ブドヴァ/バール


■ブドヴァ
バス停を降りると、SOBEのおばさんがいない。ここに2日泊しようと思っていたが、あぁ〜。どっちに行っていいのやら? ブドヴァの旧市街は、バス停から1kmはなれたところにあるらしい。(実際は3kmほど離れてそう)とりあえず、タクシー(5ユーロ)で旧市街に行き、インフォメーションで今夜の宿を確保することにしよう。

インフォメーションで宿が取れるか聞いたが、「昨日は聞いたけど無かった。たぶん無理だと思う」と言われ、とりあえず荷物を2時間ほど、置かしてもらうことにした。ブドヴァの旧市街は城壁に囲まれており、城壁を一歩外に出るといきなりビーチだった。(最後の2つの写真を見比べてもらうとよくわかると思うが、同じ場所から撮った写真であるが、広角にすると全然違う)。そのせいで、旧市街もほぼ水着姿という感じの人が多い。かなり小さな街で、1時間ほどで回れた。歩いていると、今朝ぺラストのボートで一緒だったベルギー人のご夫婦に会った。「これで3回目よ。あなたに会うの」と言われた。どうやらコトルでも見かけたらしい。「ここに泊まろうと思っていたけど、ホテルが無いんです。どこに泊まる予定ですか?」と尋ねたら、「ウルツィニ」という返事が返ってきた。

インフォメーションで、バスターミナルまでの公的交通はないのか聞いて見たが、タクシーしかないとのことだった。とりあえず、バールに行くことにした。

*ホテルの予約は取り難いですが、旧市街の周りには、大型ホテルが立ち並んでいます。
*ブドヴァのバス停は、ここだけは絶対バスに乗る前にチケットを買っておかないといけません。なぜ、ここだけ?それも近距離のチケットはバス出発のギリギリにしか売ってくれません。なぜ?

■バール
ブドヴァからバールのバスターミナルまでバス(3ユーロ)で1時間15分。ここもSOBEのおばちゃんに遭遇しなかった。バス停で、ガイドブックをめくっていると、タクシーの運転手が声をかけてくれた。タクシー5ユーロとSOBE10ユーロで、話がついた。港のほうにタクシーが向かったが、SOBEが見つからなかった。「Stari Bar(Old Bar)のほうはどう?」と聞くと、タクシー10ユーロとSOBE 5ユーロということで、話がついた。旧市街は、小高い丘の上にある。5ユーロのSOBEなんかあるのかと思っていたが、本当に5ユーロだった。 でも、シャワーなし。このおばさん、風呂に入らないのかなあ。小さなバケツを持ってきて、股に手を当てて、これで洗えと言っているようだ。今夜は体を洗うのをあきらめた。

運転手の知り合いがやってきた。彼はイタリア語ができるようで、明日の迎えのタクシーのことを説明してくれた。運ちゃんの英語とドイツ語とジェスチャーで十分わかったよ。

Stari Barは、城壁に囲まれており、そのまわりにも、数十軒の家が立ち並び、モスクもある。旧市街のメインストリーを上がって行くと、レストランがある。そこで夕食を食べた。私がその日の日記を書いていると、食事のコメントを書いてほしいと言われて、英語でコメントを書いてきた。ここのレストランに行くと私の下手な英語を見ることができるだろう。SOBEに戻ってくると、おばちゃんがすいかを出してくれた。

翌朝、おばちゃんがお茶を用意してくれた。そのあと、ぶどうも出してくれた。たくさん出てきたので、そんなに食べれないという素振りをすると、私の肩に手を回し、「もっと食べなきゃ。」みたいなこと言ってきた。その手、ぶどう食べた手だね。果汁が付くじゃんと思っていたら、かすかにぶどうの皮が付いていた。やっぱり・・・・・。前の家の煙突から煙が出ていたので、やっぱり田舎は薪なのかなあと思っていたら、パン屋さんだった。のどかな街だった。

タクシーの運転手は、Stari Barの城壁の門は8時に開くと行っていたが、8時に開かなかった。通りすがりのバックパッカーに聞いてみたら、「たぶん9時からだと思う。僕たちは昨日見たけど、1時間半ぐらい見るのにかかったよ」と教えてくれた。9時まで門の前で待っていると、近所のおじさんが声をかけてきたので、開く時間を聞くと、やはり9:00だと言う。このおっちゃんも日本に来たことがあるという。これで日本に来たことがあると言う人は3人目だ。みんな船関係の仕事だった。おっちゃんが去って行って、今度は小さな兄妹が声をかけてきた。最初はセルビア語で声をかけてきたが、わからない素振りをすると、英語で話しかけてくれた。お兄ちゃんは10歳で、学校で、週5時間英語を習っているとのこと。「もうすぐ開くよ。」と言った。係のおじさんが来たのだった。結局9時25分に開いた。入場料1ユーロを払おうとすると、「無料でいいよ。」と言われて、そのまま入らせてもらった。

思ったより、形が残っていた。うろうろしていると、先ほどの兄妹の近づいてきた。あれは、教会、地下の美術館があるとか、Stari Barから下界を見渡せるところに来た時には、あれは、コカコーラの工場とか、バス停(バスが来ているのか。)とか説明してくれた。 タクシーの運転手と10時に待ち合わせていたので、30分ほどしか見れなかったけど、満足だ。




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