セビーリャ


セビーリャへはコルドバ 12:00発のバスで行った。ひまわり畑の中を通って、バスは進む。今回の旅行の 中では、ここのひまわり畑が一番すごかった。しかし、7月初旬でも、 もう枯れかけのところが多く、ひまわりの見頃は、6月中旬がベストなのではないかと思う。 セビーリャには13:50に着いた。安宿の多いサンタ・クルス街のホテルに決め、さっそく観光。

アルカサルに行く途中、「アルカサルの入口はどこですか。」と声をかけた日本人女性(Hさん)と意気投合し、そのまま観光を続けた。彼女は、スイス(?)にいる友達を訪ねて旅行に来たが、2組のカップルに 挟まれて、なおかつ、会話はフランス語だったので、我慢できなくなり、「ひとりで旅行する!」と いって、急にひとりで旅行することになり、セビーリャに来たらしい。私も日本語に飢えていた時期で、 お互いにうっぷんを晴らすために、日本語でしゃべりまくった。

ひとり旅の困った点というのでは彼女と意見が一致していた。
1. 感動してもその感動を声に表わせないことである。
2. また、つまらなくても愚痴れない。
3. 写真がなかなか人に頼めないこと。
もっと細かいことをあげればきりがないが・・・・。

アルカサルは、コルドバのアルカサルと同じく庭がきれい。かなり庭は広く、Hさんがいるせいか、この 場所で、私が写っている写真は多い。頼める人がいる時、写してもらっておこうと思って。それまでのスペイン旅行では1日1枚の割合でしか、私が写った写真はない。二人で観光している間、Hさんはいろんなものを見ては「ねえ、きれい!」っと大きな声を上げて同意を求めていた。わかるよ、その気持ち。
スペイン広場をぶらっと散歩した後、マクドナルドで夕食をとり、9時頃別れた。彼女は今夜フラメンコを 見に行くそうである。楽しい1日だった。

その後、まだ日も明るいので、街をうろうろした。教会の前で結婚式をやっていたので、階段に座り、その光景を見ていた。夜10時くらいなのに結婚式をやるとは、すごい。みんな着飾った人たちで、教会の前はあふれかえっていた。 今回の旅行で、結婚式を4回、お葬式3回くらい出くわした。
私の前に座っていた男の人たちが、私に「ボールペンを貸してくれ。」と頼んできた。(なぜ外国人の私にそんなことスペイン語で頼んでくるんだ!)私は貸してあげたが、そのボールペンのインクの出が悪く、ライターでペン先を暖めていることに気が着いた。人のボールペンを一体何すんのん。私はあわてて、別のボールペンを差し出した。

その男の人たちと少し会話をした。明日はカルモナに行くと言うと、カルモナの説明をしてくれたが、 puebloっていうスペイン語単語の意味がわからずいると、「英語、フランス語何語がいい?」と聞いてくるので、「英語でお願い。」と頼むと彼等が固まってしまって「フランス語でお願い。」と再度頼むとフランス語で説明してくれた。puebloって「村」っていう意味だったのね。なんでこんな簡単な単語思い出せなかったのだろう。ガイドブックにも Los Pueblos Blancos(白い村)特集あったじゃないの。私のフランス語はフランス語圏では絶対役に立たないが他のところに行けば結構役立つ。


セビーリャからのエクスクルーション

カルモナ
9:00発のカルモナ行きのバス(275pts)に乗る。45分で着く。確かにかわいい街だったが、雑誌FIGAROで「スペイン太陽海岸」(94年9月号)特集を組んでいたときに載っていたカルモナのイメージとはずいぶん違った。私が今回の旅行 で、回った白い村の中では、一番観光化されておらず、落ち着いた感じの街だった。街ですれちがったおじさんに「オラ!」と声をかけられた。暇そうに座っていた老人にカメラをもって行って、写真をとってくれるようお願いするが、「わからない」と言って、他の老人に譲る。その老人も遠慮していたが、強引にカメラを押し付け、「aqui(ここ)」とシャッターのボタンのところを示したら、いきなり、構えずして、シャッターを押した。いったい何が撮れているんだか・・・・?もしかしたら、カメラを見たことないとか・・・・?そんな雰囲気だった。確かにここには50年前の時間が流れていた。

12:00発 セビーリヤ行きのバス(295pts)でいろいろなところを通って帰ったので1時間5分かかった。 Alcala del Rioという街はちょっと寄ってみたい気がした。

イタリカ
イタリカの行きのバス(95pts)は、Pl. de Armasのバスターミナルから出発する。紀元前206年ローマ帝国の植民地としてつくられたものであるが、日差しがきつい中、木陰も少なく、この遺跡を観光するのは、大変だった。1時間もあれば見れるし、それ以上いたら、脱水症状を起してしまうよ。劇場跡などがあるが、遺跡はかなり傷んでおり、イタリアを観光したことのある人には物足りないかも。

夕食は、セビーリヤにもどり、8時すぎまで時間をつぶしてレストランに入ったが、ひとりっきりだった。 スペインのレストランは10時くらいにならないと混まない。950ptsの定食を頼む。1皿目はガスパチョを選ぶ。かなりの量があり半分以上残してしまった。二皿目は、パエリアこれもかなりの量。デザートはすいかだった。
街をぶらぶらしているとまた、結婚式に出くわした。それもカテドラルでの結婚式とは?すごい。



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