那智滝(なちのたき)


紀伊勝浦駅からバス26分、滝前下車徒歩3分の所にある。
那智滝(なちのたき)
 杉並木の中にのびた石段を下つていくと、周囲の空気がひんやりしてきて、霊地に踏み入った感じが深まる。滝の音が耳を覆い、やがて目の前に那智滝の白い帯が現れる。那智48滝の水を集め、ここで一気に絶壁を落下している。これが那智滝と呼ばれる一ノ滝で、高さ133m・落口の幅13m……そのスケール、その美しさは、まさに、"日本三名滝"である。

飛滝(ひりゅう)神社●那智滝そのものを大巳貴命(おおなむちのみこと)のこ神体としてまつる神社。滝壷の前に鳥居が建ち、自然石の祭壇が設けられているだけで本殿はない。神仏混交時代には大己貴命の化身として千手観音がまつられ、飛瀧権現と呼ばれていたが、明治の神仏分離以来熊野那智大社の別宮飛瀧神社となった。
(出典 「南紀 伊勢・志摩」 歩く地図S (株)山と渓谷社)

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[Last Updated 1/31/2006]