明稜トーク&ジャンプ感想のコーナー
明稜トーク&ジャンプ感想のコーナー




 明稜関係の様々なトークコーナー。
感想は思いっきりネタバレですので、ご注意を。


新しいものほど上にあります



Sunday, 29-Apr-2001 20:37:09 JST
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スポーツの春


 
 この前、唐突に八樹って阪神に欲しいなーと思いました。というわけで、まずは野球。『明稜キャラに似合う球団は?』です。

 さて、まずは八樹の阪神についてですね。
 八樹には似合わなそうですが、あのチームには八樹のような選手が欲しいんですよ!
 ええと、八樹って努力家ですよね。しかもそれがよい努力だと思います。そういう人はぜひ阪神に! 阪神ファンデはない私ですがそう思います。
 努力には何種類かあると思うんですよ。まず弱い人が上を目指してやる努力。ごく普通の努力ですね。そしてできる人がそれをわかった上で『できる上で努力までする俺ってどうよ?』っていうタイプの自己満足努力。
 今の阪神は努力をしないチームなんですが、そのなかでも努力をする人はいます。どうやら「どうよ?」っていう人と、まったく駄目な人が努力をしているらしい(笑) なので、ごく普通の人はますます努力しなくなるんでしょう。だって、「努力したってまったく駄目」なのと「見下すように努力する」のしかやってないんだもん(笑) いや、これはスポーツ新聞の情報による歪んだ見方ですけどね(笑) 
 というわけでここには、八樹をお薦めしますね。
 ほら、八樹って強いんですが、まっとうな努力をするタイプですよね。努力をすればするだけ伸びるし、かといって努力自体に喜びを感じているわけでもない。あくまで目標あっての努力です。
 こういうのが入れば阪神の人たちも変わってくれる気がするんだけどなー。
 あ、だからといって、努力のチーム広島では駄目です。あそこは弱い人が努力をするチームだから。八樹がいってもねぇ…という感じだし、なんか努力のしすぎで肩とか壊しちゃいそうなので。

 さて、梧桐さんですが。いろいろ反論はあるでしょうが、やっぱここは王道である巨人に行って欲しい。巨人に入ってなおかつ巨人を越えて欲しいところです。巨人に入らなきゃ巨人を越えることはできないでしょう。
 でもメジャーに挑戦とかはして欲しくないなー。あまり筋肉番付巨人軍スペシャルとかにもでて欲しくないです。マスコミ受け悪くて評判落としても、結果で勝負というタイプでいてほしい。野球少年と飲んだくれおやじにだけ人気があるような(笑)でも強いから誰も無視できないスーパースター。
 あ、そういえば八樹はメジャーに挑戦してもいい感じです。そういう挑戦ものが似合いそう。阪神でメジャーだからってあの人とだぶらせているわけではありません(笑)

 で、巨人と言えば青木です。その謎の組み合わせはなんだ?と野球ファンじゃない方は思うでしょうが、実は青木みたいなのが巨人では一番人気のでるタイプなんです。
 小兵で笑顔が気弱。動作があたふたしている。このタイプですね。ああ、ギャルがむらがっちゃうよ。
 青木なんかが巨人にいたら、プロ野球アイドル雑誌の売り上げが三倍ぐらいになっちゃうぐらいの人気がでますね。
 でも青木が人気に押しつぶさたり、「青木くん特集」とかを組まれまくるというのもかわいそうなので、ここはぜひヤクルトに。
 青木は野球だったら守備がうまくて小技のきくバッティングができる『つなぎ』タイプかと思いますので、ヤクルトがぴったりでしょう。人気はでるだろうけど、巨人にいて妙な人気になるよりまだましな人気だろうし。

 次は半屋ですが…。この人は駄目なものを消していったほうがいいな。
 まず関西の球団は駄目。妙な誤解をされてトラブルおこしそうです。ファンにやじられて切れたりしたらそこだけクローズアップされそうだし(新聞に一人称「ワイ」で書かれちゃいそうだよ(笑))。
 あと、地道な努力型の球団も向いてません。バント中心の球団とかさ。
 適度に人気があって、適度に荒っぽい球団で…と考えるとダイエーあたりですかね。あそこははえぬきの選手だったら多少やんちゃでもちょっと黒い噂があっても暖かく見守ってくれる良いファンがついているので、半屋にはぴったりでしょう。足で出塁率をかせぐ一番バッターという印象ですね。どうも派手なヒットという印象じゃない(笑)

 嘉神は大きな体をかがめてバントとかして欲しいですね! でも頼れる5番バッターという気もします。
 打順を組むとしたら、一番・半屋、二番・青木、三番・八樹、四番・梧桐、五番・嘉神、六番・クリフ、七番・ミユキ、八番・伊織…という感じですかね。
 おっと話がずれました。嘉神は…どうも印象として体の大きい人は横浜に行く、というのが定番な気がするのですが、やっぱここは素直に横浜かなぁ。今ならバントもしてくれるしね!
 なんとなくミユキちゃんはロッテか日ハムといった印象です。目立たない球団の個性派選手。
 そういえば西武とか中日とかがいませんねー。うーん、中日に幕真さん(ベタな…) 西武は…クロちゃんという感じでもないですねー。恵比須もちがうよなー。うーん、難しいところですね。

 続いてのコーナーは『明稜キャラを競馬馬にたとえると』です。
 多分、競馬も野球も興味がない方が多いでしょうから、まとめてアップしてごまかしちゃえ作戦(笑)

 私は以前、ずぶずぶに競馬にはまっていたので(しかも馬券的にはまっていたのではなく、馬のキャラとかエピソードとか重視(笑))これは得意分野。
 まず、絶対ゆずれないのは梧桐さんがシンボリルドルフ。これですね!
 皇帝というニックネームだけでも梧桐さんっぽいですが、とにかくめちゃくちゃ強い!無敗の三冠馬です。 強すぎて嫌われていたというあたりも梧桐さんっぽい。強い人というのはそれだけで理解を拒むものです(梧桐さんの場合は理解を求めてもないけど(笑))
 実は「年内無敗宣言」を出した後、本当に年内無敗だった現役最強馬テイエムオペラオーが梧桐さんでもいいいかな、と思ったのですが、彼は結構負けてるからなー。それに現役馬は今後キャラが変わることがありえるので、やっぱりルドルフにしましょう。名前がいいし。なんか威張ってるイメージだし(笑)

 さて、梧桐さんが皇帝ルドルフだとしたら八樹はトウカイテイオーで決まりでしょう。この馬は超美形なんですよ! それだけでも八樹ですが、この馬、ルドルフの息子なんですね。で、テイオー自身強かったのですが、どうしても「しょせん父親よりは弱いよねー」みたいな。「でも美形だからいいよねー」みたいな。なんとなく八樹でしょ? なんというか真の実力より顔とかそういうとこが重視されちゃう感じが。
 これで父親を越えようと密かに努力(闇討ちではなく(笑))していたりしたらますます八樹ですね(笑)
 この馬は足が速すぎたため、足を良く壊し、結局父を越えることはできませんでした。なんか戦わずして負けているという印象が強いあたりもなかなか八樹です。どっか精神的な線が細そうなでも太そうなイメージだし。

 さて、半屋ですが。さっきちょっと出したテイエムオペラオーが梧桐だとしたら、メイショウドトウが半屋で決まりでいいですね? いいですねって言っても、残念ながら知らない人が大半だろうけど(笑)
 ええと、ちょっと説明させてもらいます。オペラオーというのは現役最強馬。といっても単に「今だけ強い」馬ではなく、たぶんものすごい強い。もしかしたらルドルフより強い。そんな馬です。普通に強いわけでなく、たぶん精神が強い。「誰にも負けない」という精神を持っている。というわけで梧桐さん。
 こんなぶっちぎりで強い梧桐さんですが、この梧桐さんにいつもほんの少しだけ負けている馬がいるわけです。2.4キロも走っているのに、たった数センチの差で何回も負けていたりする(笑)
 梧桐さんの方がわざとこの馬に合わせているのか、この馬の方が「どうしても梧桐には勝てない」と思いこんでいるのか。なかなかの萌えです(笑)
 オペラオーとの関係以外で強さがよくわからない(一般的な評価は低い。オペラオーとセットでいろんな馬を負かせてるのに)あたりもなかなかそれっぽいです。
 さて、こういう梧桐さんとの関係を抜きにして考えると、半屋って短距離馬っぽいですよね。それも融通の利く短距離馬じゃなくて、ちょっとでも距離が伸びるとへばっちゃうような馬(笑) 1.2キロも1.4キロもかわらないんじゃないかと思うんですが、その200mがめんどくさい、という極端な短距離馬で直線の切れ味が身上のサクラバクシンオーあたりどうでしょう?
 あとね、クロ助ってサンデーサイレンス産駒っぽいですよね。父からの刺客!強いんだけど、その強さは本人の物じゃなくて、父の評価があがるだけだぞ。でも黒っぽくてかっこいい、ってあたり(笑)
 その中でも、「登場が鮮烈で超期待したんだけど、そして本当に強かったんだけど、あっというまにいなくなった父の刺客第一号(しかも黒くてかっこいい)」ということでフジキセキを。あれはいったいなんだったの?っていうあたりが(笑)
 あと嘉神はスーパークリークだと思うんですが、これはかいても面白くなさそうだからパス(笑) (顔が)大きいのと実直そうなイメージからですね。嘉神がスーパークリークなら入院少年が武豊(わかる人にしかわかんないよ(笑))。

 これを書くときふと「オペラオー×ドトウとかのホームページないのかしら?」と思ったのですが、どうもそんな病んでいるのは私だけのようでした(笑)

おいしい本のいただき方


 先日、RDさんとお酒を飲んでいるとき、『嘉神がポエムを書くとしたらどんなポエムか』という話になりました。(←なぜ…?) 嘉神はきっとラブなポエムは書けないだろうから、文学的なポエム(←高村光太郎系)になるだろうと。でもうっかりポエムは書きそうだと、酒を片手にそんなバカ話で盛り上がっていたのでした。
 そこで出てきたのが『明稜キャラはどんな本を読むか』トーク。RDさんに許可をとっての掲載ですが、なんせ酔っぱらいだったので記憶に誤りがあるかもしれません。

くれ:嘉神ってどんな本読むんだろうね?
RD:『蟹工船』でしょう。
くれ:は?(『蟹工船』はプロレタリア文学の代表。文学史で習ったが、それ以上は知らない)
  じゃあ、『暗夜行路』とか?
RD:『破戒』とか。
 ―――そのあとも『キューポラのある街』とか、いわゆるまじめに働いている人たちは美しい系の本が出てきました。
 なんとなく嘉神って古い文学を読んでいそうですよね。しかも地に足が着いている系。恋愛物も読みそうですが、『潮騒』とか『舞姫』が限度で、同じ近代物でも川端とか谷崎には行きそうにないなーという感じです。
 あと『赤毛のアン』とか読んでいそうですよね! そして、アンからイメージした料理とか小物とか作ってくれるとうっとり(←歪んでますね(笑))

 次に八樹です。八樹はあんま小説とか読みそうにないなーという感じなのですが…
くれ:八樹って読むなら多少ミーハー系かな?
RD:『バトルロワイヤル』でしょう。
くれ:あ、それはありそう。
RD:あと近頃文庫に落ちた『FBI心理分析官』とか
くれ:じゃあ『ハンニバル』(←去年ヒットした『羊たちの沈黙』の続編)とか?
RD:そんな感じですね。
 ―――八樹は基本的には剣道系雑誌とか読んでいる少年でいて欲しいですが、だからといって『宮本武蔵』とか読んでそうにはないですね。ラブラブ八樹なら(受けでも攻めでも)『東京ウォーカー』などの情報系をチェックしたりしそうです(笑) 
RD:あと『五体不満足』は読んでますね。
くれ:は?(急になぜ?)
RD:嘉神も読んでるんですよ。で、話が合うんです。
くれ:あー、嘉神は読んでそうだね。
 ―――八樹はなんとなく、嘉神は福祉の観点からまじめに読んでそうですね(笑)

くれ:じゃあ半屋は? 読みそうにないよねー。雑誌かな。『カーセンサー』とか
RD:『東京ウォーカー』でしょう
くれ:えー? 「夜景の見える場所250」とか? そんな半屋嫌だよー
RD:流し読みするんですよ。「ラーメン激戦区」とか。
くれ:あ、ラーメン特集は読みそう。
RD:で、それを見て行ったりはしないんですけど、通りすがりに、雑誌にう出ていた店を見つけちゃったりするんですよ。
 ―――半屋といえば(原作中そういうシーンがないにもかかわらず)、家でどひまなときには写真の多い雑誌をめくってそうな雰囲気です。
  RD:あと週刊誌の連載小説とかはうっかり読んでそうですね。
くれ:えー。あんなの読んでる人いないでしょー。
RD:だから流し読みですよ。なんとなく読んでいる感じで。
くれ:そーいや、RDさん××(←週刊誌連載中の小説)読んでる?
RD:読んでますよ。参考になりますよね。
 ―――実は私も参考になると思って読んでいたのだった(笑)
 意外に週刊誌連載って、読んでいるものなのかもしれませんねぇ。
 半屋には内容とか続きとか楽しみにして欲しくはないけれど、気がつくと目を通しているというのはアリかもしれません。

くれ:じゃ、ミユキちゃんは? あれだよね。今なら『プラトニックセックス』だよね。
RD:流行り物でも『五体不満足』を読んだことがありそうじゃないですよね。
くれ:『ハリー・ポッター』はどうだろう?
RD:どうでしょうねー?
 ―――ミユキは人がミユキなら読んでいるなと思いそうなミーハー本は義務としてきちんと読んでいそうな雰囲気です。『プラトニックセックス』も別に読みたいワケじゃなくて、ホステスさんが話題づくりの義務として読んでいるような感じで読んでそう(笑)
 あ、『バトルロワイヤル』は読んでそうです。八樹と話すかは別として(笑)
 実際は好みがマニアックそうですよね。マイナーミステリ(海外)系とか実は読んでそう。あんまよくわからないジャンルなのでなんとも言えませんが『ストーン・シティ』あたりとか(マイナー系じゃないけど)。
くれ:梧桐さんは?
RD:やっぱ『悪魔大全』とかですかね。
くれ:だよねぇ。あと呪術系。
 ―――意外に梧桐さんとは好みが一致するかも(笑) 私、高い本は買わないのですが、呪術系だとうっかり買っちゃうんですよねぇ。でも私が買うのは日本の伝統呪術(←どんなんだ(笑))なのに対して、梧桐さんは西洋っぽいですね。魔法陣とか。あれ、本には本物のやり方が書いてないというのが定説ですが、梧桐さんはそのパワーで本物のやり方を見破っちゃいそうです(笑) あと、本物が書いてある本をどこからか入手しそう。
 私、中国の符呪妙術全書(←中国語。キョンシーに貼る札のようなものの一覧。その符の使い方も細かく載っているが中国語なので読めない(笑))持ってますが、これ梧桐さんも欲しがりそうだな(笑)

ここで話は変わって読んでいそうなマンガに移りましょう。

RD:半屋は『バカボンド』読んでそうですよね。
くれ:あー!それは読んでそう。
 ―――半屋が読む漫画なんて想像もつかなかった私ですが、確かに『バカボンド』は読んでそうだ。あと取り巻きが毎週ヤンマガとかを読ませてくれそう。モーニングもか。そう考えるとマンガは読んでそうですね。熱心じゃなくても。でもマガジンまでかなー。ジャンプ・サンデーは読んでなさそう。チャンピオンはギリギリかな。
RD:それと『天使禁猟区』とか買ってるんですよ。
くれ:ええーっ!(いくらなんでもそれはないだろうー!)
RD:半屋姉が読んでるんですよ。
くれ:ああ(よかった)。じゃあ、『闇の末裔』とかも?
RD:それはないですね。どっちかっていうと『輝夜姫』
 ―――その区別はなんとなくわかるんだけど、なんでしょうね。でも半屋姉、半屋に買わせそうですね。 『輝夜姫』はまだいいとしても、天使禁猟区はかわいそうだよ…(笑)
くれ:ミユキちゃんは桜沢エリカ系だよねぇ。
 ―――本当は安野モヨコと言いたかったのだが、酔っぱらっていたのだ(笑)
RD:あ、そんな感じですね。
 ―――なんというか少女漫画よんでそうでよんでなさそうな。おしゃれ系少女漫画よんでそうなよんでなさそうな。けっこう醒めたところがあるから微妙ですよね。
 そして梧桐さんは『ドラゴンボール』を読んでそうだとか(筋肉マンも読んでそうだ(笑))話しながら、この話はまた別の明稜話に乗っ取られていき、酒宴は四時間続いたのでした(笑)
初めてのコスプレ!(剣道着の着方つき)


 12月29日は冬コミでした。
 冬コミと言えば、新刊を買う・人とおしゃべりするという楽しみ以外に『コスプレを見る』楽しみがあるわけです。
 私は今回一般参加だったのですが、某さんの制服八樹や某さんの剣道着八樹を楽しみに明稜ゾーンに向かったのです。
 ところが。
 制服八樹の某さんは堪能♪できたのですが、残念ながらもう一人の某さんが剣道着ではありません。がーんとしている私に某さんはいいました。
「風邪で…。一応一式持ってきてるんですけど、くれあさん着てみますか?」
 私は目の前が真っ白になりました。
 おたくとなってもう十年。しかし、コスプレはしたことがありません。学校でコスプレイヤーのファティマスーツを借りたことはあるけど(笑)
 しかしとにかく、手先が不器用な私にはコスプレのチャンスはないだろうと、ずっと思っていたのです。
 これがルフィの麦藁セット(寒いし似合いそうにないしやだ)とかナルトのスキーウェア(身長にあわない)とかだったら速攻断ったと思うのですが、目の前にあるのは剣道着。しかも本物です。ついでに言うなら八樹サイズの男物です。着ただけでネタに使えます! いろんな意味で!!
 というわけで、私は生まれて初めてコミケでコスプレをすることになったのでした。いろんな体験をさせてくれるぜ明稜…。

 コスプレ着替え室は混んでいました。足の踏み場を確保するのも大変でした。そしてそんななか、勢いよく着替えようとして私は気づいたのです。
「着方がわからない…」
 某さんはきちんと教えてくださったのですが、気のはやっていたわたしは「……まいて………このベロを……いれて固定………」ぐらいにしか聞いておらず、「ま、着てみりゃわかるだろ」という感じでした。
 ところが! まず上着はセクシー着物みたいなサイズ(男物のシャツをきちゃってぶかぶかなロリの眼鏡っ娘が着ている男物のシャツぐらいの長さ)なのですが、これを袴の上に出すのか中に入れるのかさえわかりません。
 それなのにそんな上着を羽織ったまま、
「もし受け八樹(しかも中学生)だったら、これはとても食べ頃な格好だろうな…」
 などと考えている私。いや、かなり間抜けなんだけど!
 さて。本当の着方はこの『食べ頃』な上着を着た後に袴をはきます。袴の前身頃を新婚さんが腰に巻くふりふりのエプロンのようにおなかに当てて、エプロンのひものようなものをぐるぐると巻きます。このひもにベロをいれて固定するのですが、私にはまるでわからなかった。
 ベロをいれないまま、とにかくまわりの袴姿のコスプレイヤー(巫女さんとか)を見ながら「とりあえず落ちてこなけりゃいいや」みたいな雑な着方で着たわけです。

 正規の気付の話を続けると、前身頃を身につけた後、後ろ身頃を前身頃より高めに背中に当て、ひもを斜めになるように(前が下、後ろが上の角度)ぐるぐるまいて、前で縛ります。そして、袴の脇の開いた部分から形を整えて終わりです。
 簡単なのにな。まったくわかんなかったんですよ。
 さて。適当に着た剣道着でしたが、せめて姿勢だけは八樹でいたい。身長は無理だとしても(笑) というわけでがんばって姿勢を正しながら明稜スペースに戻りました。
 明稜スペース近辺は外に近く、風が吹き込んできて、剣道着には寒かったです。
 実は明稜スペースに帰るまで私はこの剣道着が八樹サイズで自分にはぶかぶかだということに気づいていませんでした。(だってとにかく着方もめちゃくちゃだったから)
 それを聞いて「ああ××(私のカップリングで八樹に対して受けな人)が八樹の剣道着を着ちゃったら、こんな感じなんですねー」などと、バカな発言をする私。

 なんというかとにかく「私がコスプレで剣道着を着ている!」というより「あんなネタ(受け八樹がどーの)こんなネタ(××が剣道着を…)」が浮かびまくりで、コスプレしているという現実感がありませんでした(笑)
 この剣道着のまま元ジャンルに買いにいったら、十年買い続けているサークルの書き手さんと初めて会話してしまいました。剣道着に興味があったらしいです。なんか少し嬉しかったです。さすがに15年近く一つのジャンルにいる方に明稜の宣伝はできませんでしたが(笑)

 私は八樹ファンとして、どうしても「めちゃくちゃな着方」であることに耐えられず、某さんに気付けをなおしていただきました。よかったよかった。そのあたりでぼけた萌え発言を連発し、人に見せるより自分で満足しまくって、初めてのコスプレは終わりました。
 ご迷惑をかけた方々、すいませんでした。そしてありがとうございました。
 冬コミ後は明稜な人々との熱いトークをたっぷりとし、しかも次の日も続けて明稜トーク♪ のどが枯れました(笑)

 やっぱコミケはいいですね♪

お似合い行事一巡り(仮)


 ふつう同人をやっている場合、『クリスマスネタ』というのはとても書きやすいものです。
 ラブラブカップルがさらに盛り上がるクリスマス。つきあい始めて間もないカップルのクリスマス…などなどネタはつきません。幸せなクリスマスネタは読んでいる方も幸せになりますよね? 
 ところが。
 なんか明稜だと『クリスマス』って行事が似合わないカップリングが結構あるんですよ(笑)
 そんなカップリングには一体どんな行事が似合うのか。
 ごちゃごちゃ書いていても伝わらないと思うので、さっさと実地検証に移りましょう。

梧半
 ……これだよ。
 実は元々『なんで梧半にはクリスマスが似合わないんでしょうねー』という話がこのトークの元なのですが。
 これがさー、全然似合わないんだよ(笑)
 そりゃあカップリングである以上、やろうと思えばクリスマスはできる。できるんだが…なんか違うんだよねぇ。
 子供のようにはしゃぐ梧桐さんと、仕方なくそれにつきあう半屋さんのクリスマス、っていうのがぎりぎりですか? イルミネーションを見たあとでシャンパンで乾杯とかになると完全に許容量を超えてますね?(いや、作家さんの腕によっては相当面白いのができるだろうけど(笑))
 さて、こんな方々に似合う行事といったらなんでしょう?
 何回か読んだことあるのですが、やっぱ『お彼岸』と『お正月』ですね。
 カップリングでお彼岸とお正月が似合う、というのも珍しいので、なぜなのか考えてみましょう。
 これってたぶん、『身内意識』なんじゃないかな、と思います。
 お彼岸もお正月も家族と過ごすのが本来の姿でしょう。逆にクリスマスはあんまそうじゃない
 身内じゃない半屋さんを、なにも言わずに勝手に身内扱いしているような(笑)そのあたりに、行事梧半らしさがあるような気がしますねー。

 ひっくり替えして半梧。
 ここもクリスマスはあまり似合いませんね。
 フリーター半屋がクリスマスのケーキを売る羽目になって、なんとなく梧桐に買ってしまう、なんていうのはなかなかナイスな展開かと思いますが、バリバリなクリスマスではありませんね(笑)
 ここも梧半と同じでお彼岸と正月でもいいような気がしますが、梧桐さんの強引さ加減が(逆カプなだけに)微妙に異なるような印象です。だから、無理矢理お正月に引きずり込む、っていうのも少し違う気がする。
 やっぱ半梧の良さといえば、みんなからモテモテの梧桐さんを手に入れているくせにそのことにちっとも気づいていない半屋(←個人的な趣味かも(笑))なような気がするので、ここはベタにバレンタインを推しておきます。
 もうすぐバレンタイン。世の浮かれようを見て「もし梧桐からチョコをもらったら…」などと妄想してしまうが、「んなワケねーって」と自分の妄想を瞬時に打ち消す半屋。
 しかしそのころ、受けとしての責任(謎)を感じている梧桐はチョコレートづくりの特訓中だった…。
 なんてどうよ?!!!!
 ―――どう、と言われてもみなさんお困りでしょうが(笑)
 半梧オリエンテッドの方にはどうかわかりませんが、これは結構萌えだなぁ、と私は思います(笑)

 さて、話は変わって梧桐受つながりで八梧。
 ここは別にクリスマスが行けない、ってことはなさそうですが、なんかしんみりとクリスマス本来の精神に乗っ取った(←?)クリスマスになりそうで、いまいちカップリングとしてのクリスマスらしさに欠ける感じです。
 だいたい八梧ってしんみりした行事だと、すぐしんみりしちゃいそうなんですよねー。
 しかし考えてみるとしんみりしていない行事というのは少ないのであった(笑)
 花火でもしんみり。盆や正月も当然しんみりを含んでいます。
 うーん。体育の日とか? あれってなんか行事があったっけ? あ、東京タワーを徒歩で登れるんだよ、たしか。
 梧桐さんそういうの好きそうですね。で、八梧でそこまで八樹を引っ張っていける梧桐さんだったら、なんの憂いもなく幸せでしょうが、八梧でそこまで吹っ切れるのも何かとおもうので(笑) 
 うーん、何かないかなぁ。いっそしんみり系まっただなかで『母の日』とかどうでしょう?
 原作上、梧桐さんはお母さんがいなそうで、八樹はお母さんとあまりうまく行ってなさそう(少なくともあんないじめに気づかない程度には)なわけで、そんな二人の母の日。
 梧桐さんは白いカーネーションを持ってお母さんに会いに行くわけですが、八樹はカーネーションなんて買ったことないわけです。で、梧桐さんの白いカーネーションを見て色々考え、生まれて初めて赤いカーネーションを買ってみるとか。ベタですが、いい感じの雰囲気にはなりそう。でもカップリング話か?これ(笑)

 さて話は変わって、イベント系といえば不良&かわいこちゃんカップル、半速もはずせません。
 ここは不良&かわいこちゃんの精神を外さなければ結構いい感じにイベントを過ごせそうな気がしますね。
 たとえばクリスマス。
 街はクリスマス一色。そんなとき、青木に似合いそうなものを見つけてしまい、「ガラじゃねーな」と照れる半屋。一方、青木はクリスマスを半屋と過ごしたいのだけれど、「半屋さんそういうの苦手だろうな…」と言い出せない…とか!
 それ、さっきのバレンタインネタと似てない?とのつっこみは不可(笑) 違いはバレンタインに持っていくとよく出るでしょう。
 バレンタインだったらね、半屋、チョコもらえると何の疑いもなく思ってそうなんだよ、この場合(笑) そして何の疑いもなく渡しそうなんだよ(笑)
 ホモとして(←おい)それもどうよ?と思うので、やっぱクリスマスを推しますね♪



 さて。続きです。
 たまたま見た方は知っているでしょうが、実は私、八半用に考えていたネタを忘れ果ててしまったのです。ネタは移ろいやすいもの。こまめに保存して置かなくてはいけません(笑)
 というわけで八半ですが、一回忘れたネタが気になって、まともな物が書けません。ここはいっそぶちきれてみましょう。

 八半と言えば明稜業界の中でも出来上がり度が高いカップリング。
 なので、ここはぶちきれついでにの行事で行きましょう。なかきよね、なかきよ(←まだ照れがあるらしい(笑))。
 我が家ではなかきよをやらないので、よくわからないのですが、あれ、やっている家多いという噂ですね。
 八半の半屋って、なんかそういう行事を家でやってそうなんですよね。あんまお盆とかやってそうにないんですけど、なかきよとか、節分の時に恵方に向かって太巻きを食べるとか、その手の行事は無理矢理やらされてそう。そして、それに疑いを抱いていなそう。
 なかきよというのは私も名前と正式なやりかたを去年知った行事ですので一応説明しておきますが(私以外全員知っていたらヤだな(笑))、初夢を見るために七福神の宝船を書いた紙を枕の下に敷いておく、というやつですね。
 なんでもそのときに「なかきよの〜」とかいう歌を詠むらしい。ま、家族の間で密かに(?)行う行事でしょう(節分の太巻きもそうですね。私は関西の人間ではないので、最近ようやくこの行事の存在を知りました)
 その行事とできあがっていることとなんの関係が?と思う方もいらっしゃるでしょうが…

 八半でできあがっている二人(同棲中。姉はそれに気づいているが、半屋は姉に気づかれていることを知らない)。
 正月に家に帰った半屋は姉から毎年の恒例行事である枕の下に敷く用の七福神の紙を、八樹の分も含めて二枚押しつけられます(あるいみ嫌がらせだ(笑))
 半屋は「なかきよ」の歌はよみたくないのですが、それを敷いて寝るのは当たり前だと思っているので、その紙を八樹に突き出します。ところが八樹はそんな行事を聞いたこともない。(このあたり、八半の醍醐味ですね。実は家族に大事にされている半屋と、大事にされてないんだけど、家族なんてどうでもいい八樹、とか)
 せっかく半屋が自分にくれたので、枕の下にその紙を敷いてから一言。
「でも、今日って××めの日でしょ、この紙破れちゃうかもね」(←最悪…)
 こんなことを言った日にはブチ切れられて、無事に「××め」を迎えられそうにないですね(笑)
 同人界ではときどき「××め」ネタを見かけますが、明稜界で一番その行事(なのか…?)が似合うのは八半ということで。あれは、出来上がりまくりという状況が必要なネタですからね(笑)

さて、実は続きでクリ半でイースターを書こうと思っていたのですが、今日の更新にはテーマを持たせてあるため、とりあえずここまでです。どーしよーもないテーマですけどね(笑)  
 


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