2009/04/30(木)


<アニメ視聴終了後感想>

『鉄腕バーディー DECODE:02』(最終回まで視聴)

 暗い話だったなあ。開始当初からもう悲劇的展開しかあり得ないとわかっちゃってるだけに。でも、最終回のバトルは熱くて感動的だったし、ハラハラできたし、最後の最後で過去のエピソードに繋げてくれたのはとても良かった。最後に程よくまとめてくれたために、後味は意外と爽やかでした。
 作画面では、戦闘シーンで絵が崩れていた気がするけど、セル的表現に拘ったという話を聞いた気がするので、意図的かもしれない。でも迫力は十分でした。日常シーンでは安定していたし、センスのいい絵作りは好感。
 OP/EDは第一期に続いて良い感じ。キャスト陣の演技は極上。特に、ナタル役の松風雅也さんは優しいお兄さん演技も、戦闘シーンでの狂気を帯びた演技も、どのシーンも素晴らしかったですね。
 続編だし、割と意外な展開がなかっただけにインパクトは薄いですが、しっかり堅実にストーリーを紡いでくれた佳作でした。

『まりあ†ほりっく』(最終回まで視聴)

 可愛いキャラデザでミッション系女子高ということで、きれいな話かと思いきや、毒のある台詞回しや強烈なギャグというギャップに驚かされました。ギャグがきいてるし、テンポも良くてなかなか面白かった。
 ネタがシュールだったり、いろいろアクが強すぎるのが曲者だが、原作もそうなのかと見てみたら、ここまでではない模様。新房昭之監督のカラーが色濃く出ているんだなあ。この人の作風は苦手なので、この作品もギリギリなんだけど、キャラデザの良さとキャスト陣の演技でなんとか見られた。
 キャストは、どのキャラも本当にどハマリで、演技を聞いているだけで楽しい。特に真田アサミさんの演技力には脱帽でした。
 というわけで、あまりに虐げられるかなこさんがちょっと可愛そうになったりと、見るのが辛く感じる時期もあったけど、なんだかんだと最後まで楽しめました。

2009/04/29(水)


 祝日でしたが、一日家でごろごろして、サンデー感想書いてました。

<週間少年サンデー感想−21・22合併号>
 高橋留美子先生の新連載『境界のRINNE』がスタート。

『境界のRINNE』
 いよいよ高橋留美子先生の新連載がスタート。
 今度も『犬夜叉』的な時代物かと不安になったが、舞台は現代の模様。でもまた妖怪とか伝奇的な話になるんだなあ。もっとライトな学園ラブコメとか描いてほしいところなんだけど。
 学校も舞台にはなるようではあるけど、この調子じゃギャグとかコメディタッチな展開は期待できないような感じ。『犬夜叉』のようにいたずらに長くならなければいいんですが。

『神のみぞ知るセカイ』
 桂馬にゴクルトを受け取らせてみせようと実践するハクア、男相手だからと安直に可愛らしさを出せばと思ってる短絡的思考が実に可愛い。
 しかしこれでハクアはこのおばちゃんとずっとパートナーか。まあハクアがずっと出っぱなしなのもなんなので、たまに来て実はダメっ娘な感じを出してくれるくらいがちょうどいいか。

『はじめてのあく』
 アキの家で勉強会。アキちゃんはお好み焼きやの娘かー。古いけど『らんま1/2』のうっちゃんみたいな感じがして良いなー。
 がさつなところもあるようで、部屋にぬいぐるみもあったりと、しっかり女の子っぽいところも実はあるっていうのがまた良い。

『絶対可憐チルドレン』
 悠理が直接「黒い幽霊」で、コスプレして豹変して暴れ回っているのかと恐れたが、そうではないようでちょっと安心。操られているのか乗っ取られているのか、あるいは深層心理か二重人格なのか、いずれにしてもチルドレンによる「救い」がある展開だと思うので、先が楽しみです。

『金剛番長』
 念仏番長、ひとりだけ偽装番長の企みに気づいて、まさかのかっこいい引き!これは期待してしまうな。

2009/04/28(火)


<ビッグコミックスピリッツ感想−22・23合併号>
 花沢健吾さんの新連載『アイアムアヒーロー』がスタート。

『アイアムアヒーロー』
 『ルサンチマン』『ボーイズオンザラン』の花沢健吾先生の新連載。
 なんかまださっぱり分からないが、霊が見えるとか呼び寄せるとか、あるいは妄想癖があるということ?いずれにしてもネガティブな男の話っぽい。この人はネガティブな男を描かせると光ると思うので、今後が楽しみです。

『高校球児ザワさん』
 放課後、いろいろな部活の音がする風景ということで、これはなんともうまいところ、良いところをついてくる。
 こういう音のある風景って確かに懐かしさを感じるよなあ。ちょっと切なくなるような胸が締め付けられるようなそんな感じ、ワタシはあんまり部活に賭けていた高校生活ではなかったけど、なんか分かる。

『闇金ウシジマくん』
 新シリーズ「楽園くん」編スタート。
 今回もまったく同情できない感じの男がターゲットになるようなのでそれはいいんだけど、冒頭の拷問というか追い込みというかムチャクチャ怖いな。水が落ちる音をずっと聞かせていると、人は気が狂うということを聞いたことある気がするけど、これはそれに加えて、このままだといつか自分が水の中に沈んで溺れてしまうという恐怖まであるからな。これはたまらんわー。

2009/04/27(月)


<F1・rd.4−バーレーンGP>

 トヨタの予選フロントロウ独占により、初優勝が期待されましたが、幕が開いてみると地力でブラウンが勝るのが露に。
 スタートからのリードは良かったし、期待もしちゃったんだけど、第2スティントが遅かったなあ。両方のスペックのタイヤには合わないんだなあ。まあそれでも表彰台は見事。これからも初優勝に期待したいと思います。

 それにしても、とんでもないことが明らかになりました。
 第1戦でトヨタが表彰台から降格という裁定を受けていたんですが、これがマクラーレンによって意図的にペナルティになるように仕向けられたことが判明したとか。既にマクラーレンはこの第1戦の失格、および執行猶予付きの3戦出場停止という処分を下されていますが、甘いのではないか。ハミルトンに全面的に責任を取らせるようなことはするべきではないと思うので、コンストラクターズチャンピオンシップからの除外とか、ポイント剥奪くらいしても良かったんじゃないかなあ。
 いずれにしても、第1戦で見せてくれた歓喜のトヨタ表彰台ゲットが復活となったのは嬉しいことです。既にマクラーレンの責任者は解雇となったようですが、今後は爽やかな感動を与えてくれるレースを期待したいところ。

2009/04/26(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作8>

両脚と右腕まで完成

 この週末は二日連続でガンプラ製作でした。

 ずっと塗りを重ねてきた左脚がようやく完成。長くかかっちゃったけど、継ぎ目も消せたし、隙間から地色の赤が見えることもほとんどなくなったし、うまくいきました。
 まあ、こうして両脚並べてみると、その分右脚のボロが目に付いちゃうんではありますが。

 次は腰部分の製作に入ります。
 腰は、元々そういう設計になっているんですが、妙にパーツの噛み合せが悪いというか、隙間ができるのが困る。なんとか継ぎ目を目立たなくなるようにして、下半身を完成させたいところです。
 腰部分は、塗り分けの元ネタである量産型ザクと同様に、濃いグリーンに塗るつもり。初めて使う色なので、どんな感じになるのか楽しみです。

2009/04/25(土)


<1/144・HGUCガンキャノン製作7>

 雨が降っていたので、家でガンプラ製作。

 右脚の塗装を続けています。待ち時間が多いので、右腕も平行して、同様の塗り分けで進めています。
 それでも乾燥するのを待つ時間がけっこうあるので、さらに別部分も作り始めました。

金属っぽくなりました

 肩のキャノン砲部分。
 といっても両サイドのパーツでポリキャップを挟むだけですが。

 でもこれまで使ったことのない色で塗ってみました。
 Mr.カラーの焼鉄色。どこに使うという明確な目的があったわけじゃないんですが、色が気に入ってなんとなく購入していたのでした。
 せっかくだから使おうと塗ってみたら、これがなかなか良い。しっかり金属的な質感が出て、それっぽくなりました。最初はもっとグレー寄りの色を用意して塗ろうと思ってたんですが、この焼鉄だとほんのり赤みがかって、良い感じに重厚感を醸し出されていると思います。
 うん、これは金属部分にいろいろ使えそう。

2009/04/24(金)


 ARIONのクロマチックチューナー+コードファインダー+トーンジェネレーター:UMC-50を購入しました。
 ギターの練習に使おうと思いまして。

 久々にギターを引っ張り出したのは、まぁぶっちゃけ『けいおん!』の影響なんですが、ワタシはコードを覚えていないので、コードをちゃんと練習したいと以前から思っていたのですよ。
 中学〜高校ではクラシックギターを習いに行っていたのですが、音符と指示された運指のとおり弾くことを求められるので、コード弾きする機会がありませんでした。
 大学で軽音楽部に入ってハードロック、ヘヴィメタル系のコピーバンドをやるようになってからは、タブ譜を見て弾いていれば事足りたので、結果的にコードの形で弾いていても、それがどのコードか意識することもありませんでした。遊びで適当にバッキングするときだって、BOSSMetal Zoneなんて名前的にも音的にも凶悪なザクザクエフェクターを使ってたこともあり、パワーコードで十分。

 それに加えて、ワタシがコードを覚えられなかった大きな理由は「左利き」だからなのです。
 コードブックを何冊か購入して練習しようとはしたんですが、右利き用の表記を逆に読み替えるのは、これがけっこう面倒くさくて挫折。ましてや上記のようにコードを覚えなくてもなんとなくやり過ごせたので、ますますやる気がなくなっちゃったのです。
 でもバンドをやらなくなった今となっては、やはりコードを知らないと不便。きちんと練習してこなかったのを後悔してたんですが、ここにきて左利き用にコードを表示する機器があることを知ったのです。

 というわけでこのUMC-50ですが、かなり良いです。
 やはり左利き用に表示されるコードはすっごく見やすい!練習する気も俄然沸いてくるというものです。
 左利きモード変更したことを覚えていてくれるのも気が利いてる。

 チューナーとしても便利です。
 マイクが内蔵されているので、シールドで結線しなくてもチューニングできるのが良い。基準音の周波数を変えられるんだけど、一発で標準(440Hz)に戻す機能がないのはちょっと不便かな。

 フツーのチューニングしかしないワタシにはクロマチックチューナーは若干宝の持ち腐れですが、これまで持っていたチューニング用の道具が不便だったのです。
 クラシックギターの時に使用していた音叉は、サウンドホールのないエレクトリックギターでは少々使いにくい。
 これまで使っていたPIGGYのチューナーはマイクが内蔵されてないから結線が必要だし、チューニングする弦によっていちいちボタンで切り換えるのもめんどくさい。所有しているマルチエフェクター:AX-100Gにもクロマチックチューナーが内蔵されていますが、練習のときにいちいち引っ張り出すのもなんだかねえ。

左利き用コードを表示

PIGGYのチューナーと音叉

 というわけで、良い買い物でした。

2009/04/23(木)


<週間少年サンデー感想−20号>

『名探偵コナン』
 犯人は白鳥警部の思い出の女の子じゃなかったということで、一安心。
 しかもお相手の小林先生は、素敵な女性だし、なんか良い雰囲気なので、とても爽やかな読後感でした。

『神のみぞ知るセカイ』
 家に来られて恥ずかしがったり、あられもない姿を見られちゃったりしてるハクアの可愛さがもうたまりません!しかもそんな姿を見ても桂馬にまったく動じられてないところが、ハクアらしくて良。

『絶対可憐チルドレン』
 自分の気持ちをはっきり認識した薫が非常に乙女で可愛かったのですが、これからますますこの方向で動いてくれるかと思うと楽しみでなりません。薫はこれまでさほど好きなキャラじゃなかったんですが、一気にランクが上がりました。

『はじめてのあく』
 キョーコのお母さん、良いキャラだなあ!キョーコがああいうコに育ったワケが見られる、良い回でした。

『月光条例』
 おー、かよちゃんは神林さんと結婚してたかあ。生きてるんだろうなとは思ってたけど、まさかそんなことになってたとは!放火したことなんかより、それに乗じて幼女を自分のものにした悪どさに対して怒るべきではないのか、赤ずきん。

2009/04/22(水)


<ビッグコミックスピリッツ感想−21号>
 手原和憲さんの読み切り『ミル』が掲載。

『セルフ』
 泉さんの耳噛みは反則的に効きそうだなあ!

『ミル』
 独特な絵柄は好きな感じではないんだが、なんか目を引く。作品の雰囲気には合ってるので良いかな。服の値段に驚いたシーンのギャグ顔はなんか気に入った。
 ストーリー的にもけっこう良い。展開もしっかりしているし、キャラ付けが良いので、あの絵でも終盤になるとヒロインが可愛く思えてくる。
 悪くないなあと思っていたら、この路線で連載化とか。読み切り掲載時にこうやっていきなり宣言するのは珍しいとは思うが、これはけっこう良いものになりそうな感じ。楽しみです。

2009/04/21(火)


<F1・rd.3−中国GP>

 バトンの3戦連続ポールトゥウィンにはならなかったわけですが、展開次第ではそうなってもおかしくなかったほど、ブラウンGPは安定してますね。
 バトンは早くも王者の風格。3位で受ける表彰台や記者会見でも余裕があるもんなあ。

 そして、レッドブルが初優勝をワンツーフィニッシュで飾るというまたも快挙。昨年のトロロッソに続いてまたもベッテルがやってくれました。もはや初優勝請負人か?
 しかしベッテルは速かったなあ。昨年のイタリアGPと同じくレインコンディションとはいえ、今回は正真正銘の実力という感じでした。エイドリアン・ニューウェイ作のレッドブルRB5は速そうではあったけど、こんなに早く結果を出すとは。ベッテル+レッドブルRB5はさらに勝ち星を重ねてくれそうな感じですね。

 しかし今シーズンはいったいどうしたんだ。フェラーリとマクラーレンの影が薄いこと薄いこと。
 今年からF1を見始めた人とは「常識」が違うことになりそうだ。

2009/04/20(月)


<新番組レビュー>

『けいおん!』

 女子高生がゼロからバンドをやるお話ということで注目していたわけですが、なかなか良いですね。バンド描写よりもそこに至るまでとか日常の描写も多いけど、それはそれで自然に作品世界をじっくり見せてくれる感じなので、好印象です。唯のバンド活動に不似合いな感じのキャラクターとか、ぼけっぷりが良い味を出してますね。ギャグのテンポも良好。
 キャラデザは可愛くて良好だし、美術も良いし、良く動いている。キャスト陣の演技もみな良いし、特に唯役の豊崎愛生さんは応援しているので、いい演技を聞かせてくれるのが嬉しい。OP/EDも気に入りました。
 全般ハイレベルだと思うし、先がとても楽しみです。継続で。

『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』

 前シリーズは見たんだけど、完全リメイクで、原作に近い展開になるということなので、見てみることにしました。
 キャラデザは旧シリーズよりも幼い感じというか、コミック的な雰囲気。これも原作に合わせたということなのかもしれませんが、良いと思います。キャスト変更は、ロイ・マスタング(三木眞一郎さん)がまだちょっと違和感あるけど、他の変更は当たりですね。
 OP/EDはまあまあといったところ。旧シリーズと同様、作品の雰囲気には合ってるけど、好きなタイプの曲ではない感じ。
 原作に近いストーリーで見てみたかったし、ちゃんと作ってる感じなので安心してみていられます。継続で。

2009/04/19(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作6>

中も塗装

 左脚製作の続き。今日は腿のあたりです。

 先週膝関節を塗装しておいたので、腿部分の装甲に組み付け。
 右脚作成時の反省から、今回は内部をタミヤカラーのセミグロスブラックで塗装しておいたのでした。組み上がると絶対に見えない部分まで塗っていますが、でもこれで隙間から下地の赤が見える心配もありません。

 で、今回も塗料が乾くまでの待ち時間があったので、以前作成したグフの気になる部分を塗装したり。
 ヤスリがけしてつやを消していた胸の黒いパーツ、これはこれで悪くない質感なんですが、やっぱりどうしてもプラパーツっぽくて、当然金属的な感じがしない。
 というわけで、その部分だけタミヤカラーのガンメタルで塗装してみました。まだマスキングテープを外してませんが、重厚感が出て良い感じです。

これはこれで悪くないけど

金属っぽくなったかな

 こうして一部分を直していくと、他もどんどん気になっていきそう。しばらくは、ガンキャノンとグフを同時進行させていくことになりそうです。

2009/04/18(土)


<ビッグコミックスピリッツ感想−20号>

『上京アフロ田中』
 田中とマキちゃん、デートで良い展開だと思ったらやっぱりこうなるかー。まあ、この作品でラブ話は長続きしないよなあー。

『かもめ☆チャンス』
 先生、どこに向かってるのかと思ったら、先生父が変装のメイクするのね。これで激走を直に見ることになるわけで、先生とのラブ展開とか三角もより期待できそうだ。楽しみ。

『鉄腕バーディーEVOLUTION』
 中杉さんは原作版でも家の事情で苦労したようだけど、それにめげずに良い感じに成長しているようで安心しました。

『ヴィルトゥス』
 うわ、なんかすげー過去というか親父だな。なかなか気分の悪いエピソードではあるけど、それだけに主人公の二面性とか凄みが際だつな。

2009/04/17(金)


<週間少年サンデー感想−19号>
 原作:尹仁完さん、作画:梁慶一さんの新連載『DEFENSE DEVIL』がスタート。

『DEFENSE DEVIL』
 2008年7号に掲載の読み切りが連載化。読み切り版はあまり覚えてないんだけど、そのときより洗練されたような感じ。
 話的には悪くないし、絵もなかなか良い。こういうテーマだし、ギャグやマスコット的キャラの動きが固い感じがするのもあって、読んでてあんまり楽しい感じにはならないんだけど、これからの展開次第かな。
 とりあえず今回の対象キャラは、事故とはいえ3人死んだのは確かだし、ほんとに悔いてるなら1人目で走行を止めるべきだし、そもそもバット持って暴行しに行く途中なわけだしと、無罪放免みたいになっちゃう結末はなんかしっくり来ないのでした。

『結界師』
 管理者とか無の境地とかもあって悩んでいる良守の横に、そっとよりそって座る時音が良かった。
 良守に対する時音の感情、信頼が変わってきたというのが表れているようで。そういうシチュエーションになっても、気付かないかのように悩み続ける良守の姿も、悩みの大きさを表していると共に、良守の成長ぶりも出ていたような感じ。

『最上の命医』
 真中先生、総長と組むのが本意じゃなかったりするようだし、ワケありか。子供相手に優しいところを見せて好感度上げてたりするし、これは問題解決後に命側に仲間入りかな?

『はじめてのあく』
 キョーコ母の立体映像(?)なんかだしちゃって、ますますキョーコの態度が硬化しそうな。でもまあ、この作品だから最後はハッピーになってくれるでしょうが。
 それよりも今回のポイントはアキだ。暴走する他キャラに1人でツッコミ入れたり、まともに反応したりと、いちいち表情が良くて可愛いなあ。これからもコマの端のアキちゃんに注目していきたいと思います。

『絶対可憐チルドレン』
 "C名高志"サイン入りの「ぜったい!チルチル劇場版・悪魔ワッシーの逆襲」DVDに笑った。「ワッシー」って鷲崎健のことだろうなあ。ますますラジオネタが。

『アラタカンガタリ』
 流人島で会った謎の男は実は敵なんだろうと思ってたんだけど、あれ?ほんとに仲間的なキャラなのか?

2009/04/16(木)


<週間少年サンデー感想−18号>
 出口真人さんの読み切り『ドルピンガー』が掲載。

『クロスゲーム』
 あかねが入院。
 なんか病院では深刻そうなシーンが展開されてますが、まさか若葉に続いて死ぬのか?でもさすがにこんなに分かりやす過ぎるフリは釣りかも。

『神のみぞ知るセカイ』
 ハクアが遊びに。
 ゲームに負けて、どんな言うこと聞かされるかドキドキしてるのが非常に可愛らしい。そう言いつつもしっかりなにかされるのを期待しているようで、要求が単なる質問だとキレたりと、まーその桂馬に対する空振りっぷりがたまりませんな。
 で、ハクアのバディーがあまりに漫画チックなおばちゃんキャラで笑った。このおばちゃんが良い活躍をしてバリバリ駆け魂を捕まえるとか想像できないので、コンビ解消して桂馬のとこに来るのかなーと期待したり。

『ドルピンガー』
 出口真人さん、2007年25号の読み切り以来の掲載。だけど、当時の感想読んでもどんな作品だったか思い出せないなあ。
 今回は、異形に化ける力を持つ少年が友達からいったんは避けられつつ、ヒロインにも怖がられて、なおも戦って仲間を守るとか、非常にテンプレートどおりでオーソドックスな話。なので、やっぱり印象薄い感じだなあ。見せ方はまずまずだと思うので、これにプラス独自要素がほしいところ。
 絵はまあまあ悪くないけど、戦いのシーンでは何が起こってるのか分かりにくいので、もうちょっと整理してほしいところ。
 次回作での進化を期待したいところです。

2009/04/15(水)


 先週のスピリッツ。

<ビッグコミックスピリッツ感想−19号>

『バンビ〜ノ!』
 第二部がスタート。とはいえ、確かに舞台は横浜店に変わっているものの、さして変わっているわけでもなくそのまんま続きという感じ。別にわざわざ仕切りなおすほどでもなかったような。
 本店と同様、店自体がオーラを発しているのに笑った。

『とめはねっ!』
 縁と望月さん、墨を買いに。
 ころころと表情を変えたり、恋のライバルこと麻衣が来たらちょっと不愉快そうになったりと、非常に可愛らしくてよろしい。

『美味しんぼ』
 日本全県味巡りの和歌山県編。
 至高側、和歌山だから梅とミカンってあまりにも王道な選択すぎないか。まあその選択自体は良いんだけど、究極側がビックリしてたり、こんなんで参っちゃったりしてるのには笑った。ひねくれて考え過ぎなのか、あまりに知らな過ぎるのか。

2009/04/14(火)


<新番組レビュー>

『クロスゲーム』

 サンデー本誌で原作は読んでるし、ちょうどこの時間はBGV的にテレビを点けてることが多いので、気軽な感じで見てみました。
 あだち充先生の絵をそのまま再現したようなキャラデザは、当然違和感ないし、背景はじめ作画は全般良好。第1話でいきなり若葉死亡な超速展開には驚いたが、破綻なく原作の雰囲気をよく再現しているので、まあ良いかな。
 キャスト陣の演技は素晴らしい。特に青葉役の戸松遥さんはどハマリだし、一葉役の豊口めぐみさんは、ああいう物静かな演技もいいものですな。
 OP/EDは売れ線を使ってはいるけど、雰囲気には合ってるし、曲的にも悪くない。堅実な作りの作品だと思います。継続で。

『花咲ける青少年』

 有名な少女漫画のアニメ化ですが、未読です。原作の最初のエピソード=時系列的にアニメ本編の前である所謂「マハティ編」だけ読みました。
 うーん、第1話から作画レベルが低いな。キャラデザ・止め絵の段階からあまり洗練されてないように感じていたが、動きの大きいシーンや引き絵のカットではより酷くなる。これは先行き不安になりますな。
 ストーリー的には、テーマ自体は悪くなく先が気になる感じではあるが、なんか見せ方があまり上手くない感じ。セリフが説明的過ぎるし、見せ方もアニメっぽくないというか、漫画的手法そのまんまな感じ(想像ですが)。なので、あんまりストレートに話が入ってこないなあ。
 キャストは豪華だし、演技も素晴らしい。OP/EDはいまひとつかな。
 全体的には良い出来とは言い難いけど、話は面白そうなのでとりあえず見てみます。

2009/04/13(月)


 春の新番組はチェックが遅れていますが、なんとかがんばっていきたいと思います。
 以下の新番組はスルーします。  

  • クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!
  • 涼宮ハルヒの憂鬱
  • ドラゴンボール改
  • ハヤテのごとく!
  • メタルファイト ベイブレード

<新番組レビュー>

『毎日かあさん』

 西原理恵子さんの作品で、いかにもな絵柄だしかあさんがあんなキャラデザなのでもっと破壊力のあるアニメかと思ったら、肩透かしでした。
 ギャグが利いてなくてつまらない。森公美子さんが演じてたり、バラエティコーナーがあったりして、ほのぼのファミリー向けにしようとしているのは分かるが、これを見たってワタシはほのぼのとはしなかったし、特にくるモノもなかった。
 というわけで切り。息子役の園崎未恵さんの演技はすごいですね。

『真マジンガー 衝撃!Z編』

 マジンガーの新作だけど、いきなり途中から始まったような感じがしてワケが分かりません。まずいきなり結末を見せる演出なのかもしれないけど、神様みたいなのをはじめ、いろんなキャラが出てくるし、なんかもう見ていて全然盛り上がらなかった。
 絵もあんまり動かないから迫力ももうひとつだし、これは切りでいいかなー。LAZYのOPは良かったです。

2009/04/12(日)


<1/144・HGUCガンキャノン製作5>

合わせ目を消せました

 左脚の製作を開始。
 右脚での反省を踏まえて、組み立てながら塗ることにしました。

 また、左足でパーツ同士の合わせ目に溝が残るのが気になったので、それが出なくなるようにしてみました。接着剤を多めに塗ってはみ出させ、はみ出た分をヤスリがけ。その上から塗装すると、溝が消えてくれます。
 ここまで消えてくれるとは思わなかったなー。今度はきれいに仕上げられそうで満足です。まあ、これは模型制作の基本ではあるのですが。

 で、乾燥を待ちながら左脚だけを塗っていったので、待ち時間がけっこうあったのです。
 なので、その間にクリアバージョンの量産型ザクを完成させました。これで、とうとうバンダイミュージアムで購入した限定品クリアバージョンを全部作ってしまいました。

クリアバージョン

三体揃い踏み

 ただ組むだけでも楽しいなあ。
 次回以降も乾燥の待ち時間になにか作るか…と思ったけど、それよりもまず複数の部位を平行して作るなどして効率化するほうがいいな。

2009/04/11(土)


 義兄の家に遊びに行って、液晶プロジェクターを譲り受けてきました。
 以前のXV-Z4050の時と同様、義兄がプロジェクターを買い換えたので、使用しなくなったものを譲り受けたのです。

 今度の機種は同じくシャープのXV-Z9000
 フルハイビジョン対応だし、XV-Z4050の14kgに対して9.5kgとかなり軽いです。設置面積も小さくて済みます。

ほぼ同じ大きさのサイズの雑誌を置いて比較

 ウチは使うときだけプロジェクターとスクリーンを出すのですが、XV-Z4050は大きくて重いので、出すのもおっくうになりがちでした。
 でもXV-Z9000は軽めなので、もっと気軽に使うことができそうです。

一回り小さくなりました

 オーディオラックからプロジェクターの設置位置まで届くDケーブルがないので、今はとりあえずSケーブルで接続テスト。それでも既にXV-Z4050よりきめ細かい感じなのが分かります。
 ケーブルを購入して接続を見直してから視聴するのが楽しみです。

2009/04/10(金)


<アニメ視聴終了後感想>

『機動戦士ガンダム00 2ndシーズン』(最終回まで視聴)

 全体的にツッコミ所の多い作品だった。感動超大作にしようという意気込みは感じられるが、スベってるので、かえってちゃちくなっちゃった感じ。
 作画は良いし、戦闘シーンの迫力も十分。キャストは素晴らしいし、BGMも良好。売れ線ばかり使うOP/EDはあまり好みではないけど、悪いわけじゃない。でも肝心の演出・ストーリーがなあ。
 軍事評論家が設定協力にいるからか、世界各国の別れ方とか妙にリアルなところもあるんだけど、各キャラの考え方とか行動とかにどうもリアリティが感じられない。「なんでそういう結論になるの?」というところも多いし、「平和のために戦う」「戦いを選ばないやつは悪」という考えが唯一の正義のように描かれているのが気持ち悪い。なので、一見勧善懲悪モノに見えないのに、ソレスタルビーイングがこの作品の中での正義の味方になっちゃってるのかなー。それだからか、敵方のキャラがムダに多いし、ドラマが薄っぺらだから、すごく印象が薄い。
 2ndシーズンになってからモビルスーツや戦闘シーンがどんどんリアリティがなくなっていくというか、スーパーロボット的になっているのも失敗だったと思う。いろんなところから手が出てきてもはや人型である意味がなくなってたりするし、背中にも顔が付いてたりするし、ビームは曲がるし、テレポートというか量子化はするし。戦闘シーンになると笑っちゃうんだよなあ。
 4クール分も見てきたのに、続きは劇場版で!なのも気に食わない。というわけで、なんだか惜しい感じの作品だったような気がします。

『明日のよいち!』(最終回まで視聴)

 毒にも薬にもならない作品だったなあ。
 時代錯誤の侍が都会に出てきて…というトラブルものになるかと見せかけて、せっかくの侍という設定にそぐわないただの女好きだったり、結局主人公モテモテのハーレムアニメだし。終盤の鷺ノ宮兄妹の話も、さんざんひっぱっておいてアレでは、とってつけた印象にしかならない。
 斑鳩四姉妹のキャラ設定は悪くないし、サブキャラも含め、キャスト陣の演技は素晴らしかったのに、非常に残念でした。

2009/04/09(木)


<アニメ視聴終了後感想>

『みなみけ おかえり』(最終回まで視聴)

 あんまりだった第二期に比べて、安心して最後まで楽しめました。
 基本的には原作に沿った作りだけど、よりキャラクター寄り、萌え要素入りになったような印象。特にアツコや内田の目立ち方は三シリーズ中一番だったのではないかと。
 その反面、作りがきれい過ぎるために、原作にあったようなギャグのパワーや毒気が薄れているのが残念。最終回も、南家三姉妹の絆を描いたという点で非常に最終回らしかったが、やはりきれいにまとまり過ぎていた感じ。
 まあこういうのもアリかなという点で、第三期はファン向けという印象でした。万人向けなのは第一期か。OP/EDは非常に良く、特にEDは一番好き。

『マリア様がみてる 4thシーズン』(最終回まで視聴)

 第4期だけあって、前シリーズまでと同様な感じでした。
 絵は前よりも良くはならないけど、さほど悪くもならず。ストーリーの端折り方もこれまで同様だけど、今シリーズは祐巳の妹問題という大きなテーマがあっただけに、メインテーマに絞った大胆なカットは成功と言えそう。
 原作で読んだところではありますが、あまり覚えてなかったのでハラハラしながら楽しめました。最終回なんてけっこう感動できたし。

2009/04/08(水)


<アニメ視聴終了後感想>

『とある魔術の禁書目録』(最終回まで視聴)

 インデックスメインの最初のエピソードは面白かったなあ。
 それ以降は理屈っぽい上に、その理屈もよく分からんというか「なんでそうなる?」と疑問を抱いてしまうレベルの説明しかなかったので、あまり入り込めなかった。でも登場人物たちにとっては常識だったり、納得いく理屈だったりするので、置いてきぼりでどんどん話が進んじゃう感じ。原作を読むとそのへんの印象が変わるのかなあ。
 後半は、メインヒロインらしさがどんどん薄れていったインデックスが当麻と絡むエピソードは面白かった。それからアクセラレータとラストオーダーのエピソードも良かったかな。というように所々は良いんだけど、全体のまとまり感はいまひとつでした。
 最後も話が全然終わってねえーというか、これも続編というか外伝がアニメ化するのか。

『続 夏目友人帳』(最終回まで視聴)

 前シリーズ同様、絵良し、ストーリー良しの良作でした。
 特に今シリーズは、多軌という良い感じで夏目と関わっていけそうなヒロインが登場し、そっちの方面でも気になるストーリーが展開されたり、「人と妖のどちらを選ぶのか」というこの作品の根幹に関わるテーマが出てきたりと、とても見応えある内容でした。
 当然そのあたりは結論が出てないけど、それでも良い後味・雰囲気で終わらせてくれたのは良かったな。このままでも問題ない美しい作品ではありますが、もっと見たいという感じなので、さらに続編を期待したいところ。

2009/04/07(火)


 作業をしたのは日曜なので時差が出てきてますが。

<1/144・HGUCガンキャノン製作4>

 ようやく右脚の組み立てです。
 腿→足首→脛と組み立てつつ、ガンダムマーカーでスミ入れ。はみ出したところや塗り残してたところを塗装したり。
 塗装なし・スミ入れのみで作ったグフの時は、はみ出してもヤスリがけできたのでけっこう大胆に塗れたんですが、さすがに今回はそうはいかないかなーと。プラスチックに直じゃないからか、マーカーも妙に乗りが良いし。

 で、今回は磨きもやってみました。
 使用したのはタミヤコンパウンド。塗料の凸凹を平滑化できるかなーと思ったら、使ったのが細目だったからか、あまり研磨できず。でも仕上げ目で良い感じのテリは出せました。
 足首の凹凸は気になるので、軽くヤスリがけしてみるかなー。

タミヤコンパウンドを使用

やっと右脚完成

 ようやく右足が組み上がりました。
 でも、塗りもらした内側の赤が見えてカッコ悪いとか、手順の効率化とか、はみ出した接着剤の補修とか、今回でいろいろ課題が見えました。
 左足以降に活かしていきたいと思います。

2009/04/06(月)


<F1・rd.2−マレーシアGP>

 2週連続開催の第2戦は、ヨーロッパ合わせで夕方にスタート。
 でもスコールで赤旗中断→暗くなって再開せずというバタバタな展開となりました。規定周回数の75%に満たないためポイントは半分となりましたが、この少なくなった分がどうチャンピオンシップに影響してくるか。

 で、結果的にはブラウンGPのバトンが2戦連続のポール・トゥ・ウィン。予選の走りを見ていてもブラウンGPの速さが本物だということが分かりますね。例年だとヨーロッパラウンドの新パーツ投入で差が縮まってくるものですが、今年はテスト規制もあり、スタートダッシュの影響は大きそう。
 今回3-4フィニッシュとなったトヨタもまだまだやってくれそうだし、波乱のシーズンな感じですね。

 対してパッとしないのはフェラーリとマクラーレン。
 特にフェラーリは、雨が降る前からライコネンにレインタイヤを履かせ、雨が降ってきたときにはレインタイヤがダメになってるというおかしな作戦でみすみすポイントを逃す結果に。
 うーん、今年のフェラーリは一体どうしちゃったんだ。今年の戦いぶりは中断チーム以下だよ。アロンソ@ルノーも妙に目立ってる印象だし、ほんとにどうなるか予想できない感じ。フェラーリの弱体化は残念だけど、楽しいシーズンにはなりそうです。

2009/04/05(日)


旧堀田邸

 昨日、国立歴史民俗博物館を見学した後、近くにある旧堀田邸を見学してきました。

 旧佐倉藩主であり、維新後は佐倉の農業の発展や、地域の学校への援助などに尽力したという堀田正倫氏の邸宅です。
 さすがに名家だけあって部屋が多くて広いし、良い趣。縁側からは広大な庭というか丘が広がり、この季節には桜も咲いてたりして素敵でした。

 国の重要文化財ですし、もちろん古い家としても良いんですが。
 ウチにとってはですね、そんなことよりもこの家は現在放送中の『侍戦隊シンケンジャー』のロケに使われている場所。シンケンジャーは毎週楽しく見ているので、ぜひ見ておこうということで。

 劇中ではシンケンレッドこと志葉家十八代目当主・志葉丈瑠が住み、かつシンケンジャーの本拠地である志葉邸の外観として使われています。
 玄関や門は出入りのシーンで使われているし、縁側と庭もよく出てきます。邸内では、古い住宅の作りがよく分かるようにボランティアのガイドの人が解説をしてくれてたりしますが、ワタシとヨメはそれよりも外観とか庭とかばっかり眺め、写真を撮ったりしてました。

第八幕冒頭でも出てきた門

志葉邸シーン導入で使ったり

 邸宅外の桜も咲く丘は、シンケングリーン=千明とシンケンイエロー=ことはが語り合うシーンで使われたり。
 きれいな良い丘ではありますが、日本庭園というわけでもないので、二組ほどお花見をしている他は誰もいません。そんな中、ワタシは熱心に写真を撮ってたり。シンケンジャーを知らない人からしてみたら、ただのヘンな人だったかもしれません。

この庭で稽古してたような

千明とことはが語らった庭

 オープニング映像内で使われているワープステーション江戸にも行ったし、これでまた見たことある景色が劇中に登場するという楽しみが増えました。ストーリー自体も楽しいんですが、ますます今後のシンケンジャーが楽しみになってきましたよ。

2009/04/04(土)


 佐倉にある国立歴史民俗博物館に行ってきました。
 2008年7月以来の4回目です。

 メインの目的は企画展「錦絵はいかにつくられたか」を見ること。
 錦絵がどのように作られ、売られていたかという展示でした。錦絵そのものを見るのも好きですが、こういうのも興味深いですね。
 錦絵が並べられた店頭で店員と客が話している光景が描かれた、三代歌川豊国画の「今様見立士農工商 商人」の解説がされていましたが、錦絵の中に別の錦絵が描かれているというのがおもしろい。『まんが道』でも作中の漫画を見るのが好きだったのですが、なんかそんな感覚です。有名な絵が描かれているのに、微妙にポーズや背景が違ったりして。

 版木に刷り師向けの指示が書かれたりしているのも、当時の息遣いが聞こえてくるようで良いですね。
 「よろしく」とか書かれてて、なんかこういう指示って昔も今も大して変わらないんだなあ。中でも、肉というか肌の色に注意みたいな感じで「にく」という指示が書かれているのに笑ってしまいました。ひらがなでそれだけ書かれているとなんか可笑しい。

 展示室の外には錦絵の作成体験コーナーがありました。
 スタンプのような材質で版木が再現されているのですが、4色も用意されていて刷り工程の雰囲気が味わえます。葉書サイズですが、「東海道五十三次」の「日本橋」と鯰絵(誰のなんて作品か見忘れました)のどちらか1人1枚を選べるのが嬉しいですね。ヨメと1種類ずつやったので、2枚ゲットです。
 位置を合わせるのに神経を使うし、各色をちょうどいいインクの量で乗せるのが難しい。うまく乗らなかった色もあって飛び散っちゃったりしていますが、楽しかったです。

にく

多色刷りを体験

 で、常設展示も好きなので、今回もジオラマを中心に見学。
 やっぱり「洛中洛外図屏風」を立体化して、京の町並みを見せてくれる展示は楽しい。見るたび新しい発見があります。

よっぱらっちゃったーぃ

ご主人様とさんぽ

 国立歴史民俗博物館がある佐倉城址公園は桜も植えられており、お花見客で賑わいます。
 まだ満開ではありませんが、きれいに咲いているので今年はここでお花見。地元の公園という感じで、宴会している人はほとんどおらず、家族でのんびりご飯を食べながら眺め、後は広場で運動して遊ぶという雰囲気。いかにもお花見宴会な賑わいを見せる場所もけっこう好きなんですが、こういうのんびりも良いですね。

お濠跡と桜

山桜

 長くなったので、この次に行ったところは翌日分で。

2009/04/03(金)


<アニメ視聴終了後感想>

『ゴルゴ13』(最終回まで視聴)

 50話に渡って放送されてきたけど、それでも「あー、もう終わっちゃうのかー」という印象。原作はもっといっぱいあるんだから、まだまだ続けてほしいくらい。
 原作の良さを十分に引き出し、上手くカッコよく映像化してくれてました。作画も良いし、原作と同様の緊張感を味わわせてくれる演出・脚本も良。デューク東郷役の舘ひろしさんの演技は少々アレだけど、まあ口数の少ないキャラだし。でもゲストキャラは大御所も起用されたりして耳福という感じ。BGMもカッコよくて、雰囲気ばっちりでした。OP/EDは合ってなくてイマイチなことが多かったのは残念。
 というわけで、大成功のアニメ化だったと思います。ぜひまたやってもらいたいなあ。

『スキップ・ビート!』(最終回まで視聴)

 芸能界モノってヘタすれば安っぽく・嘘っぽくなりそうな気がしてたのでどうなるかと思ってたけど、成功だったんじゃないかと。
 芸能界入りするまでの前半はそういうイマイチ感があったけど、ギャグとキャスト陣の演技力で乗り切った感じ。対して後半はラブコメ要素が強くなり、非常に面白くなった。ギャグを交えつつ、しっかり少女漫画的ラブコメしてくれました。特に主人公・キョーコ役の井上麻里奈さんの演技がパワフルでありながら可愛らしさもあり、素晴らしかった。
 で、どう終わるのかと思ったら、最終回は全然終わってねえ!気になる!ということで続きの当たりから原作を読み始めました。こちらもおもしろい。ということで、第2シーズンがあることを期待しています。

2009/04/02(木)


<アニメ視聴終了後感想>

『とらドラ!』(最終回まで視聴)

 良い意味でも悪い意味でもライトノベル原作アニメな感じ。
 各キャラの性格・心理描写の深さはさすがだと思うし、それを絡めての学園ラブストーリーかつ成長物語に仕立てていたのは見事というしかない。
 でも現実の高校生がこんなに自己分析できるものか?という気がしたり、所々に青臭さが感じられたり。特にまだ「楽しい学園生活編」な感じの前半は見ているこっちが恥ずかしくなるくらいの青臭さだった。でもまあ、中高生くらいって、ああいうふうに自分語りしたがったり、酔ったようにハイテンションになったりしがちな感じなので、そういう意味ではリアルと言えるか。いや、実際にはこんなにドラマチックにはならないだろうから、「中高生が」自分達の夢の、理想の学園生活を描いたような感じかも。
 とはいえ、ドロドロ恋愛劇になった後半はどうなるかハラハラで、ほんとに面白かった。駆け落ちとか言い出す急展開はオイオイという感じではあるが、最後はまあ見事にクサくまとめてくれました。
 というわけで、良くも悪くもとても印象に残る作品でした。OP/EDはどの曲も良かったし、女性キャラも魅力的。最終回の大河のキスシーンには思わずやられそうになったけど、ワタシは亜美派です。亜美はホントに良いコだ。

『WHITE ALBUM』(第12話「縛ること。欺くこと。奪うこと。与えること。どれより辛いのが、待つこと」で切り)

 あと1話見れば最終回だったのか…と思ったけど、どうやらいずれ第2シーズンもあるらしい。ならいいか。
 浮気がテーマの話で、主人公はヘタレというのは知っていたんだけど、ここまでとは思わなかった。いやすごい。
 プレイヤーがヒロインを選べるゲームじゃないからなのか、この作品の冬弥はただの女好きとしか思えないような来るもの拒まずなのが目立ち、浮気の理由も掴めないままなので、見ているこっちとしては「ええっ、そこでどうしてそういう行動になるの?」というのの連続でついていけなかった。まあ、平野綾さん演じる由綺は声質といい演技といい、ヤンデレな感じがしてしまったので、仕方ないのかねえとも思ったけれども。
 あと、たまに画面にモノローグというか本音部分の文字が出る演出もなんか合わなかった。その文や各キャラのセリフなども妙に文学的というかかっこつけな感じがするのもなあ。

2009/04/01(水)


<ビッグコミックスピリッツ感想−18号>
 今井大輔さんの新連載『SEED』がスタート。

『上京アフロ田中』
 マキちゃん、田中とデートするかも?で特訓。語尾を延ばして話すってのがなんかすごくありそうで、効果的に見えてなるほどと思わされた。
 確かにマキちゃんの指摘どおり、見ているとイラッとするんだけども。

『SEED』
 増やすために種を提供する役目となった少年の話。『イキガミ』と逆の方向の話のような?
 絵はちょっと苦手だなー、特に正面からの顔。設定上、どうしてもセクシャルな描写になりがちだけど、そっちばかりじゃなくてちゃんとストーリーを紡いでくれそうなのでまあまあかな。話的には好きなものではないけれど。


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