ちょっと補足


■ロシアビザの取得
ロシアに旅行に行くには、ビザが要ります。今回参加した旅行会社でビザを頼むと、11,300円(ビザ代5,000円、手数料6,300円)かかります。本来なら、ロシアビザは、2週間前の申請なら無料なので、自分で取得しようと思いました。確認書を旅行社に発行していただかなければなりません。この発行を旅行社が渋るかなあと思っていましたが、各種案内書の書類の中に、確認書の発行の料金も(3,150円)最初から記入されていて、発行も比較的すぐしていただいた思います。

さて、大阪のロシア総領事館は、豊中にあります。最寄り駅で言うと、モノレールの少路駅になりますが、そこからも徒歩10分かかりますので、お薦めは、阪急豊中駅から、35番系統のバスに乗って10数分 西緑丘の停留所で下車して、徒歩3分ほどが便利です。最初、千里中央駅からバスで行ったのですが、どんどん住宅地に行き、一体どんなところにあるんだろうと思っていたら、大きな建物がドーンと建っていました。ロシア総領事館に行く前に、受付時間を聞こうと思い、何度かロシア総領事館に電話をかけたのですが、取ってもらえず、もうこうなったら行くしかないと思って午後に行ったら、午前中しか開いていませんでした。建物の前には、大阪府警の方が立っていて、「月曜日の午前中は開いてますよね」と念押して、本部らしいところに無線で聞いて下さって、「何も無ければ開いています」との回答をいただいた。何も無ければ・・・ねぇ。その日の夜のテレビでは、ロシアがグルジアを攻撃したニュースが取り上げられていた。月曜日が開いているか心配になりましたが、もうそろそろビザを手続きしないと・・・。

月曜日に9:30のオープン前に着きました。9:30になると部屋に通されました。この部屋が6畳くらいの狭い部屋なんです。ロビーはあんなにだだ広いのに〜。1番目はロシア人の方で、パスポートの更新に岐阜から来られていました。そして私は2番目。3番目はロシアとビジネスをやっている日本人でした。部屋に入れたものの、係の人がやってきません。この後、出社の予定だったので、待っている日本人の人に、「ビザを取るのって時間がかかるものなんですか?」と声をかけた。「書類が整っていたら大丈夫」とのこと。でもその人は、ビザに不備があったためにやって来た人でした。それもその日の出発で受け取りでした。不安になる〜。係の人が10分ほど遅れてやってきました。受け取りに来た3番目の人が優先になりました。私の番が来ましたが、あっと言う間でした。ペラペラの受領書を受け取り、終わりでした。次の引き取りまで、パスポートは預けたままになります。

2週間後、ビザを引き取り行きました。この時も2番目。1番目は名古屋から来たアメリカ人で、ビザに不備があり、再び来たらしい。そんなになぜ、ビザに不備がある・・・。待っている間に、各国ビザ取得談義を交わしました。今度は、15分くらい経ってから係の人がやってきました。今度は若い人でした。ようやく受け取ることができました。ビザには、パスポートナンバーが記入されているんですが、最初のアルファベットは記入されず、番号だけの記入ですが、それでOKのようです。

さて、その話をツアーの人にすると、以前は総領事館に行かずとも、宅配でビザを送ってきてくれたようです。また、電話を10時過ぎにかけたら、2時頃かけて言われ、また2時頃かけると、明日電話して言われたそうです。ビザ申請室で話していた人も言っていたが、電話が繋がらないのが普通と言う意味がよくわかりました。2回往復せねばならないので、交通費を考えると、旅行社に依頼してもいいと思います。まあ、良い経験になりました。

■ツアーについて
JTB度物語の「美しきロシア紀行8日間」に参加しました。大韓航空でモスクワIN、サンクトペテルブルグOUTのツアーでした。ツアー料金 9月初旬で 298,000円でした。燃料サーチャージ・TAXが請求されて来ないなあと思っていたら、出発当日、カウンターで現金5万3500円を払わされました。ギリギリまでサーチャージがわからない時期でした。オーディオセットを渡され、イヤフォンでガイドさんの話を聞きました。

添乗員さんが前日は、2万円くらいを目安に両替下さいと言われたので、モスクワ空港で1万円両替しましたが、結局、5,000円くらいしか使わず、またドルに両替しました。事前にインターネットでレートを調べた時は、1ルーブル=4.23円ぐらいでしたが、空港で両替した時は、1ルーブル=5.25円でした。空港には、ATMがありましたが、ATMでの引き出しは出来ませんでした。ツアーは全食事付でしたので、食事の時の飲み物代、トイレ代10〜20ルーブル、カメラ持ち込み代100ルーブルが要りましたが、食事には、毎回500mlのペットボトルの水が付いていたので、水代はかかりませんでしたし、トイレも、昼食時のレストランで済ませて、有料のトイレは行かなかったので、トイレ代もかかりませんでした。ちなみに、キヨスクで500mlのコーラが40ルーブルぐらいです。めっちゃ高い〜。

ホテルは普通でした。サンクトペテルブルグのホテルは水が茶色く、これは町全体の水道管の老朽化の問題であるようである。どのホテルにもバスルームには右上の写真のようなパイプがあり、タオルかけになっていますが、温かいので洗濯物はここにかけて乾かすと早かったです。

■食事について
ロシアでは、家に客人を招いた時に、パンに塩をつけてそのパンを食べる習慣があるようです。私たちもそれをさせていただきました。写真は上段の真ん中から、ボルシチ(牛肉でとったブイヨンに赤カブなどの野菜を煮込んだスープ)、きのこの壷焼き、ペリメニ(ロシア風水餃子)、ビーフストロガノフ、ブリヌイ(クレープ)です。どれも美味しかったです。スープもあっさりで、日本人の口に合うと思います。ボルシチの写真の横にあるのが黒パンで、酸味が利いていました。

■総評
久々のツアー参加。集合場所の空港の団体ツアーカウンターに並ぶと年配の方たちばかり。どうやら私たちが一番若い参加者だったらしい。なので、参加者平均年齢60歳は軽く超えているような感じがしました。いろんな方のお話を聞くことが出来て、楽しかったです。このツアーはスズダリ、ウラジミールなどの田舎を回わりましたが、田舎はそれほど見るところはなく、モスクワ、サンクトペテルブルグだけの ツアーでもいいと思います。このツアーにはプーシキン美術館の観光が入っていませんでしたから・・・。個人旅行で行くならなおさら、モスクワ、サンクトペテルブルグの2ヶ所を堪能する行程を組んだほうがいいでしょう。そうすれば、個人旅行しやすいと思います。 たぶん、個人で行っていたら、一般公開されていない「大クレムリン宮殿観光ツアー」や「旧KBGの建物内のツアー」(パトリアールシ・ドーム・ツアーズ http://www.toursinrussia.com)に参加していたかも。発展したロシアを見れてなかなか良かったです。

お土産にチョコレートやコケモモのジャムを買って帰りました。



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