ドブロブニクからモンテネグロへ


■ドブロブニク再訪
オーストリア航空では、金曜日発だけ、関空からその日のうちにドブロブニクに着く便がある。ウィーンからドブロブニクまで、どっちの窓側の席の夜景がきれいに見れるかなあなんて、悠長なことを考えながら飛行機の搭乗を待っていたが、1時間半遅れで出発した上に、天気が悪く、かなり揺れたので、夜景を見るどころではなかった。それがこの旅の行く末を暗示していたのかもしれない。

ドブロブニク空港からドブロブニクの旧市街に行くのと、モンテネグロのヘルツェグ・ノヴィ(23km) まで、距離的にはあまり変わらないので、空港から直接モンテネグロに行きたかったが、やはり空港には、行き先の書いていないバスが停まっているだけだった。空港から旧市街まで(30kn)約30分ほどバスに揺られた。

4年前に来た時よりも、明らかに観光客が増えていた。それに、前はお土産屋さんが少なく、ポストカードが文房具屋の手前に売られていたりしていたのに、今は完全なお土産屋さんで売られている。観光化がますます進んでいるんだなあとつくづく思った。

■モンテネグロへ
私が旅行した2ヶ月前くらいにドブロブニクのバスターミナル(写真左)が移転したようだ。フェリー乗り場よりもまだ遠くに移転していた。少なくともGWに旅行した会社の同僚はまだ古いバスターミナルを利用し、1日1本のモンテネグロ行きのバスに乗り、それも、国境手前でドブロブニクのバスを降り、国境を歩いて渡り、モンテネグロのバスに乗り換えて行くというものだった。現在は、夏の時期だけかもしれないが、HERCEG NOVIへは、1日に4本ほど、ULCINJまでは2本はあるようだった。またバスを乗り換えなくても良く、入国管理事務所の職員がバスに乗り込んで来てパスポートをチェックするのだった。外務省のHPに記載されているツーリストバスは受け取れないじゃんと思いながら、何も持たずに旅行したが、何の問題も結局起こらなかった。
ドブロブニクからコトルまでのバス料金 98.30kn 荷物8kn。

新しいバスターミナル モンテネグロ側入国管理事務所 クロアチア側入国管理事務所
*モンテネグロからクロアチアに入る際に撮影したものです。

10:30分出発のバスだが、バスターミナルに来たのが、11時15分。出発したのは、11時35分だった。12時15分にクロアチアの入国管理事務所に着いたが、なかなか職員がバスに入ってこなくて、結局ここを出発したのは、12時55分。モンテネグロからクロアチアへの入国の際も、ここで、3人が降ろされ、荷物の中を調べられ、30分くらいはかかった。13時10分にモンテネグロの管理事務所を出て、10分ほどで、イガロ(IGALO)を通り抜け、HERCEG NOVIに到着した。イガロにも立ち寄ろうとも思っていたけど、温泉地というよりは、リゾート地というイメージが強かったので、立ち寄らないことにした。KAMENARIの手前から渋滞に引っかかった。ずっと、先を見ると車はスムーズに動いているようだった。どうやらカーフェリーの乗るための車の列がずっと続いているのだった。この旅行でカーフェリー待ちの渋滞は随所で見られた。ぺラスト(PERAST)のSt.George教会が見えてきた。コトルに着いたのは、結局15時を過ぎていた。



モンテネグロ / クロアチアII Topコトルヘルツェグ・ノヴィ/ペラスト
ブドヴァ/バールウルツィニ/ツェティニェスヴェティ・ステファン
コルチュラ島ムリェト島フヴァル島ヴィス島
ブラチ島スプリット/カシュテラちょっと補足


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