いいかげん切り替えないと・・・うぅ・・・背中がまだ痛むぅ・・・
也幸くんも一緒に寝てくれたおかげで変な事はされなくて済んだけど、
雪巳ちゃん雪菜ちゃん雪沙ちゃんが僕をなぐさめるように抱き包んでくれた・・・
僕「おかげで気持ちが安らいでぐっすり・・・って訳でもなかったんだよなぁ」
あの忌々しい詐欺女にされた数々の誘惑、感触、甘い甘い声が脳裏に焼きついて眠れなかった。
おまけにその興奮がモロに股間にきて、布団の中でずっと勃起してた・・・それを隠すために大変だった。
そんなことしちゃいけない!だからこそ、也幸くんという防波堤を入れてたんだし。
悶々としたままほとんど眠れず、朝食の後の二度寝前に書斎で抜いてようやく熟睡できた・・・はずだった。
僕「でも2時間ちょっとで昼食だって起こされて、3度寝したんだよな」
詐欺女の誘惑フルコースが呪いのように脳に焼きつき僕の股間をくすぐっている。
もし契約しちゃってたらあの後・・・急に用事が、とか言って逃げられた可能性が大だな。でも・・・
なのに、その屈辱感がなぜか興奮に繋がったのが不思議な気分だった。
あんな奴を思い出して抜いちゃいけない、と思えば思うほど呪いの誘惑が僕を性的に攻め立てる・・・・・
あ・・やばい、電話越しなのに声優ボイスにちょっと頭がクラッときた。
由優「んもう、遊びでいいからぁ・・・浮気でいいから、ねぇ?会おうよぉ・・・」
どうせ駄目もとで誘ってるんだろうな、また食いついたら儲け物って感じで・・・
そりゃそうだ、90万円も詐欺れる大物を取り逃したんだ、もう1回釣り糸たらす位、やって損は無いんだろう。
由優「あとレストランとホテル、延期になってるから行かないとキャンセル料とられちゃうぅ」
受話器のある電話だったらガッチャンッって叩き付けたい所だよ。
まったく、あーいらいらする!いらいらしすぎてなぜか股間がさらにビンビンだよっ!!
とにかく今すぐに抜こう!場所はここで・・鍵をちゃんと閉めて、っと。
三姉妹も也幸くんも家にいる気配が無いからまあいいだろう、帰ってくる前にさっさと・・・
詐欺女のおっぱいやパンティーの中の感触を思い出して・・・ふわぁぁぁ・・・・
あれだけ大きいと揉み応えあっただろうなぁ、パンティの中も、ちょっと手を入れただけでずぶずぶ吸い込ま・れ・て・・・
で、でもっ・・・イケないっ・・・なんでだっ・・・くそっ・・・あぁぁ・・・
い、いっ、イケる・・・イケッ・・・いくっ!・・・・くっ・・・くぅっ・・・ううっっっ!!!
悪友「合コンで電話交換した女の子に、お前がデートした安孫子さんから電話が回ってきたんだよ!」
直接電話かけてきただけじゃなく、友達経由にまで・・・やっかいな詐欺女だ。
悪友「何か泣いてたらしいぞ、もう会ってくれないかも知れないって」
悪友「それは俺が知りたいよ!とにかくちゃんと話は回したから、会ってやれよ!」
僕「嫌だよ!・・・正直に言うけど、あの人、デート商法の詐欺だったんだ」
悪友「本当かよ!?そんな風には見えなかったぞ!?お前、何かあったからって嘘ついてるんじゃ・・・」
・・・ははぁ、こういう作戦か、あの詐欺女、何とかしてもう一度会う機会を作って、今度こそはめようと・・・
悪友「で、お前の住所教えて欲しいって言われたけど、どうする?」
僕「絶対駄目!変な宝石屋連れてかれてどれだけ酷い目にあったか・・・」
悪友「マジかよ!・・・まあ、ちょっと変に思うところはあったけどな」
悪友「いや、安孫子さんだけ実は大学の卒業生らしいんだけど・・・」
悪友「我孫子さんを合コンに誘った他の女の子に、うまくいったらお礼金出すらしいんだ」
悪友「彼氏ができたら、って意味かと思ったけど、お前の話が本当だと・・・」
僕「だな。そうなると、ウチの大学の卒業生って話も怪しいもんだ」
悪友「おっかねーなー、わかった、じゃあお前のほうを信じるわ」
悪友「変な噂にはならないけど大学での小ネタにはなるな、じゃあな!」
僕「お、おい!・・・あ、切りやがった・・・まぁいいか、ネタになった事で間違った噂は正せるだろう」
・・・・・はうっ、股間がビンビンなまま・・・うぅ・・・イケナイッ!!
サイフを持って家を出た・・・2・3時間くらい空けても大丈夫だよな・・・?
自分じゃなかなかイケなかった苛立ちから、ちょっとヤケになったのもあるけど、
僕の相手は今まで幼すぎる少女ばかりだった、だったらいっそ、ちゃんと大人の女性を体験してみたい。
よっぽど禁断の果実と言えるだろう、だったらまだこっちのほうが、
健全、とはいえなくても、まだマシなのかも知れない。でも・・・なかなか第一歩が踏み出せない。
と同時に誰か来たら一発で注目されちゃう、入るならさっさと入った方が・・・