伊勢・熊野



那智滝

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 2002年の3月、家内と伊勢、熊野に行きました。南紀、特に熊野に行きたいと思っていたのですが、たまたま家内が伊勢には行ったことがないというので、伊勢に寄るコースを選びました。
 伊勢は伊勢神宮(内宮)だけで、熊野は熊野三社と那智の滝に行きました。ほかにも数カ所寄りましたが、以上の五カ所に絞って載せました。
 なんといっても、那智の滝は壮観でした。昨秋、東京青山にある根津美術館で国宝の那智瀧図を拝観し、やっとその風景を目にすることができたのですから、感激もひとしおでした。滝に神が宿ると考えた奈良時代の筆者の気持ちがよくわかりました。また昨年(2001年)秋に飛鳥を訪ねたので、二つの歴史的な地域が繋がった気がします。
 

伊勢・熊野コース
         
詳しくは地図を参照して下さい。


伊勢神宮
1 伊勢神宮−内宮

 伊勢神宮(内宮)はJR伊勢市駅または近鉄山田線伊勢からバスまたはタクシーで行きます。外宮(げくう)は歩いても行ける距離ですが、今回は内宮しか行きませんでした。
 深い森に囲まれた環境の中で、神宮の歴史や、ご神体(八咫鏡)、式年遷宮(20年ごとに神殿を作り直す)の話を聞くと、やはり神宮の特殊性がしのばれます。

熊野速玉神社
2 熊野速玉神社

 新宮駅から徒歩17分の所にあり、本宮・那智と共に熊野三山と称され、全国の熊野神社の総本宮になっています。神代の昔、早玉(はやたま)・結(むすび)・家津美(けつみ)御子の3神が神倉山にまつられ、景行天皇の58年(129)に現在地に社殿を造営して移しました。

熊野本宮大社
3 熊野本宮大社

 本宮の町の北はずれ、国道に面して一ノ鳥居があり、杉木立と「熊野大権現」と染めた幟(のぼり)に囲まれた石段を登ると、古色蒼然たる社殿が建っています。左の入母屋造に4神、中央の熊野権現造に主神の家津美御子大神、右の熊野権現造の社殿に天照皇大神がまつられています。
那智の滝
4 那智の滝

 紀伊勝浦駅からバス26分、滝前下車徒歩3分の所にある。杉並木の中にのびた石段を下つていくと、周囲の空気がひんやりしてきて、霊地に踏み入った感じが深まる。滝の音が耳を覆い、やがて目の前に那智滝の白い帯が現れます。

熊野那智大社
5 熊野那智大社

 紀伊勝浦駅からバス27分神社お寺前駐車場下車徒歩10分の所にあり、この地に上陸した神武天皇が、那智滝を神としてまつつたのが始まりで、仁徳天皇の5年(317)に現在地へ移して社殿を建てた−と大社では伝えています。

出典 「南紀 伊勢・志摩」 歩く地図S 16 山と渓谷社

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[Last Updated 1/31/2006]