恋愛シミュレーション「ときめきメモリアル」が残した物
6.これだけは言っておきたい
大幅変更。中身全然変わってるし。
いわゆるメモラーの定義は「ときメモファン」だと思う。しかし、そうではなく、「ときメモを極めた人間」をメモラーと呼ぶこともある。
前者は良い。純粋にときメモが好きならば、だ。しかし後者には問題がある。
「俺はときメモのイベントは全て見たぜ!」とか、「全ての台詞は聞いたぜ!」とか、マニアと言うには深すぎる連中なのである。
確かに本人達は「愛があるから出来る」とでも言うのだろうが、恐らくそれは違う。
では全てのデータを見たからどうなるのか。その後、ときメモに手を出すのか。
全てがNOとは言わないが、全てがYESではない。
いわば、一部の人間はデータゲームの解析を楽しんでいるに近い。
全てのデータを見るというのはそう言うことだ。全てが見ることが出来ないから魅力的なのであり、謎の部分が多いから惹かれるのだ。だから紐緒閣下や美晴の人気が出るのだ。
俺は違う。ある意味表面だけ楽しんでいる感もあるかも知れないが、それはやはり表面でしかプレイヤーをとらえていないから、だと言える。結局は何処まで入れ込むかでは無かろうか。ムキになってゲームをオールクリアしなければならないこととは違う。キャラクターグッズを狂ったように集めるのとも違うし、声優のコンサートに行くのも違う。それはときめきメモリアルのファンではないのだ。あの世界が好きで、生活することが好き、なのではない。それはそれでファンであることは間違いないが、キャラクターなどのファンであり、ゲームそのもののファンではない。
結局のところ、その後このようなキャラクターのファン層を狙ったゲームが続発した。大体比較してしまって申し訳ないが、セングラ、あれが代表だ。あれほどキャラクターが売れ、ゲームが売れなかったゲームもない。確かに原画が良いとか、そう言うこともあっただろう。でも、あれはキャラ設定失敗してるし、ゲームとして成立していない。まぁ、キャラクターファン層のみを狙ったゲームだとしたら、全く持って否定する気はない。そうだとしたら私がセングラを非難するのは間違いで、成功したゲームとして褒め称えねばならない。
それはそれで良い。だが、ときメモのファンを全てメモラーと呼び、または自称しても、私は一くくりにするべきでないと思う。
それだけ多種多様の人間がいながら同類に見られるのは御免だ。
・・・などとときメモのHP見ながら思ってたりして(^^;
次は?
1.ときメモと他の「恋愛シミュレーションゲーム」との違い
2.ときメモの魅力
3.ドラマシリーズとは
4.サターン版ときメモは何故あんなに安いのか
5.卒業したくて卒業した訳じゃない
7.みつめてナイトはときメモ?
用語説明:ときめきスト(ときめきゃー、メモラー等ときめきファンの略称)達が使う(俺だけかも)特殊な用語の説明
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