![]() ●高瀬淳一(編)『重要テーマ別 国際関係の頻出問題』実務教育出版、1996/11/20 ●高坂正啓・公文俊平(編)『国際政治経済の基礎知識』有斐閣、1993/12/20 参考書 ●阿部斉、内田満(編)『現代政治学小辞典』有斐閣、1978/8/30 ●『データブック オブ ザ ワールド 1998年版』二宮書店、1998/1/20 ●全国歴史教育研究協議会(編)『世界史B用語集』山川出版、2000/10/30 1.国際関係の主体 1)国家とその領域 テレビ番組がはじまる前です。プロデューサは、まず出演者を選ぶところからはじめました (番組構成から考えはじめる人の方がおおいでしょうね)。昔は、素人は不可でプロでかつ大物 でないと注目されませんでした。現在はセミプロの存在(香港や台湾など)も気になりますし、素 人(NGOなど)も番組の盛り上がりに欠かせません。視聴者(個人)参加番組も最近は市民権 を得てきました。 2)ナショナリズムと民族の概念 国際関係の主体が生まれるまでのお話です。出演者の履歴書を読む前の基礎知識ですね。 2.国際機構 3)国際連盟と国際連合の歴史 舞台設定を考え始めています。今後の番組編成を考えるにあたり、同じことのモノマネでは 視聴者からお叱りを受けてしまいます。国際関係の主要な舞台はなっといっても、複数国間の 交渉の場である国連です。世界の歴史は、複数国間の歴史でなければ大国の歴史です。各 国間の結びつきが密になった現代では、国連が関係した舞台か大国を相手にした舞台か、さ もなくば戦争を起こすかしなければ注目されません。ですからアンドラ公国で1993年にようやく 国民主権を定めた憲法が制定され独立したことは、国際関係のサンプルにはなりますが、概 説書でふれるほどメジャーではないのですね。こうした「事件」は、地域の歴史ではあっても世 界の歴史とはみなされないわけです。視聴者の眼は残酷なのです。 4)国際連合の制度 舞台さんの仕事とその手順についてのお勉強です。役者には、自然に演技をしてもらいたい ものです。そのためには、どのようにお膳立てをすればよいか知らないといけないのです。 5)国連の平和維持活動 今回の舞台は、戦隊もの(もう、このストーリィ考えるのあきました)! 6)国連の専門機関 脇役のサブストーリィといったら、専門機関の人はおこるかな? 7)国際環境問題 いろいろ準備して、撮影も順調とおもいきや思わぬところから横槍です。大勢の出演者で大 河ドラマを作成していましたが、出演者の弁当のゴミの処分などで問題発生です。主役の女優 からは、生ゴミのにおいがくさいと苦情がきます。出演予定の動物の手配もままなりません。環 境問題をしらないと、大人数での活動は行き詰まります。 ※メモ ●OECD ●EC ●OAS ●GATT⇒WTO ●UNDP(明石康「国際連合」p.219参照) ・1948年:事務総長に技術援助実施権限⇒技術援助拡大計画 ・1958年:特別基金 ・1965年:統合してUNDPへ
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