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●ビタミンC 御存知のようにビタミンCは私達の体になくてはならないものです。しかも体内で生成することができませんから常に取り入れる心要があります。 みかんの中にはビタミンCが豊富に含まれていますから、風邪などに対する抵抗カを増し加えることができます。 ●クエン酸 これが多いと酸っぱいといって嫌われますが、反面、非常に体に良い成分です。 酢健康法と言われるものがあるように、酢は体内でアルカリ性に変わり、病気に対する抵抗カを増進させガンなどにかかり難くします。 血液をきれいにし、栄養の吸収力を高めるそうです。身体の抵抗力を増し加え、疲労回復の効果もあります。 ●食物繊維(ダイエタリーファイバー) 食生活が肉食化し、野菜を少ししか食べない人に腸ガンが増えています。そのため、食物繊維の効用が声高に叫ばれるようになってきました。 食物繊維は腸の働きを活発にし、腸ガンを防ぎ、腸毒を除去しますから、美容と健康になくてはならない成分と言えます。 また、胃での消化吸収を遅らせることによって、糖尿病の原因となるインシュリン不足をカバーします。みかんをよく食べる人に糖尿病にかかる人が少ないことが明らかになりましたが、これもその一因かもしれません。また腸内の毒素を除去しますので、静脈瘤などの病気も防ぐそうです。 野菜と果物を多くとることによって美容と健康に資することが、この面でも実証されました。 ●「冬場の大敵 風邪 インフルエンザの撃退法」 風邪やインフルエンザは冬季に猛威を振るいます。 どうしてでしょうか。寒さもありますが、冬場の乾燥が一つの原因となっています。 なぜ乾燥が風邪やインフルエンザの原因になるのでしょうか。?? 体の中にウイルスや細菌が侵入したとき、細胞内へ侵入するのを防いでくれる大切な防御システムが、線毛細胞です。 ところが乾燥すると線毛細胞の働きが低下し、ウイルスが体内に侵入してしまうのです。 解決策は 水分補給 しかし冬場に水を飲むのは体を冷やしてしまいます。 そこでお勧めするのがミカンです。 ミカンは水分補給とともに 天然のビタミンCを補給します。 ご存じのように 天然のビタミンCは風邪の予防に最適です。 人工合成されたビタミンCは効果がないそうです。逆にとりすぎは危険という報告もあります。 しかし 天然のビタミンCは安心です。 取り過ぎの害はなく、逆に抗酸化作用があり、ウィルスも撃退してくれます。 この面でもフルーツの効用が明らかになりました。 参考 http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20140108/index.html 参考 http://www.ksi-net.com/acerola/top/0205/110219ksi.htm ●かんきつにガン抑制効果 98/5/14 日本農業新聞記事より 柑橘の機能性成分の研究を進めている農水省果樹試験場、京都府立医科大学などのグループは、かんきつの中で特に温州みかんに多量に含まれるβ−クリプトキサンチンと、夏ミカン、ハッサク、ユズなどの果皮に多く含まれるオーラプテンという二つの成分に、強い発ガン抑制効果があることを世界ではじめて明らかにしたと、13日に発表した。 合わせて、β−クリプトキサンチンの含有量の高いかんきつの育成や、この成分を合成する遺伝子の単離、効率的な分離、調整などにも成功しており、同試では「健康食品などへの応用も考えられる。かんきつの消費拡大の一助になれば」と話している。 試験では、β−クリプトキサンチンはニンジンなどに含まれ発ガン抑制効果のあるといわれているβ−カロチンに比べ、5倍の発ガン抑制効果があった。また、マウス皮膚腫瘍の発生抑制を見た試験でも、対照区に比べて明らかに腫瘍の発生を抑えた。 同医大の西野輔翼教授は「温州みかんに限って1個に1から2ミリグラムとたっぷり含まれている。1日2個ぐらい食べれば、発ガン抑制効果がある」という。 2000/10 JAありだ広報誌より編集 ●ヘスペリジン 近畿大学薬学部の久保教授は、昔からみかんを風呂の中に入れると、肌が滑らかになり、かゆみが消えたなどという言い伝えから、何が作用しているか調べはじめ、その結果、みかんの中にヘスペリジンという物質が含まれていることを突き止めました。 このヘスペリジンはアトピー性皮膚炎、ぜん息、じんましんなどのアレルギーに効果が非常に高いことが分かりました。 特に成分がよく含まれている「摘果みかん」を、輪切りにして天日で乾燥し、煎じてお茶代わりにしたり、入浴剤として使っても良いそうです。 ヘスペリジンはこのほかにも、毛細血管の強化、血圧上昇抑制、コレステロール低下作用、血中中性脂肪の分解、大腸ガン予防作用などの健康効果があり、血管そのものを丈夫にする働きがあります。 ヘスペリジンの含有量は、袋では果肉の50倍、スジでは果肉の300倍も含まれているそうですから、袋をきれいにしてみかんを食べるよりも、そのまま食べる方が健康に良いといえます。 摘果ミカンを使った健康食品も販売されています。 その記事が朝日新聞に掲載されました。 ●シネフリン みかんに多く含まれ、他の果物にはあまりありません。 風邪に有効な成分で、気管支の筋をゆるめる作用があり、のどに関係した風邪に効果があるそうです。 ●ビタミンP 毛細血管を保護し、血管の老化を防ぎ、脳卒中などの発生や再発を防止します。 ●フラボノイド(ポリフェノール) ワインの中に多く含まれているポリフェノールの類似物質がみかんにも含まれています。 成人病の予防効果があり、注目されています。 みかんに含まれる成分と機能
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