本の紹介6(新書と文庫4)

最近読んで、よかった本(新書と文庫)をご紹介します。

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131 「岩宿」の発見 幻の旧石器を求めて  相沢忠洋著 株式会社講談社発行 1973.1.15.第1刷発行 2010.9.15.第36刷発行

 桐生市に住んでいた著者は、遺跡の発掘に興味を持ち、赤城山麓で発掘を続けていたが、岩宿の切り通しの崖に露出している石器を発見し、それが赤土(関東ローム層)に埋まっていたことを突き止め、日本にも旧石器時代があったことを示した。
132 ハーバード白熱日本史教室 北川 智子著 株式会社新潮社
2012.5.20 第1刷発行

 少壮の日本人女性研究者が、ハーバード大学で日本史を大人気講座に変貌させた。歴史の授業に映画作りや「タイムトラベル」などの斬新な手法を導入。著者のに感化され、学生たちはいつしか「レディー・サムライ」の世界にのめり込んでいく----。「日本史は書き換えられなければならない」という強い使命感のもと東部の有名大学に乗り込み、「思い出に残る教授」賞にも選ばれた著者が記す「若き歴史学者のアメリカ」。
133 おどろきの中国 橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司共著 講談社現代新書 2013.2.20 第1版発行

 日本を代表する3人の社会学者が、対処療法ではない視座を求めて白熱の大討論を4部にまとめた。日中間の歴史問題・靖国問題・尖閣諸島問題を考えるための必読の書。
 4部の題目は次の通り。 第1部 中国とはそもそも何か 第2部 近代中国と毛沢東の謎 第3部 日中の歴史問題をどう考えるか 第4部 中国のいま・日本のこれから
134 里山資本主義 藻谷浩介・NHK広島取材班共著 角川Oneテーマ21(新書) 2013.7.10 初版発行

  東日本大震災を契機に従来の生活を見直し、かって人間が手に入れてきた休眠資産を再利用することで、金のかからない生活を送り、コミュニティーの復活を目指していこうと提案しています。
 ほかにCLT(クロス・ラミネイテッド・ティンバー 集合材)についても説明があります。

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[Last updated 4/30/2014]