神津島についての備忘録
■写真と一言メモ
★旅人向け基本情報★
■地勢
伊豆七島の一島。周囲22km、面積19平方kmで七島中四番目の大きさ。
中央部に574mの天上山がそびえ立つ山がちな島だが、白砂の海岸も広がる。
人口は約2400人。どこかのページで読んだが、他の島よりも子どもが多いとか(未確認)
一島で神津島村となっており、島には小・中・高校(都立神津高校)がある。
気候とか地形とか地図とか、詳しくは、神津島村のHP を参照。
■交通
<船>
フェリー 東京→神津島(季節によっては、横浜寄港もあり)
高速船 東京→神津島
高速船 熱海→神津島(季節運行)
フェリー 下田→神津島
<飛行機>
調布空港→神津島
お値段順に、下田フェリー<東京フェリー<高速船<飛行機。
もちろん、フェリーは等級にもよる。
飛行機が最も早く便数も多いが、調布空港の場所の問題があり(どこにあるの?)、なんとも言えない。
この他、究極手段で漁船をチャーターして下田や大島に渡るというのもあるらしい。
正確な時刻・運賃は、各社に確認を。
船→東海汽船 HP
飛行機→新中央航空 HP
■宿泊
民宿約60軒、旅館約20軒と、伊豆諸島でも最大級の収容力を持つ(らしい)。
しかし、じゃらんnetに掲載は二軒のみ。。。通年営業が少ないのか?
(参考文献によると、ホテル2軒、旅館23軒、通年民宿45軒、季節民宿124軒 だそう、、、本当か?)
最近は、夏季でもお盆とか最盛期を除くと、部屋が満室と言うことはほとんど無いらしい。
それよりも、船の予約の方がとりにくいとか。
今回宿泊した「旅館」にも「民宿契約」という人も泊まっており、旅館と民宿の境はよくわからない感じ。
ほとんどの旅館・民宿は前浜の集落内に存在している。
「
ホテル」はどこにあるのかわからない。
一番安価な手段として、 無料のキャンプ場(2箇所)と、都営の有料キャンプ場もある。
都営キャンプ場は設備も豪華で利用料も安価。石原知事のおかげ?
ただし、場所が多幸湾なので、移動が面倒なのが難か。
無料のキャンプ場は海水浴場に隣接していて、水とトイレはある。
東屋みたいのも大体あるから、ある程度の天候の急変にも備えられるが、高潮とかの避難場所が問題かも。
神津島のお宿(神津島村 HP)
都立多幸湾公園(東京都公園協会
HP)
■島内移動
お値段順に 歩き<村営バス<レンタサイクル<レンタバイク<レンタカー<ハイヤー
前浜と沢尻くらいなら行けるが、歩きだけでいろいろまわるのは難しい。
村営バスは200円均一。
レンタル相場は、自転車は一日2000円、バイクは50cc 一日4800円 100cc 一日6900円
レンタカーは一日8〜9000円くらい? ハイヤーは全く見当もつかない。
二人いて免許があるなら、100ccバイクが一番経済的かも。
泳ぐだけとか泳ぎ+温泉だけなら、バス利用で十分だろう。
山の島なので、自転車はかなり体力がいる。
今回は宿備え付けの「一割引」券を使って、90ccを6000円で借りた。
満タン返しの必要はないが、保険関係は怪しいので事故に注意(車両保険は確実にない。小笠原はあったが)
暇な時期なら、宿の人が行きたい場所に送ってくれるかもしれない(今回も繁忙期だが、赤崎まで送ってくれた)。。。もちろん保証無し。
車は無理だが、250ccまでの二輪は東海汽船のフェリーに積める(もちろん自転車も)
50cc以下の原付なら、片道2670円なので、二日以上レンタルするならお得かも。
250ccになると、片道8010円なので、長期滞在で走り回る予定でないと元が取れない(そんなヒマがあるなら泳ぐ)
ガソリンスタンドはあるが、当然島価格でかなり高いらしい(未確認)
村営バス時刻表、レンタル業者連絡先・相場は、神津島村のHP を参照。
■買い物とか
お土産だが、お店には案外と神津島産のものは少ない。
「神津島土産」とかシールが貼っているのは、伊豆諸島共通土産(内地産?)
韓国産の岩のりとかもあった。
天草、島焼酎「盛若」辺りは、確実にMade in 神津。
魚屋さんで買って帰る(郵送してもらう?)というのもあるらしいが、自分では確認できなかった。
特にこだわりがないなら、坂を少し登ったお土産物屋さんが全品二割引とかで安かった。
宿に泊まっても昼食は自分でとる必要があるし、夜食やお酒の買い出しも?
飲食店は結構な数があるし、食品雑貨屋・酒屋さんも22:00頃までやっている。
酒屋、総菜屋、パン屋、肉屋、ケーキ屋、レンタルビデオ、パチンコ、アイスクリーム屋の存在を確認。
島民の方々は、日常的な買い物は「神津ストア」で揃えるらしい。
宿の人は、手打ちそば屋さんがおいしいと薦めてくれた(結局行けなかったが)
2000人が生活してるんだから、日常的なものはほとんど買える。
島で買えないものは、デジカメのメモリとキャンプ用品?(EPIガスとかはない、、、と思う)
多幸湾のキャンプ場は、大抵のものがレンタルできるみたいだから、手ぶらでも大丈夫らしい。
■観光
海水浴客はかなり減ったそうで、現在は釣りとダイビングが多いのだろうか。
どちらもやってないから具体的な情報はわからないが、潜るのは楽しそうだし、かなり大物が釣れそう。
ダイビングショップと釣り屋さんはたくさんあるみたい。
自分の行った場所については、写真とメモに記載。
天上山はいろいろとルートはあるが、おそらく一番定番なのは黒鳥登山口。
ここまでが、住宅地の間をてくてく歩いて40-50分位。標高は200m位。
登山口から山頂部までは、状態にも依るが、やはり40-50分位。
最高地点まではさらにもう少し上がるが、見上げただけで断念。たぶん、10分位だと思うが。
山頂部は結構広いので、くまなくまわると4時間位はかかる。
池とか沢とか地名はあっても水場は全くないので(あるかもしれないけど)、水分補給に注意。
宿や観光案内所、船客待合所に、天上山歩きの案内図も置いてあるので、持参した方がよい(登山口に閲覧用に備えてあった)
海水浴・シュノーケリングは、泳ぐだけなら、前浜が宿や集落から近い。
長浜には子どもも安心して泳げるプールもあるらしい。プールというのが磯を指すのか構造物を指すのかは不明。
シュノーケリングは、赤崎が一番、、、というより、赤崎に限る(と、宿の人が言ってた)
運が良ければ、亀も入ってくるとか。
その他、詳しくは、神津島村 HPを参照。
■参考文献
神津島村役場編『東京の島 神津島』 1999 チクマ秀販社 63pp.
■参考リンク
神津島村
神津島観光協会
東海汽船
新中央航空
この他、島の在住の人達のブログもいくつかあり、参考になった。
(検索サイトで探すとひっかかると思う)