パソコン


日足グラフ(小森コーポレーションH11.9月)

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     目 次

1. 経 過
2. 現 状
3. ソフト
4. ハード
5. 用 途
6. ノートパソコンR3
7. iMac
8. iMacのその後
9. スマートフォン
10. グーグルアース
11.Google Earthで古代文明への旅

1. 経 過

パソコンとの出会い
 Intel社の8ビットマイコンi8080が発表されたとき、私はインテル社の説明会を聴きに行きました。よく判らない点もあったものの、新しい時代に入ったことを直感しました。マイコンi8080を使ったNECの実験用の1ボードマイコンTK-80(1976年。まだパソコンといえる物ではなく、インターフェイス回路を介して外部回路との接続とか、アッセンプラによるプログラム開発の勉強用)を使い始めました。また米国の8ビットパソコンPET2001(1977年。コンコモドール社)、TTR80(1977年。タンディー・ラジオシャック社)などが輸入されました。最初はOSと呼べるようなものはなく、ファイル操作などコマンドレベルでした。言語はアセンブラだけでした。続いてベーシックという言語ができ、随分便利になりました。
 仕事では一時パソコンを社員に教えていたことがあるくらいです。

2. 現 状
 私のパソコンも8ビットから16ビット、32ビットと進み、今のパソコンは4代目(デスクトップ)と5代目(ノート)です。いまは趣味と実用を兼ねてパソコンを使っています。
ソフト開発はボランティアでロータス1-2-3、桐[日本語データベースソフト]を使って簡単なプログラムを作った程度です。
インターネットとしては1997から98にかけてNMC(New Management Club)のホームページ作成を手伝いました。このホームページは1998年の9月から開発を始めました。
 今では言語は使用せず、せいぜいマクロ止まりです。

3. ソフト
 OSはデスクトップはWindows95を、ノートはWindows2000を使っています。
 AP(応用ソフト)はExcel(マイクロソフトの表計算),Word(マイクロソフトのワープロ),秀丸(シェアウエアのエディタ)、Navigator (Netscape社のブラウザ・メールソフト)とInternet Explorer(IE; Microsoft社のブラウザ・メールソフト)、ホームページビルダ(IBMのホームページ作成ソフト)、Outlook(マイクロソフトの管理ソフト)、PhotoShop(アドビー社の写真修正ソフト)、よんでここ(アイ・ソフトのOCRソフト)、Pansee(沖電気の翻訳ソフト)などを使っています。

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4. ハード
 1997年の暮れにゲートウエイ2000G6-300(RAM;64MB, HDD;8.4GB, Modem;56kbps、17インチモニタ)を購入しました。2000年にはゲートウエイ2000Solo5300(ノートパソコン)を買いました。後者は主としてバックアップと画像処理(ディジカメのデータ入力および印刷)に使っています。OSが2000なのでフリーズしないのとIEのV6が使えるのが便利です。両方とも、たいしたトラブルもなく満足して使っています。
 2002年春からは回線をADSLにしました。回線速度が上がるとプログラムのダウンロードなどが便利になりますが、常時接続だとヴィールス被害など安全面での対策が必要です。

5. 用 途
 主な用途は次の通りです。
 1) 青色申告(Excelとマクロ)
 2) 株式(Excelとマクロ → 日足、週足、月足[グラフ])
 3) インターネット(電子メール、ホームページ[アクセスと作成])
  なお、ホームページへのアクセスによって生まれた、オランダ在住の浦さんとのやりとりは嬉しい経験です。
 4) ゲーム(主として囲碁)

6. ノートパソコンR3
 最近(2004年)必要があって、ノートパソコンをR3(パナソニック)に変えました。R3の特長は重量が軽い(約1kg)、バッテリー駆動時間が長い(約9時間)の二点です。
 一般に新しいパソコンを欲しくなるのは、新しいソフト(AP[応用ソフト])が載らなくなったり、新しい周辺装置が使えなくなる(新しいインターフェイスが無い)などの場合です。
 また新しいOS(オペレーティング・システム)の新しい機能も魅力的です。R3のOSは、Windows XP Professionalですが、Windows 2000から乗り換えて感じたのは、次のような点です。立ち上がりが早く、今までと違って、待っているうちに立ち上がります。終了も同様に短時間で済みます。また一時的な電源断(スタンバイ)も便利です。状態を過去のある時点まで戻す機能も便利です。フリーズはWindows2000と同様、今のところ一回もありません。
 My Pictureの機能によって、写真など画像データのスライドショーなど、従来他のソフトに頼っていたことができるようになり、便利になりました。
 半導体メモリのスロットが本体に付いているのも、データが簡単に持ち出せるので便利です。たとえばディジカメの画像データを、簡単な操作でDPE屋さんに持って行けるなどです。

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7. iMac
 2008年11月に3台目のパソコンとして、アップル社のデスクトップ・パソコンiMacを買いました。次のような理由からです。
[購入の理由]
1. デスクトップ機が古くなり(OSはWindows95、つまり10年以上使っている)、ハード・ソフトとも新しい端末やプログラムと共通性が無くなった。
2. 卓上機のバックアップ用として使用する。特にホームページ作成とエクセルの利用(青色申告ほか)。上記のデスクトップ機はいつ壊れてもおかしくない。ディスプレイとキーボードは新品と換えましたが、本体は今なお健在です。殆どの機能がiMacで使えるようになったら、従来の卓上機は予備にするつもりです
3. ノート機では操作性も悪く、代替機としては機能が不完全である。持ち運びに便利なように、小型軽量のものなので、画面は小さいし、テンキーはないし、日常の使用には不便です。
4. Windowsの場合、メールのヴィールスに侵されやすい。今使っているノート型はヴィールスに侵されたのか、メールの機能が一部不完全です。
5. Windowsと違う機能を体験してみたい。熱心なファンからの感化もあり、注目していた。段々歳をとると初期設定などが面倒くさくなり、新型機の導入はこの先難しくなりそうです。
[導入に当たって苦労した点]
1. 用語の違い アイコン → エイリアス(デスクトップのデータ・ファイルの表示 これをクリックして起動する)など。
2. 操作方法の違い マウス(ボタンの押し方 → Windowsの場合は指でボタンを押し、iMacの場合はトップを左右に傾ける)
 エクスプローラとファインダー(エクスプローラの場合はファイルのコピー元とコピー先の両方が表示されるが、ファインダーの場合は一度デスクトップにコピーするか、二つのファインダー[コピー元とコピー先用の]を開く必要がある)
 プログラムの起動方法(Windowsの場合はアイコンで起動することが多かったが、iMacの場合はドックにあるエイリアスでプログラムを起動し、次に使うデータ・ファイルを選ぶか、ファインダーで選んだデータ・ファイルを起動させる)
 CDの取り出し方(Windowsの場合はCDハンドラーの近くに押し釦があるが、iMacの場合はキーボードに取り出しボタンがある)など。
3. 通信機能 インターネット、メール、ファイル共有 ハード(ADSLのファーム)の不具合
 インターネットなどの設定の際、従来機で使用できたのでルーターは疑っていなかった。3台目をつなぐと正しく動作せず、サービスマンに来て貰い、ルーターのファームを最新のものに書き換えたら、正しく動作するようになった。

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[使ってみての感想]
良かった点
1. スリープ機能
2. 画面がきれいで大きく、二つ以上のデータを開いて編集するのに便利である。
3. ガレージ・バンドなど、マイクロソフト機にない機能がある。
4. OSがウインドウズ、マックの両方を切り換えて使えるようになった。
5. デザイン(オール・イン・ワンを含めて)
6. one to one− 年間に一定の料金を払うと、アップル・ストア(銀座の松屋デパートの前)で1対1での指導が受けられる。
7. .Mac(ドット・マック 特にiDisk[アップルのサーバーと連動し、バックアップ、ホームページ用サーバーなどとしてリモート・ディスクが使える])
8. ことえり(マック用のFEP[フロント・エンド・プロセッサ → 仮名やローマ字を入力して漢字変換するソフト] 従来はFEPとしてATOK[一太郎のFEP]を使っていたが、ほぼ同じ能力を持っている)
問題と思われる点
Windows用ソフトとの共通性 → Mac用のエクセルを使いだしたが、マクロなどは多少機能が違うようである。

8. iMacのその後
 iMacを導入したのは一昨年(2007年)の11月末なので、導入後1年と4ヶ月経過したことになります。当初の目的が達成されたか、残項目は何かなどを確認したいと思います。
 この話題には関係のないことですが、この期間に環境の変化として、回線をADSLから光ケーブルに変更しました。
 また、使用した経験から、私の場合、余り使っていないサービスMobileMe(前の".Mac[ドット マック]")の利用を中止しました。
1) メールは便利しています。最初は初期設定がまずく、メールの受信はできたものの、送信ができなかったのですが、昨年12月のサービスOne to Oneの更新時に(1年間契約で、毎年更新が必要です)銀座のアップルストアにiMacを持ち込み、セットアップしてもらいました。
2) 用語や操作方法の違いには馴れました。ファイルのコピーは馴れたら不便を感じなくなりました。(「ファインダー」の「編集」でファイルをコピーしておき、対応するフォルダーに切り変えて、"CTRL+V"で張り付ける)。
3) ファイルの共有は、Windowsのフォルダとファイル名がiMacの「ファインダー」画面では文字化けして使えませんでした。この問題はWindowsとiMac双方のフォルダとファイル名を、英語またはローマ字にすることで解決しました。
4) 新機能のiTunes、GarageBand、iPhoto、Time Machine、Spacesなどは利用できるようになりました。四っつの画面を切り換えて使用するSpacesは常用しています。旧機能のワード、エクセル、メール、ホームページ・ブラウザー(Safari)は勿論常用しています。ワードとエクセルはシステムの導入時にMac版をインストールしてもらいました。ただ不便なこととして、ワードの機能としてページ設定に制約があり、エクセルは複雑なマクロを使ったソフトは、そのままでは移行できないようです。

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5) デュアル・ブートは素晴しく、Boot Campを使って簡単にインストールできました。OSとしてはファイル共有ができるように、XPを使いました。具体的な起動方法として、Mac → Winは環境設定で指定し、Win → Macは画面右下のタスクバーから指定します。
6) Winの使い方としては、今のところ図形描写ソフトのIllustrator(イラストレータ)だけです。Macは画面が大きいので使いやすく、従来のノート機で使っていたのとは様変わりです。。
7) One to Oneは1対1で(個人教授で)利用方法など、わからないことを教えて貰えるので、とても便利です。マックはまだ常用している人が少なく、簡単な疑問でも相談相手がいないので、一時は毎週のように利用していました。このところ余り利用しなくなりましたが、これはわからないことが減ったことも一因だと思います。
8) まだ利用できていない項目に、OCRの利用(文字情報をスキャナで読みとって、プログラムで文字化する)、プリンタ/スキャナの共用化、ホームページ作成プロクラム、FTPプログラムなどがあります。iWebは私の使い方と合わない点があり、別のプログラムをインストールする必要があると思っています。これらはホームページ作成には大切な項目です。
9) 姑息な手段かも知れませんが、卓上機が使えなくなったら、ノートパソコンに大型ディスプレイとキーボードを追加して使う方法もあるのかなと思っています。
10) 全体としていえることは、iMacの優れた機能で、それがWindowsの場合にも適応できることです。二つの項目で例示します。
 10.1) スリープ機能 iMacではマウスを動かしたり、一つのキーを押すことで、スリープ前の状態にすぐ戻ることができます。WindowsXPの場合も、終了時に「終了オプション」「スタンバイ」を選ぶことにより、iMac程ではありませんが、かなり速やかに利用を再開できます。
 10.2) HDDによるバックアップ iMacではTime Machineバックアップにより定期的に自動でデータのバックアップがとれます。ノート機では外部HDDを追加して一定期間毎に手動でデータのバックアップをとっています。従来はデータの上書きをしていたのですが、2009_03のようにバックアップをとった時期を示すフォルダーを作り、その下にMyDocumentとMailのサブフォルダを作り、そこにバックアップ・データを保存しています。
11) 「ことえり」とATOK かな漢字またはローマ字漢字変換ソフト(FEP[Front End Pocessor]) ことえりはiMac用、ATOKはジャストシステム製
 ことえりにも大分馴れました。しかし中国関係の歴史などには、ATOKの方が必要な漢字が豊富なようです。

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[Last Updated 1/31/2012]