第1回:なぜ太っているのか?(1999.11.28)
第2回:ダイエットの敵<リバ王の場合>(1999.12.6)
第3回:ダイエットと健康(1999.12.15)
第4回:ダイエットとクリスマス(1999.12.23)
第5回:ダイエットとスポーツ<ウインタースポーツ編>(2000.1.11)
第6回:ダイエットブルーの恐怖(2000.1.20)
第7回:失敗のメカニズム(2000.1.28)
第8回:DP弐千(2000.2.6)
第9回:続けるということ(2000.2.17)



第3回:ダイエットと健康
よいよ寒さも厳しくなり、街は冬本番を迎えようとしています。私リバ王は先日、寒さのせいか風邪を患い、 いつの間にか再発していた高血圧との合わせ技で一本を取られ、病の床についてしまいました。それもあって今回のテーマはダイエット と健康について考ていきたいと思います。

ずはじめに考えてみたいのは太っているというのは、本当にいけない事なのでしょうか? こと健康に関して言えば答えは「イエス」です。これが容姿に関してならば世の中には「デブ専」といわれる方々が存在するらしい (会ってみたい!)ので、一概には否定できませんが・・

太っていると体の動きが鈍くなり、疲れやすくなります。余分な脂肪組織もしっかり養わなければならないため、心臓にも大きな負担が かかり、動悸や息切れ、めまいなどの症状があらわれてきます。私が1番太っていた125kgの時は、脂肪率がナント49%もありま した。(これでは脂肪が呼吸をして、脂肪が飯を食って、脂肪が私として生活していたような・・・)
この時期はコンビニ迄のわずかな距離でも息を切らしていました。きっと心臓は悲鳴をあげていたのでしょう。

にかく健康に悪い以上、長生きしたければダイエットをしなければならない訳ですが、 そのダイエットもやり方を間違えると逆に寿命を縮めかねません。とくに私のように極端なダイエットを繰り返すというのは 最悪な例といえるでしょう。

は、ここで「健康的なダイエット」の条件をリバ王なりに3点ほど定義してみます。
  1. 食事は多品種かつバランスを考えて摂る
  2. 簡単な筋トレを取り入れる。
  3. 月に4kg以上の減量をしない。

食を続ければ人は確実に痩せるでしょうが、やがて肌はボロボロになり、顔色は常に悪い状態になるでしょう。 これは肌を健康に保つためのビタミンが人間の体では生成されない為におこります。今の例は肌に関してですが人間の各機関は いろいろな栄養素によって成り立ってますので、偏った食事は不健康への近道と言えます。特にダイエット中は抵抗力が弱り 風邪をひきやすくなったりしますのでバランスの取れた食事は必須です。

番目の筋トレと聞いて「筋トレなんてうぜーなぁー」と思った方も多いと思いますが、健康的なダイエットにはこれが非常に 重要なのです。筋肉で引き締まった身体(ムキムキマッチョもどうかと思いますが・・)は見た目も良いですが、 さらに筋肉は黙っていてもエネルギーを消費してくれるので、「ダイエットしても太りにくい身体」を作るには 必要不可欠な細胞組織なのです。腹筋を縦横に割って鏡の中の自分にウットリなんてどーです?
私?私は横に割れてます・・・ぜい肉で3段にね・・・・

後のダイエットのペースに関してですが、これは健康的なダイエットという点において一番大事な要素と 言っても過言ではないでしょう。一般的に同じダイエットでも、短期間で行なったダイエットは短期間で元に戻りやすく、長期間かけて 行なったダイエットは元に戻りにくいといわれます。私の経験とデータから言うと、この説は真実のようです。 ちなみにリバ王の減量記録は1ヵ月で16kgです。これがどれだけの時間で「水の泡」と消えたかは聞かないで下さい(ToT)・・・

康な時には、健康でいられる事がどれだけ大切かという事には中々気付かないものです。 皆様は、この何度も何度もリバウンドを繰り返し全く健康の大切さに気付かないリバ王を反面教師にして、節度ある生活し、健康な 老後をおむかえください。
それでは次回までさようなら。