■ヘプ
チェコの西端、ドイツの国境近くに位置するヘプ。荷物を駅に預け（5Ft)、さっそく街に向かった歩いて行った。イジボ・ズ・ポデェブラド王広場を取り囲むかわいい建物が、この街の見所。シュパリーチェクと呼ばれる建物は、ゴシック様式で建てられたもので、今はお土産屋さんになっていた。建物はかなり傾いていた。

月曜日だったので、ヘプ城は閉まっているかもと思って行ってみると、開いていた。廃墟になっていて、特に見るものはない。敷地内には大砲が数台展示されていた。

■カルロヴィ・ヴァリ
国内外各地から観光客が訪れる温泉地というだけあって、豪華なホテルが立ち並び、これが中欧か思うほど、華やかでびっくりした。でも観光客は年輩の人ばかり。ドイツ人観光客が多いみたいだけど、イスラムの人やロシアからの観光客も多いみたいだった。土産物屋には、ロシア語の標記など結構あった。有名ブランド店があるわけではないが、毛皮が売っていたり、貴金属店を扱っている店が多かった。カルロヴィ・ヴァリは浸かる温泉より温泉の飲料が有名なので、お土産屋さんには温泉水を飲むためのカップが売られていた。スパ・ワッフルを食べてみた。７種類くらいあり、アーモンド入りバニラを選んだ。入れ物から取り出し、焼いてくれた。風月堂のゴーフルのような大きさと雰囲気。温泉水を飲みながら、パリパリ食べるのが、この温泉地の楽しみ方だ。

左の写真から、サドヴァー・コロナーダ、ムリーンスカー・コロナーダ、トルジニー・コロナーダ。コロナーダというのは、温泉水を飲みながら散策できるように造られたホール。建物が凄いんですが、温泉水の水はちょろちょろしか出ていないところがあるので、朝から長蛇の列だったりする。

テルマルの温泉プールで浸かろうと思って高台のプールの入口まで行ったが、情緒もない普通の市民プール風だったので入るのは、やめておいた。しかし、ここからの街の眺めは、ケーブルカーで上がった丘からの眺めより街全体が見渡せなかなかいい。夕食は川沿いのレストランでご飯を食べた。カルロヴィ・ヴァリのミネラル・ウォター "MATTONI"を頼むのもいいだろう。その後、聖ペテロ聖パウロ教会を見に行った。近辺の住宅地？別荘地は美しい建物も多く、夕方に散策している人たちを多く見かけた。

スパ施設のザーメツケー・ラーズニェに行った。919Kčで、施設利用1時間＋1プログラム。ちょっと高いですね。プールは雰囲気があるが、思ったより小さかった。朝一番に入ったので、客は私だけだったので、泳ぎ放題だったけど。

■マリアーンスケー・ラーズニェ
チェコで、２番目の温泉保養地。ここには、宿泊する予定だったけど、インフォメーションに行って、安いホテルを紹介して欲しいとお願いしたら、ホテルリストを渡されただけ。「住所を見ても、どのあたり検討が着かないから選んでほしい」と頼んでも選んでもらえず・・・。ここで泊まるのは諦めました。カルロヴィ・ヴァリよりは観光客はかなり少なかったです。

下の写真は、ラーゼニュースカー・コロナーダ。クロス源泉のパビリオンでは、自分用の温泉用コップを預けておく棚（左）がありました。ネオバロック様式での建物はきれい。スパ・ワッフルを売るお土産物屋さんやカフェがある

本当は、スパホテル ノヴェー・ラズニェでミネラル風呂とかに入りたかったんだけど、泊まることを諦めたので、それも諦めた。代わりにホテルのカフェでケーキを食べて過ごした。