ウルツィニ/ツェティニェ


バールの旧市街からバスターミナルまで行って、ウルツィニまでバスがあるかチェックしたが、14:00のバスしかないとのこと。Bar-Ulcinjはやはり本数が減るようだ。そのままタクシーで、ウルツィニのバスターミナルへ。しかし、荷物を預けることができず、タクシーのおっちゃんの知り合いのところに預けることに。街のメインストリートに建っているスタンド(店)のところに置かしてもらった。 バールからウルツィニへの移動はタクシーで35分。10ユーロ。

■ウルツィニ
ウルツィニはモンテネグロの最南端の都市だ。アルバニアの国境まであと、20kmほどのところにある。アルバニア人が80%。ケバブ屋やミナレットなどが目立つ。また、物乞いの親子も目立ってきた。海岸に向かうにつれ、人数は多く、心斎橋を歩いているような雰囲気。海岸はお天気が悪かったせいか、誰も出ていなかった。Mala海岸まで行ってみるが、お天気が良くなかったせいか誰も出ていなかった。海岸横の階段を上がり、旧市街へ。ほとんどがレストランやホテルになっている。

ウルツィニの近辺には13kmにわたるVelika海岸やAda Islandが海水浴場となっている。

ウルツィニからバール間はバスの本数が少なくなる。特に昼間には無くなる。結局バールまで、タクシーで戻った。

Mala海岸 旧市街を見上げる 旧市街の町並み

宿が取れないので、とりあえず、コトルまで戻ることにした。 バールからブドヴァまでバス(2.5ユーロ)で1時間25分。ブドヴァからTIVAT経由でコトルまで(2.5ユーロ)30分ほど。コトルに着くと、SOBEのおばちゃんが誰もいなかった。一か八かで一昨日泊まったSOBEの家を訪ねる。ベルを鳴らすと見たことのないおばちゃんの顔が・・・。えっ!でも、手招きしているので、入ると奥に見覚えのあるおばちゃんがいた。「(今日泊まれる)OK?」と聞くと「あんたは、えらいね。来てくれたのかい。」(想像)とほっぺにキスしてくれた。良かった。今夜の宿が確保できた。

■ツェティニェ
今回の旅で、唯一海岸線にない街です。かつてモンテネグロ王国の首都だった街。コトルからツェティニェまでバス(3.5ユーロ)で1時間20分で到着。かつて首都だった割には、バス停にバス停とも書いてないバス停でしたが・・・・。標高670mのところにある緑に囲まれた都市で、涼しい。他のヨーロッパの田舎で見られる緑多い街だった。海岸沿いのリゾート旅行客にうんざりしていたので、ここを訪れて良かったです。

ここの見所は、ニコラ国王の宮殿、ツェティニェ修道院と昔大使館として使われていた建物の見学(外から眺めるだけです)でしょう。特にニコラ国王の宮殿(3ユーロ)は外は地味ですが、モンテネグロ王国の歴史を知るのにいいところです。25分ほどで館内を説明してくれました。英語ガイドの見学者は私一人だけだった。ニコラ王は、3人の息子と9人の娘がいたが、その娘たちを、イタリアのサヴォィ家、ロシアのロマノフ家、ドイツのバッテンベルク家、セルビアのカラジョルジェヴィチ家に嫁がせたため、「The father-in law of Europe(ヨーロッパの義父)」と言われた。執務室やその娘たちの部屋などが見学できます。

町並み ニコラ国王の宮殿 ツェティニェ修道院
Blue Palace 旧英国大使館 旧フランス大使館



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