スズダリ


スズダリは、人口12,000人の小さな町。ここも世界遺産の街です。そこに年間100万人以上の観光客が訪れる。日本人と中国人が多いらしい。宿泊先は町で一番大きいと言われるホテル(TOUR CENTER RIZALIT)に宿泊した。この町には高くて3階建ての建物しかないので、エレベーターがない。もちろん、宿泊したホテルもである。そして、部屋に電話もないため、朝はモーニング・ノックにて、起こされる。しかし、ここに4グループもの日本人団体ツアーが押し寄せたのにはびっくりした。町の中心から少し離れていました。

翌朝、時間があったので、ホテル近辺を散策しました。朝焼けがきれいでした。ホテルの裏手にある橋を渡り、高台にある城壁に囲まれた教会を目指すと、そこは、後で観光に訪れるスパソ・エフフィミエフ修道院に辿り着きました。徒歩20分くらい。こんなことなら、観光で訪れないポクロスキー修道院を訪れれば良かった。こちらは女性修道院です。(写真右下)あ、しおりでは、下車観光になっているのに、立ち寄っていない・・・。

8:55ホテル出発。この日も朝から雨が降ったり、止んだりの天気だった。朝の気温は10度。木造建築博物館の手前でバスを降ろされ、そこからカーメンカ川にかかっている橋を渡り、木造のニコーリスカヤ教会を見学した。

■クレムリン
ラジヂェストヴェンスキー聖堂
青の玉葱坊主が印象的な教会。青の色は、マリア様と天国の意味。

■スパソ・エフフィミエフ修道院
城壁に囲まれた修道院。カメラ持込100ルーブル。小さな庭園に花がきれいに咲いていた。ちょうど私たちが見学していた時に、鐘楼のベルの演奏が始まった。スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂(写真右下)は、16世紀に建てられた。フレスコがきれいだった。また、中ではマトリョーシカの鍋つかみなどが売ってあるとっちょとしたお土産物屋があった。この修道院を出たところから、スズダリの町が一望できる。

スズダリからモスクワまでは、220km。11:50にウラジミール郊外で昼食を取ったあと、13:05出発した。16時頃に市内に入るが、そこから夕食場所まで40分もかかった。夕食後、Hotel Cosmosにてロシアダンスショーを見た。本来ならボリショイサーカスなんですが、休演中ということで、その代わりだった。

■寝台列車
モスクワ 23:45発の寝台特急(1等車)で、サンクトペテルブルグへと移動した。この寝台特急は、コンパートメントの中に、洗面が無いため、いちいちトイレに行かないといけないのが難点だった。そして、スーツケースを寝台ベットの下に入れるのですが、やはり邪魔でした。そして、鍵を十分にかけるように添乗員さんから注意があった(鍵をかけていても開けられることがあるみたいだが・・・)ので、3箇所鍵をかけた。1箇所はノブのところ、そして、壁にかかっている赤のロックをそのノブにかけて、鍵を固定し、最後は、ドアの左上のロックをかけた。新聞と雑誌が2セットと、軽食、ペットボトルのミネラルウォーターが用意されていた。水とは別に、寝付けのミニボトルの酒が1杯は無料のようだったが、職員が全然回って来なくて気づかなかった。寝心地はどうかというと、なんとか寝れましたという感じです。あとで、寝台列車のチケットをもらったが、5,195.6ルピーもした。写真のパックのセット以外に、朝にイクラのブリヌイ(クレープ)を持ってきてくれた。お湯を運んできてくれるかと思ったが、自分で貰いに行かなければならなかった。おまけに、ガラスのコップしか用意されていない。水筒を持っていたので、それに湯を入れて、紅茶を作った。



ロシア Topモスクワ1モスクワ2ウラジミール
ノブゴロドサンクトペテルブルグ1
サンクトペテルブルグ2サンクトペテルブルグ3ちょっと補足


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