよ。部屋を見ればわかるじゃん。「140ユーロも払いたくない」と言うべきだったろうか？　140ユーロ払ったんだから、少なくとも次のゲストのために２、３の提案ともいうべき、苦情を言っておくべきだった。「電灯とトイレットペーバーホルダーを修理しておけ！！」連泊はお薦めできません。数々の有名人が泊まりに来るらしいが、みんなこのホテルに満足しているのだろうか？

＜2007年2月追記＞
モンテネグロ観光局より、Newsletterが来ました。 その中に、Aman Resort soon in Montenegro と題して、 They（Aman Resortのこと） are planning to invest in Sveti Stefan, Milocer, and Kraljicina plaza. Their plans are to renew Sveti Stefan and Milocer and to construct a new hotel, Kraljicina plaza (QUEEN´S BEACH)... という文章があり、ちょっとショックを受けております。 モンテネグロのホテルのレベルが上がるのうれしいですが・・・・。Aman Resortは憧れのホテルでありますが、なんかちょっと違うような気がします。