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YIC京都工科専門学校withオーテック鈴鹿

2007 世界耐久選手権シリーズ第3戦 鈴鹿8時間耐久 第30回大会

 2007は京都科学技術専門学校(KITS)の経営母体が変わり、京都中央工科専門学校(YIC)に名称変更、タイアップ4年目に突入。
第1ライダー:大内田選手、第2ライダーは八木選手、檜垣選手は補欠登録ということになりました。マシンはHONDA 06モデルのCBR1000RR。
2006年の五百部師匠チームのJSB出口号ベース(ところが・・・、予選後のフリー走行でフレーム大破、終了、Tカーはほとんどストック車両)。

8時間耐久チーム
マシン カテゴリー 第1ライダー 第2ライダー 補欠登録ライダー エントリー
ホンダCBR1000RR'06  NO.66 JSB 大内田 実(41) 八木 清貴(--) 桧垣 誠(36) YIC京都withオーテック鈴鹿

 2007は4時間耐久もup。実は昨年もかかわっていたのですが、upするほどのネタでもなかったのですが、今年は・・・。

4時間耐久チーム
マシン カテゴリー 第1ライダー 第2ライダー 補欠登録ライダー エントリー
ホンダCBR600RR'06  NO.26 ST600 桐井 有希(34) 筒井 伸(29) ---- ----(--) CLUB モトラボEJ with 鞍馬サンド

リザルト
   8時間耐久チーム    4時間耐久チーム
 <予選> 37位 ( 2'14.478 )  <予選> 4位 ( 4'43.352 = 2'20.712 + 2'22.640 )
 <決勝> リタイヤ( 75周 3:10'04.154 )  <決勝> 8位 (ST600R 2位) ( 97周 4:02'32.957 R 2'20.603 )

8時間耐久チーム
【前説】2007/6/10 “Road to 8hours”鈴鹿300q耐久ロードレース
  経費節約のため、エントリーせず、だって。
  KITSの経営母体が替わり、新学校でメインスポンサー継続なのだが、決済降りた時期が遅杉で・・・。
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 おまけに檜垣くん、subへ降格。昨年は寄る年波を感じさせていたからなぁ。しかい、ステダンなしのバイクだった訳でもあるのだが・・・。
 普段、競技用のバイクをもってない、一切乗っていないのは、チト問題ではある。 

4時間耐久チーム
【前説】2007/6/10 鈴鹿サンデーロードレース 第3戦 20Lapsロードレース
 上記の事情により、自分は鈴鹿入りしなかったのではあるが、なんとノービスのほうが優勝してしまった。
 昨年とは違い、ライダー交代はなし、最低1回の給油義務づけという規則のレース。
 
 予選はハーフウエットを部分に残すドライで、
  桐井 5番手 / 筒井 27番手
 決勝はドライ
  桐井 優勝 / 筒井 14位
 
 桐井はスタートの数周でトップに立つと、少しづつ2位以下を離して最後は10秒差をつけた。頭一つ抜き出たレース。桐井も悪いスタート位置からなんとか順位を上げた。
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 と、いうことらしい。決勝日、スタート時刻直後、エジ監督から電話かかってきて、「いつピットにいれたらイイすか?」 やや動揺。トップに立って後続を引き離し始めたのだという。
 こうゆうときは早めが良い。周回遅れのでない内はもったいないが、10周過ぎから、残り5周前後がよいかな。気を落ち着かせ、集中し直す時間も考慮する。
 
 で、この二人ややタイム差あるものの、4時間耐久で上位を狙えるのはいうまでもない。スタートの桐井でどれだけマージンを作れるかが、キーポイント。 

【本題】8耐ウィーク【梅雨明け】
<4時間予選>2007/7/27 金曜 dry
 NO.26 CLUB モトラボEJ with 鞍馬サンド
    ◎桐井 有希 2'20.712 B組第1 2位 /  筒井 伸 2'22.640 B組第2 4位
       B組 2位、AB総合 4位で予選通過
      ※予選通過ボーダーは( 5'12.131 = 2'34.063 + 2'38.068 )
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 予選時間は、第2の筒井のほうが朝一で気温が低めで条件がよい。まずまず目標達成。桐井は19秒台狙いだが、到達できず。
 グリッドは合計タイム。上位につけていれば問題ない。

 このチームのターゲットはズバリ  優勝!
 最低でも表彰台という、近年にない状態。
 予選終了後、上位チームに「波乱が無い」と仮定した単純シュミレーションを行ってみると・・・

 1位 NO.19 (DL) moriwaki -------------
 2位 NO.88 (BS) sakurai       13秒差
 3位 NO.49 (BS) m-tech        -------------13秒差
 4位 NO.26 (DL) motolab              ------6秒差
 5位 NO.41 (DL) 角力斗雲                 --------------------------------------------45秒差
 6位 NO.6 (BS) DOG HOUSE                                       -----5秒差

 4時間後にたったこれしか差がつかない。しかし、問題はタイヤの性能。DLは4時間も性能を維持できない。
 タイヤの耐久性能から「NO.19」は、「NO.88」に逆の順位になるだろう。「NO.6」は要注意、「NO.41」は気にしなくてイイ、と桐井と筒井の意見。
 BSの2チームにはどうすれば対抗できるだろうか。「波乱が無い」4耐はあり得ない。
  せめてDLの頭を取る。moriwakiと同じ作戦では、moriwakiに勝てないだろう。
 耐久性能の低いタイヤは、初期を酷使せず、「温存作戦」をとっても、いつかは「タレ」てしまう。
 その時点でのグリップ程度に応じた走行をするのが、無駄がない。
 ペースを押さえ、けん制しあう状況には関与しないで、自分らがレースペースを作り出す方針に決定。
 ノービスとはいえ、二人ともベテラン。ライダーの状況判断に任せることになった。
 あとは、どこまでタイヤがもってくれるか・・・。
左:選手紹介  中:スタート進行待機中  右:いよいよコースイン、1周してグリッドへ ※要クイックタイムムービーいんすこ
<4時間決勝>2007/7/28 土曜 dry
 8:30 桐井スタート
 1週目は5位、3週目にトップに立ち、後続を引き離し始めた。6/10の再現。
 moriwaki,sakuraiはついてこない。温存作戦である。
 49はついてきた。思うように差が広がらない。最大で10数秒差が交代直前では4秒差に。
 21週でピットイン、このときピットロードで前が詰まり、49が背後について、交代後先にピットアウしたのは49。
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 22週目筒井は2位をキープ。1位との差はだんだんと開いていく。交代直前では22秒差に広がっってしまった。
 38周でピットイン。
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 39週目桐井ピットアウト。1位との差は約24秒、3位ともほぼ同じ約24秒の間隔で膠着状態が続く。
 58週目、ピットインのサインボードを準備していたが、帰ってこない・・・。転倒。
 トップチームの中で、最初に脱落してしまった。損傷は軽いが、インラップと修復作業で2分30秒を失った。
 表彰台はもうない。
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 59週目筒井コースイン。12位。安全マージンたっぷり走行でよい。
 49も転倒して脱落。70週目に10位。
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 77週目桐井ピットアウト。周囲の最後の交代が落ち着くころには11位。目標を失い、タイムが低い。
 サインボードに順位を復活させるると、ペースが上がってきた。やがて10位。 89週目は9位に。
 97週目に8位に挽回し、ゴール。ST600Rクラス2位、総合8位
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 BSの優位は歴然だった。「NO.88」は最後の回でもさほどタイムが落ちていない。
 4耐らしく、最後に波乱が待っていた。最終ラップの最後のシケインで1位と2位が接触転倒。
 3位は、1位、2位が再スタートする前に向き去ることができず、順位変動なし。
 ピットのスタッフはこのことの意味を理解していなかったようだが、自分は正確な計算をする前に大体気づいていた。
 うちが転がってなけりゃ、1位2位の転倒の間に、トップに立っていたかもと・・・。
 
 [4時間後の実際の差]
 1位 NO.6 (BS) DOG HOUSE---------
 2位 NO.88 (BS) sakurai     9秒差
 3位 NO.19 (DL) moriwak      -1.5秒差
 4位 NO.97 (??) モトクラッシュ -----------------------------------------------------------------------------------80秒差

 8位だった「NO.26」は97周を[4:02'32.957]。 転倒ロスは転倒周インラップで20秒、修復で2分10秒。次のピットイン時の修復箇所点検で9秒。
 転倒後はタイムを1秒以上落として39周している。最後の1周はさらに5秒落としている。走行的ロスは44秒以上。
 ゴール時刻付近の平均ラップは2分27秒。ロス合計は3分23秒。「NO.26」の推定98周は[4:01'34.957]くらいになる。

 正式結果は以下
    NO. 6は98周[4:01'34.595]
    NO.88は98周[4:01'43.449]
    NO.19は98周[4:01'44.964]

 最後の走行回。3位の「NO.19」は単独走行で、2位との差とを詰めようとはしていない。
 これが、3位単独ではなく、3位争いが熾烈な状態ならタイムアップを強いられることになる。1位2位争いのように。
 「NO.26」が転倒しなかったら、優勝は「NO.19」「No.26」のどちらかになった可能性が高い。
 むろん1位2位が接触したように、3位4位も接触ということも・・・。

 猛暑の中、非常に熱いレースでした。
<8時間予選>2007/7/27 金曜 dry
 NO.66 YIC京都工科専門学校withオーテック鈴鹿
    大内田 実/1回目 *'**.*** 組第1 **位   八木 清貴/1回目 *'**.*** 組第* **位   (sub 檜垣 誠/1回目 *'**.*** 組sub **位
   ◎大内田 実/2回目 *'**.*** 組第1 **位   八木 清貴/2回目 *'**.*** 組第* **位   (sub 檜垣 誠/2回目 *'**.*** 組sub **位
    組 位、AB総合**位で予選通過   ※予選通過ボーダーは2'**.***
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 1回目の大内田、コースインして2週目で14秒台、これでアタック終了、予選通過は間違いない。リスクを負って2〜3位ポジション上げてももあまり意味なし。今年は完走が目標。気温、路面温度の高い午後の回でタイムアップする可能性もほとんど無い。あとは本番に向けてバイク作り。八木選手は大内田号に慣れるのが使命。
<8時間決勝前日>2007/7/28 土曜 dry 酷暑
 スペシャルステージ20台がトップテントライアル10台となってしまい、ハードルがとても高い。まぁ、絶対無理。
 通常は土曜には走行ないのだが、今年はフリー走行が組まれていた。これが元凶の始まり始まり・・・。
 大内田が数周確認したあと、残りは八木選手にできるだけ長く乗っていただく・・・。
 で、1コーナーで他車に絡んで転倒!。八木選手は市内の救急へCT検査へ。大内田号フレーム破損にて終了。
 八木選手はなかなか戻らず、バイクは八木号にすべきか、大内田号のフレーム交換の嘆願書を出すべきか、いろいろ協議している内にだんだんと時間が・・・。

 結局Tカーの八木号を使い、クイック機構は大内田号から移植。作業が始まったのも遅く、学生さんの交代練習が始められたのは24時前後という過酷な状態。
 決勝前のフリー走行でセットアップ。

o-tecにきたキャンギャルの一人はDVDだすって
<8時間決勝>2007/7/29 日曜 dry 酷暑
 昨日とういうか今日はAM3時過ぎに宿着、6時15分出発、正味2時間ほどの睡眠時間。若い頃はなんとかなったが、もう無理。

 11:30 決勝スタート

 スタートは八木選手、23周の予定、スタート直後は最後尾の68位くらい。ペースをつかめてきたかの13週目で他車に絡んで転倒。ダメージが少なくピットに戻らずそのまま予定周をこなす。大内田交代時に転倒修理。24週目からは大内田、淡々と25周走行してピットイン。49週目から八木選手、連続50分以降は人間がお疲れの模様。72週目から大内田へ。と、76週目帰ってこない。スプーン付近でエンジンブロー。リタイヤ。
 停止時刻は14時41分。
 バイクは放置して大内田のみ帰還。
 その後は、車の中で寝ていたので何も知りません。
 通常は岡崎泊だけど、早く東京に帰りたい。しかしながら、帰りそびれ、新幹線は無理な時間に。結局ホンダパーティへ。
 翌日、東京に戻りやすい名古屋駅前のビジネスに泊まった。3日ぶりに熟睡。4400円のビジネス最高!。

カコイイ連中

ジョモはいつもイイね 今年はmotomapが残念

探偵ファイルが混ざってた(驚
とりあえず
2007/8/31 記


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