ビールつくりの温度管理


暑い日・寒い日における温度管理の方法と、実際のテストデータ
手軽な温度管理の方法とチャレンジレポートです。

クーラーバッグの威力を検証 ニ次発酵編

「ホットクッションは使えるか!? 二次発酵編」でホットクッションを使っての二次発酵データをアップしています。
その実験でビンを覆っていたのはダンボールですが、今回はそれをクーラーバッグに変えてのデータです。
クーラーバッグはイメージ的には主に冷たい飲料を冷たいまま保つ用途で夏に使われますが、外気温の上下変化の影響を少なくすると考えれば冬場の低い温度の時に使ってもOKですね。
麺ゆで機能は使えるか? モルト缶の煮込み実験

モルト缶の中には、溶かした後に数10分程度煮込むレシピのものがあります。
ただこの煮込みは溶液の粘度が高いため、ちょっと目を離すすきに吹きこぼれることもしばし。

そこで今回実験してみるのが、最新のガスレンジでの「麺ゆで機能」です。
説明書にはこう書いています。
「麺をゆでる時の火力を自動調節し、吹きこぼれを防ぎます。」
うーむ すごい。電力のものならありそうな感じですが、この器具はガスを使ったものです。
はたして麺ゆで機能は使えるのでしょうか。
手軽なクーラーバッグを使った一次発酵

値段も手ごろで、不要な時には折り畳むこともでき、ビールつくりだけでなくアウトドアやその他の用途でも使えるクーラーバッグを使って測定実験してみました。
全227時間の実測データの公開です。

真夏だけでなく、気温変化の激しい季節などにも役立つかもしれません。
もしかすると冬場でも威力を発揮するかもしれませんよ。
さらに時間ごとの発酵画像もアップしています。
寒い季節での発酵温度の保ち方 

低温下においてのお手軽作成方法:
平均水温が18℃を下回るようになりますと、ちゃんと発酵するのか心配になってきます。
ちょいとした、補助熱源を使うことで、20℃程度の水温なら簡単に保てることができます。4パターンを紹介しています。
ちょっとした工夫でいつでもビールつくりが楽しめますね。
夏季における発酵温度の保ち方

外気温が30℃を越す様になりますと、室内温度もそれに近くなります。
室内にそのまま発酵ボリタンをおいた場合、水温は25℃を越してしまい場所によっては、30℃を越してしまうかもしれません。
その場合乳酸菌や酢酸菌が発酵しやすくなり、できあがりの味はすっぱくなってしまいます。
そこでお勧めしたいのがクーラーボックスと保冷材を利用した簡易冷蔵庫方式です。
ソフトあんかを使った専用発酵容器の一次発酵実測データ  

専用発酵容器とソフトあんかを使っての実験です。
10日間発酵させた実測データを公開します。
今回のチェックは専用発酵容器でのパフォーマンスと、液晶シールの信頼性の確認です。温度変化グラフ付き
ホットクッションは使えるか!?一次発酵編  

ホットクッションを使った一次発酵実測データです。
20Wと40Wの切替スイッチがついた物を使用しました。
10日間発酵させた実測データも公開。
結果的にはなかなかよろしいです。
ほぼ22℃〜24℃台を保っていました。
ホットクッションは使えるか!?二次発酵編  

「寒い季節での発酵温度の保ち方」でホットクッションを使った二次発酵の保温方を紹介していますが、これはその実測データです。
冬場で、泡の立たないビールができた時など、この方法をされるとよいですね。(熟成後でもOKですよ)
下手に他の方法でやるよりも温度変化も少なく短期間で二次発酵ができるかもしれません。

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