第1回:なぜ太っているのか?(1999.11.28)
第2回:ダイエットの敵<リバ王の場合>(1999.12.6)
第3回:ダイエットと健康(1999.12.15)
第4回:ダイエットとクリスマス(1999.12.23)

第5回:ダイエットとスポーツ<ウインタースポーツ編>(2000.1.11)
第6回:ダイエットブルーの恐怖(2000.1.20)
第7回:失敗のメカニズム(2000.1.28)
第8回:DP弐千(2000.2.6)
第9回:続けるということ(2000.2.17)



第1回:何故太っているのか?
イエットについて考えるこのコーナー。第1回のテーマはリバウンドキングの ページにふさわしく「なぜ太ったのか?」について考えます。
私は小さい頃から人より太っていました。そしてご存知のとおり現在も太ってい ます。
何故太るのかを冷静に考えてみると主に3つの原因が挙げられます。
・遺伝
家族の男は皆デブ
・ 早食い
こうなってしまった理由は、私には弟が2人いて(男3人兄弟)他の2人より たくさん食べるには、とにかく速く食べておかわりをする!というのが基本 でした。おかげでカレーライスを1杯20秒で食べるおっさんになってしまい ました。
・ 油好き
特に私の場合は極度の油好きで、焼肉 の時に使う、油ひき用の脂身を、 その役目を終えたとたん口に放り込んで成仏させてました。(実話)
この他にも細かい事を挙げていけばきりが無いのですがとにかくこれで私がかなり デブる素質?に恵まれている事がおわかり頂けた事と思います。
次にこれらが何故いけないかを考えていきましょう。

伝は自分の力ではどうも出来ない一族の歴史ですので避けようがないファクターです。

の早食いが何故いけないか、これは人間の脳のメカニズムに起因します。
人間がおなかがすいたり、いっぱいになったりという感じは脳の中にある摂食中枢と 満腹中枢によってコントロールされています。この2つの中枢は、主に血糖値に 左右され、血糖値が高くなれば満腹中枢が働いて空腹感がおさまり、逆に血糖値が 低くなれば摂食中枢が働いて空腹を感じます。つまり、もうおなかがいっぱいという 感じは、食べ物の一部が消化吸収され、血糖値が高くなって起こるわけです。 一般に血糖値が満腹と感じるレベルまで上がるには、食べ始めてから約30分かかり ます。ところが私のようにカレーを1杯20秒で食べてしまうような人間は、満腹 中枢が働くまで単純計算で90杯のカレーライスを食べてしまうのです! なんと恐ろしい話でしょう。皆さんも食事はゆっくりよく噛んで、最低でも15分 以上はかけるようにして下さい。

後の油好きに関しては、「油」つまり「脂肪分」のカロリーを考えれば一目瞭然 です。
油をそのまま飲む人はそういないでしょうが、単純に油スプーン2杯で ごはん1膳分のカロリーになります。つまりサラダなどにドレッシングをドバドバ かけてしまうと、それだけでかなりのカロリーを摂取している事になる訳です。 トーストに塗るマーガリンも付け過ぎに要注意です。そして、ただでさえ高いカロリーの脂肪分ですが、糖質と同時に摂ると互いに吸収を助け合い、まさに最悪の効果 を身体にもたらします。この代表格がショートケーキ等に使われている生クリーム です。ですから同じ甘い物でも小豆を使った和菓子の方がまだ太りにくいと思われます。ただし、やはりダイエット中は自分に厳しく、心を鬼にして甘い物禁止令を 出した方が良いでしょう・・・

れらの要素が混ざりあって今まさにリバ王のようなダイナマイトナマクラボディ が完成する訳です。皆様は絶対に真似しないようにして下さい。 第1回から長文になってしまいましたが、なぜ太ったのか?に対する自分なりの考え はこんな感じです。それでは次回までさようなら。