みんなの広場
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 アクセスされた方々との交流の場です。今月も次の3項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
 10月は、気温がほぼ平年並みに戻り、天気の方も、照ったり降ったりでしたが、秋が短く、早くも冬に入ったことを感じさせました。月末には、やっと例年並の気候に戻ったようです。また、台風が関東地方をかすめました。
 柿の葉が色づき始め、画材として最適です。山ではススキの穂が揺れています。

1.「今月の追加内容」など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  「日本とチェコ結ぶ建築家」というチェコセンター所長 ぺトル・ホリーさんの記事を載せました。

2. 10月のトピックス
 10月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 上村松園展
  10月16日、竹橋にある東京国立近代美術館で開催中の標記の美術展を見に行きました。
 2.2 箱根旅行
  10月17・18日、NMCの仲間と箱根の1泊旅行に行ってきました。右の写真は仙石原高原のススキの原から撮影した「丸岳」で、遠景中央の最高部に小さく見えるアンテナの鉄塔が山頂です。
 2.3 カエサル
  10月25日、松本幸四郎主演の「カエサル」を見に、家内と日比谷の日生劇場に行ってきました。

3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「今月の追加内容」など
 1.1 「今月の追加内容」
 「5 本の紹介」に追加した「126 五足の靴」は明治の浪漫派詩人5名の旅行記で、特に天草が興味をひきました。
 「6 私の愛読書 5」の「15. 村上春樹 ロング・インタビュー」は第1・2日の分までしか載せていなかったので、今回、第3日を追加しました。
 「8 ウオーキング・旅行」の「47 大田区の散歩道8 六郷用水」「6. 個別の水路」に「6 蛸の手から六郷水門東側」を追加しました。
 「11 興味あるリンク」には、「10.2 絵画」に「10.2.31 上村 松園展」、「10.4 演劇」に「10.4.4 カエサル」を追加しました。前の項目は、この頁の「2.1 上村松園展」、後の項目は「2.3 カエサル」に関連した内容です。

 1.2 新聞の記事から 日本とチェコ結ぶ建築家」 ぺトル・ホリーさん
 日本とチェコの、建築における思いがけない縁を紹介します。
 学生時代から、ひとつの大きなテーマに悩んでいました。それは20世紀初頭から戦後まで、日本で活躍したチェコ出身の建築家たちのことです。残念なことに彼らは両国において、あまりにも知られていませんでした。いつの日か彼らの業績を研究し、世の中に報告できればと思っていました。
 そしてこの10月に、はるばるチェコから国営テレビのクルーが来日しました。私がかねてより夢見た企画に、乗ってくれたのです。遠国日本に赴き、才能を発揮したチェコ人建築家の建物を取材し、彼らの波乱(はらん)万丈の生涯をたどるドキュメンタリー番組。これはチェコ国営テレビ史上、初めての試みです。
 1カ月かけて追った建築家は、原爆ドームで知られるヤン・レツルをはじめ、意外にも今回初めて取り上げるアントニン・レーモンド。彼の東京事務所に在籍したベドジヒ・フォイエルシュタイン。そして横浜のカトリック山手教会を設計したヤン・ヨゼフ・シュヴァグル(英語読みはスワガー)です。
 設計者の名を見過ごしている建築が、街には数多くあります。レツルの殆(ほとん)どの作品は、震災や戦災でその姿を消しました。しかし日本近代建築の父とも称されるレーモンドの建物は、偉大な足跡にもかかわらず、ブルドーザーの牙の餌食となって取り壊されています。東京女子大の旧体育館などは悲しむべき例でありましょう。
 本来なら重要文化財に格上げすべき建物の惨めな姿を見るのは、誠に残念なことです。ゆえに壊すことなく、その建物の壮麗な面影を次の世代に観(み)てもらう。二つの国の狭間(はざま)を行き交った建築家たちの作品との邂逅(かいこう)を大切にし、それをアピールしたいものです。取材を進めていく中で、あれもこれも「現存せぬ」と聞かされることほど、悲しいことはありません。なぜならこれらの建物は、両国の文化交流の証しであるからです。    (チェコセンター所長)
(出典 朝日新聞 2010.10.20 夕刊)

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2. 10月のトピックス
 10月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 上村松園展
  竹橋にある東京国立近代美術館では、一人の画家の作品を取り上げて美術展を開催します。今回は明治から昭和にかけて活躍した女流日本画作家の上村松園(うえむらしょうえん)でした。京都で生まれ育ち、気品あふれる多くの美人画を残しました。特に昭和11年に描かれた「序の舞」、昭和9年の「母子」、大正7年の「焔」などが有名です。多くの日本画のほか、筆でかかれたと思われるスケッチは、作品が生み出される過程を見ることができ、参考になりました。
 2.2 箱根旅行
  10月17・18日、NMCの仲間と箱根の1泊旅行に行ってきました。一日目はハイキング、二日目は歴史を偲ばせる地点のウオーキングです。初日は新宿の西口からバスで乙女峠の入り口まで行き、乙女峠、丸岳、長尾峠と進んで、下山してからは仙石原にある二つのゴルフ場の間を通り、宿舎のある仙石原高原に夕方の5時頃着きました。この頁のトップの写真にあるススキの原は宿舎から直ぐ近くで、写真を撮った朝はススキが露に濡れてとても見事でした。
 二日目は桃源台から芦ノ湖を渡る海賊船に乗り、箱根町に着きました。町にある関所跡を見学した後、杉並木を散策し、元箱根からは旧東海道の石畳の道を畑宿まで下りました。途中の甘酒茶屋では予約しておいて弁当を食べました。以前、畑宿から甘酒茶屋までは登りを歩いています。
 2.3 カエサル
  この戯曲は塩野七生さんの「ローマ人の物語」をもとに、斉藤雅文が脚本を書き、栗山民也が演出しました。主演は松本幸四郎で、ローマの英雄ユリウス・カエサルを演じます。カエサルを暗殺する若者ブルータスを小沢征悦、終生愛した愛人セルヴィーリアを高橋恵子、敵対する哲学者キケロを渡辺いっけいが演じました。
 2幕構成でそれぞれ9景、7景から成っていますが、登場人物が大勢いたり、最初に暗殺の場面が出て、時代が戻ったりするので、少しわかりにくい部分があるようです。

3 来月の予定
 3.1  ウオーキング・旅行
  「8 ウオーキング・旅行」に「六郷用水個別水路 『鮹の手から六郷水門西側』」を採り上げたいと思います。
 3.1  趣 味
  「9 趣味」に、今月観た演劇「カエサル」を載せる予定です。
 3.3 リンク集
  「興味あるリンク」を、少しずつ追加したいと思っています。

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[Last Updated 11/30/2010]