チベット


■白馬チベットの家
白馬チベットは、チベット民族の一種。そのお宅を訪問した。家には、おじいさんとお嫁さん、次女、三女、それと長女の孫2人がいた。白馬チベットは、白を基調とした民族衣装を好み、観光客向けに訪問できたこの家以外の人もほとんど民族衣装を着ていた。次女は21歳、茶髪にしていた。三女は15歳で英語の勉強をしているところだった。部屋は倉庫と寝室といっしょになった感じ。家には、TVもあった。この家は実は4人も子どもがいた。中国はひとりっ子政策をしているのだが、少数民族はそれが規制ゆるい。チベットは3人までOKだが、4人目を生んだので、4000元の罰金を取られたらしい。
*中国のひとりっ子政策…金を払えばいいのかという問題以外に、籍の問題や公務員になれなかったりといろいろ制限があるみたい。
*チベット人は写真に撮られると魂が抜けると信じているので、勝手に取らないこと。

■アバチベット族の居留地
3200m。歓迎のゲートに入ると、公厠(トイレ)があり、チベット民族の服を着た若い男の子たちが集まっていた。何をしているのかわからなかったけど、どうやら観光客向けに馬を乗せてかせいでいるようだった。


■チベット民族ショー
入場料160元。7:30から始まるショーは満席だった。バター茶と、地酒、羊の肉?が用意されている。バター茶ってあまりおいしくない。友達のMちゃんはバター飴の薄い味を想像していたから、想像通りとのこと。なるほど!ショーが始まると、ひと席ずつ回って、チベットの歓迎の意味を表わす白い布を肩にかけてくれる。チベットショーに出てくる女の人はきれい。チベット人ってえエラが張っているイメージがあったけど、背も高くてほっそりしていた。アナウンスがずっと中国語というのが難点だったが、ショーそのものはきれいで良かった。

■チベットについて
チベット民族の死者の葬り方はいろいろある。土葬、鳥葬、水葬、火葬などがある。鳥葬が一般的。はげたかに食べられてしまうやり方。火葬はレベルの高い人の埋葬の仕方なのだそう。また、水葬(魚に死体を食べさす)があるため、チベットでは、魚を食べないのだそう。

チベットの家には、教幡(きょうはん)が立っている。九寨溝のページのチベットの集落の写真でも少し見えているが、教文が書かれたお守りである。風に教幡がなびくたびに教文を読んだことになるのだという。赤は人間の心、黄色は土地、緑は自然、白は雲を表わしてしるという。また、このあたりのチベットのマニ車の回す方向は他のチベットと逆なので、注意すること。



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