クラシックの名盤

 吉田秀和さんは私の最も敬愛する評論家です。氏は音楽のみならず絵画の面でも多くの評論を上梓しています。氏は朝日新聞やオーディオの専門誌にしばしばディスクの評を書き、それによって購入したCDで失敗した経験がありません。氏の薦めによって購入したいくつかのCDを中心に、ご紹介したいと思います。
 少し古い本ですが、「音楽の時間*CD25選」を参考に購入したCDが、約10枚あります。

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1 弦楽四重奏曲「アメリカ」ほか

ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第6番へ長調作品96 「アメリカ」(23:51)
スメタナ     弦楽四重奏曲第1番ホ短調 「わが生涯より」(29:20)

ジュリアード弦楽四重奏団
ロバート・マン&アール・カーリス(ヴァイオリン) ラフェエル・ヒリヤー(ヴィオラ) クラウス・アダム(チェロ)

 私の最も好きなCDです。LPと2枚持っています。
CD ディアベリ(アラウ)
2 ディアベッリ変奏曲 ベートーヴェン作曲 (55:36)

クラウディオ・アラウ(ピアノ)

 ベートーヴェンを研究し尽くし、円熱の極に達したアラウだけに、各変奏の明快な特徴づけと、その有機的な結合により、これだけの長大な曲を最後まで飽かすことなく集中して聴かせるのには感嘆のほかありません。
3 ≪狩≫
 モーツァルト 弦楽四重奏曲 第17番 変口長調KV458
         弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調KV421

スメタナ四重奏団

 モーツァルトの曲は管弦楽、オペラ何をとっても心を楽しませてくれますが、この曲もさわやかな狩の雰囲気を伝えてくれます。じっくりと聴きたい2曲です。
4 ピアノ協奏曲 「戴冠式」ほか
W.A.モーツァルト
ピアノ協奏曲第26番 二長調 K.537「戴冠式」
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595

内田光子(ピアノ) ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団

 モーツァルトのピアノ協奏曲で、内田光子さんが、ジェフリー・テイトの指揮するイギリス室内管弦楽団と見事な演奏を聴かせてくれます。
5 ブラームス ヴィオラ・ソナタ第1番ほか

今井信子(ヴィオラ) ロジャー・ヴィクノールズ(ピアノ)

 晩年のブラームスが作曲した二つのヴィオラ・ソナタを、さらに円熟味を増した今井信子がロジャー・ヴィクノールズのピアノ伴奏で演奏します。
6 Transformations

村治佳織(ギター) ドミニク・ミラー(ギター)

 武満徹が編曲した 《ギターのための12の歌》などを、クラシック・ギターで演奏します。

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[Last updated 9/30/2005]