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京都科学技術専門学校withオーテック鈴鹿

2006 世界耐久選手権シリーズ第3戦 鈴鹿8時間耐久

 2006は京都科学技術専門学校とのタイアップ3年目
第1ライダー:大内田選手、第2ライダー:桧垣選手、カテゴリーはXF-div1、マシンはHONDA 05CBR1000RR。大内田選手、齢40突入!桧垣だってもう35だ!

マシン カテゴリー 第1ライダー 第2ライダー エントリー
ホンダCBR1000RR'05 XX-F div1 大内田 実(40) 桧垣 誠(35) 京都科学技術専門学校withオーテック鈴鹿A

 <予選> 49位 ( 2'16.159 )
 <決勝> 28位 ( 199周 8:03'47.223 ) XX-F div1クラス7位 

<前説>2006/6/10-11 “Road to 8hours”鈴鹿300q耐久ロードレース
 NO.66 京都科学技術専門学校withオーテック鈴鹿
 大内田 実 /桧垣  誠 ホンダ 05 CBR1000RR 予選総合31位 ( 2'15.244 ) 決勝 27位
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 昨年と比べて、あんまり変わらない・・・。2005年末のエリア選手権のJSBでは2'13秒台に入れたので期待していたが、今年のモチベーションはあまり高くない。
 予選で耐久タンク2個の内、1個つぶれて、残1は8耐本番用に使いたくないと大内田大社長。18gタンクじゃ、2回ピットになっちまう。
 大社長に耐久タンク修理作業させて、決勝はなんとか並の成績。・・・水谷さんに負けてる。
 この後の公開テストやホンダ走行会も半分のみ参加。今年は資金難。

<予選>2006/7/28 dry
 NO.66 京都科学技術専門学校withオーテック鈴鹿A
    大内田 実/1回目 2'16.232 B組第1/18位   桧垣  誠/1回目 2'20.863 B組第2/32位   (sub 江島 徹朗/1回目 absent
   ◎大内田 実/2回目 2'16.159 B組第1/18位   桧垣  誠/2回目 2'20.320 B組第2/33位   (sub 江島 徹朗/2回目 2'40.000 B組sub/32位 ※115%不通過
    B組24位、AB総合49位で予選通過   ※予選通過ボーダーは2'17.018(NO.28)
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 予選通過ギリギリ。1秒しかマージンがない。大内田は去年の1.5秒落ち、桧垣は3秒落ち。
 今年はパワーを上げずに、”完走目標で順位を考えない”ということらしい。昨年の転倒三昧で、具材大量消費の散財に陥った結果の反作用。
 subの115%不通過も皮肉が効いている。
<決勝>2006/7/30 dry 酷暑

 交替計画は桧垣23周、大内田25周、桧垣26周、大内田26周、・・・(以後繰り返し)で201周目標。

 自分の交替作戦立案用にWEBサイトが必須、今年はピットでADSL。YahooBBを使おうと思ったが、なんと昨年のSuzukiのサイトがまだ動いていた。(2chで知る)
 7/29にLANケーブルと簡易スイッチハブ購入して接続試験。これがやや不具合。サーキット提供の説明書のとおりではリンクがこないじゃんか。
 光コンバーターのボックス開けて、短いケーブルでもリンクがこない。メディアセンターに近いピットでは使えるらしい。光の状態ですてに電送ロスが激しい模様。
 スイッチ経由だと解決。それでも、スピードサイトで測定すると1Mbbs程度しかでていない。
  <重要なサイト>
 スズキサーキットライブ2(http://8h.suzuki.co.jp/2006/)→クラス順位、前後差の把握。※yahooBBは役立たずです
 気象庁レーダー降水ナウキャスト(http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/)→雨予測

 11:30 桧垣1回目 23周予定 定刻スタート

 桧垣、見事にスタート失敗。順位を大幅に下げた。キルスイッチがオフのままだった・・・orz。
 2周目突入の順位はなんと58位。トップ集団のトラブルとは関わりなく遅いペースで進行。しかし、23周をこなして交替時には37位まで回復。
 ピット作業でリアのみ交換とガス補給

 12:26 大内田1回目 25周予定
 さすが大内田ピットアウト周が速いな。っと思ったらその後全然ペースが上がらない。33位まで上がり、その後1台に抜かれピットイン
 ピット作業でステダンのダンパーを締め上げている。なんと7クリック締め。???
 他は前後タイヤ交換とガス補給。

 大内田大社長、お怒り状態で、鼻水と汗でどろどろもままオイラのところまで来て、
  ”なんで、早めに入れさせて(ピットに)くれなかったですか”
  ストレートでの振れが大きすぎて、”ストレートに右側走ってアピールしてたでしょ、気づかないですか?”
 オイラ
  ”ピットレーンから何も言ってこない、ピットレーンには学生しかいないんだよ”
 ロードレース素人衆しかピットレーンにはいない。ピット作業でさえ初経験の学生主体のチームなんです。
 次回の走行から、玄人を一人ピットレーンに立たせることに変更。
 ステダン?、前タイヤ交換ケチってがフロントがチビってるのが原因か?

 13:26 桧垣2回目 25周予定
 桧垣のストレートの様子もタイムも、特に問題なさそう。ペースは遅めだが安定している。
 (そもそもステダン7クリックも締めたら、切り返せなくなるハズなんだが・・・)ダンパーが逝かれた?しかし、ステダンは新品とのこと。
 33位までもどすが、交替直前にペースがガクンと落ち、37位まで後退。
 ピット作業は前後タイヤ交換、ガス補給。

 14:27 大内田2回目 25周予定
 19秒台で安定していたのは5周だけ、ずるずるペースが落ちる。暑さの厳しい時間帯だとしても想定より2秒程度遅い。
 予定より1周減らして、24周で戻す。34位。

 15:25 桧垣3回目 25周予定
 桧垣の8耐決勝では最も遅いペースになった。ここでも1周減らして24周で戻す。
 ピットイン時にフロントイニシャルを調整しタイムロス30秒程。

 16:26 大内田3回目 25周予定
 やっと、昨年並みのペースに。20秒台に落ちたのは数周のみ。
 ピットイン時にフロントサス調整しタイムロス約60秒。33位。

 17:25 桧垣4回目 25周予定
 3回目よりさらにペースダウン。オイラでも走れそうなタイムに落ちてきた。監督にストレートの様子を見に行ってもらうと完全に伏せていないという。バイクの振れはでていないし、気温も落ちてきている。残る可能性はただ一つ”運転手が終了”。これまでの振れを抑えながらの走行+30半ばにさしかかり+普段全然乗っていない、などが主な要因。
 またまた予定を1周減らす。もう少し減らしてあげたいところだが、ラスト走行でのガソリンがギリギリの計算。ピット作業では、くれぐれも給油ミスの無いように注意勧告。大内田にもガソリンに余裕がないことを告げる。ゴールは確約できるが、パレードラップは厳しいかもしれない。

 18:25 大内田4回目 27周予定
 交替直後は34位。残65分なので、他のチームの多くがこのあとに最後のライダー交替をする。なんとか30位以内に入ってくるのが予想できた。それにしても大内田が楽しそうにペースを上げて走っている。感情の伝達手段はラップタイムのみだが、それだけで十分に伝わってくる。交替直後から18秒台を続けている。18:44の178周目、18:46の179周目に17秒台を連発。もう真っ暗な状態である。19:07、188周目に28位に浮上。19:20まで昼間走行と変わらないペースで走り続けた。
 自分の計算では19:00以降は昼間の3〜5秒落ちということを前提にしてある。ガソリンの残量が非常にヤバイことになる。案の定、予定より2周多い29周してしまうことが確定的になった。

 19:33 ゴール 199周 28位
 チェッカー後のテグナーでガス欠停止。自力で戻ってこれなかった。
 大内田はナイトランを思いっきり楽しみ、この日の最低燃費で走行を続け、ベストラップをだした。

 車両回収後に、「振られ」の原因はステダン交換作業ミスとわかった。ステダンが全く効かない状態で198周した。
 今時のバイクはスゴイもんだともいえるが、朝のフリー走行、サイティングラップで気づいて欲しかったなぁ。
 そうすりゃ、200周は楽にこなしたハズなんだが・・・。

 諸事情により京都科学技術専門学校とのタイアップは今年で最後かもしれない。
 
 (2006/12/8 記録:なんとか年内にレポート更新しますた)

 


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