4.サターン版ときメモは何故あんなに安いのか

一般的な中古ソフト屋で1980円。高くても、2480円。ユーザ数では明らかに少ないPCE版ときメモはおおよそ3580円。もっとも、プレミアム版(PCエンジンファンの出した限定通信販売物(再販))は5000円を越えているようなのだが(秋葉で)
一方のPS版は大体2480円、いや、3000円超えてたかな。そのぐらいなのである。では、何故サターン版がこんなに安くなってしまったのか。
サターンユーザ数に対するときメモの出荷本数のバランスか?サターンユーザの中にときメモファンがいない?恋愛系ゲームは嫌いなユーザが多い?
この中のどれかは原因の一つだろう。しかし、サターン版には他のときメモにはない物があったのだ。それが、最大の原因ではないだろうか。
事実、その後に出たパソコン版はPSの移植だし、GB版はPCE+新キャラ/2と言う作りに思える。
これは、試しに出したサターン版のシステムが駄目だったから、と判断したからでは無かろうか。
ここで、サターン版だけのシステムを少し、知っている範囲でお伝えしよう。
まず、それ以外のときメモは、3年目に入った時点で新しいキャラは出てこなくなる。いや、美樹原は出てきたか。しかし、サターンでは3年になっても能力が足りると出てきてしまうのだ。そう。詩織を狙っていたりすると、体調、ストレス、根性以外すべて140程度にしなければならず、ほぼ全キャラ出す羽目になるのだ。
そしてもう一つ。自分から告白できること。私が思うには、これが失敗なのではないか。今までのときメモは「自分を育てて振り向かせる」だったのだ。恐らく、条件等は変わっていないだろうから、複数ときめかせたときに気に入りのキャラをねらえるとか、そう言うことなのだろう。
しかし、私にはよけいなお節介でしかない。というか、伝説はどうなる?女の子からの告白じゃないと幸せになれんのじゃぞ?まったく、開発メンバー入れ替えたのか?と言うぐらい、私はこのことで買う気を無くした。いや、やる気をなくした。
この値段を見る限り、多くのときメモファンもそう思ったのでは無かろうか。たしか、以前友人とときメモについて話をしたとき、彼はサターン版がいいと言っていたような・・・。まぁ、一般的なゲーム好きの人はそうなのかも知れないが・・・ううむ、どうなんでしょ。
まぁ、何にせよ、少ないユーザのところに大量に出回らせたのは確かだろうから、それが一番の要因なのかも。
実際、旅立ちサターン版は店頭で見かけることはまず無い。限定だし、数自体もさほど多くないからだ。
結局のところ、システム云々で売り上げが決まるのではないのだろうなぁ・・・まぁ、いいか。
最後はときメモと関係なくなってしまった(^^;

次は?

1.ときメモと他の「恋愛シミュレーションゲーム」との違い

2.ときメモの魅力

3.ドラマシリーズとは

5.卒業したくて卒業した訳じゃない

6.これだけは言っておきたい

7.みつめてナイトはときメモ?



用語説明:ときめきスト(ときめきゃー、メモラー等ときめきファンの略称)達が使う(俺だけかも)特殊な用語の説明



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