元箱根・箱根町


目 次

3. 元箱根・箱根町
3.0 はじめに
3.1 箱根神社
3.2 サロン・ド・テ
   ロザージュ

3.3 成川美術館
3.4 箱根公園
3.5 箱根関所
3.6 箱根旧街道

畑宿の一里塚

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3. 元箱根・箱根町(元箱根・箱根町の地図)
 「箱根」の「概要」で説明したように、元箱根・箱根町は芦ノ湖の下(南)にあります。箱根観光の中心地です。湖畔に出ると右手に箱根神社の赤い鳥居が湖上に浮かび、その遥か先に富士山が望めます。箱根町は東海道五十三次の箱根宿があったところです。東京から自動車で行くときは、厚木経由で小田原厚木道路を経て、箱根新道で行くのが便利です。バスを利用する場合は湯本(15〜30分おき)から箱根登山バスで畑宿経由または箱根登山バス・伊東箱根バスを利用して小湧園経由で行く(約40分)ことになります。
3.0 はじめに
 このコースは4〜5回で廻りました。特に最後の箱根旧街道は古希記念の一環として東海道を約1週間で巡ったときクラスメート数人と歩いたコースで想い出が詰まっています。ただ日本橋−新橋など大事なところだけを歩き、かなり簡略化したコースだったので、歩いたのは甘酒茶屋までで、伴走した車に迎えに来て貰い、湯本に戻りました。
3.1 箱根神社(仙石原地図のC3 〒250-0631 箱根町箱根80-1 TEL.0460-3-7123)
 奈良時代に全国を回った万巻上人が駒ヶ岳の神仙宮、般若寺、神山の神宮を統一して創建しました。近くには宝物殿があり、社殿裏手には天然記念物のヒメシャラの純林があります。
3.2 サロン・ド・テ ロザージュ(仙石原地図のD4 〒250-0631 箱根町元箱根80 TEL.0460-3-6321)
 小田急山のホテルの向かい側、湖畔にあるデザート専門の店で、珍しいデザートが楽しめます。
3.3 成川美術館(仙石原地図のC3 〒250-0631 箱根町仙石原934 TEL.0460-4-5599)
 日本画を専門とする美術館です。元箱根の町と芦ノ湖を見下ろす高台にあり、歩いて訪れる人のために、元箱根の一の鳥居前から、美術館の入り口まで屋外エスカレータが続いています。画壇を代表する平山郁夫、山本丘人をはじめ、70人に及ぶ現代日本画の作品4千点余りを所蔵し、常に企画展を催しています。1階の広いガラス張りの窓からの眺望は素晴らしく、芦ノ湖や周りの山々、湖上に浮かぶ箱根神社の鳥居などが見えます。
 入館料 千二百円 開館時間9時〜5時
3.4 箱根公園(仙石原地図のD3 箱根町元箱根171 入園自由)
 成川美術館から湖畔沿いの道を南に下ると杉並木があり、その先に関所が見えてきます。関所の手前の芦の湖に張り出した半島が箱根公園です。かっては明治天皇の箱根離宮があり、今でもその跡があります。眺望館や眺望台もあります。
3.5 箱根関所(箱根町箱根1)
 江戸時代に「入鉄砲と出女」を取り締まっていた箱根の関所を復元したものです。首洗いの井戸や取り調べ用の手付け石は往事のまま残っています。近くには箱根関所資料館もあります。
3.6 箱根旧街道
 畑宿−一里塚−七曲がり−見晴し茶屋−猿滑り坂−甘茶茶屋
 箱根湯本から元箱根行きのバス(箱根登山バス)で畑宿に出ます。ここは寄せ木細工の里として知られ、金指(かなさし)寄木工芸館などがあります。また、ここが箱根旧街道の出発点で、一里塚が残っています(目次右側の写真参照)。江戸から23里目に当たり、江戸時代に作られた本物の一里塚です。左右一対のこんもりとした塚で、良く整備された石畳の旧道と共に、昔の街道を忍ぶことができます。
 七曲がりは東海道の難所として知られ、石畳の残る西海子坂、195段の階段のある橿木坂と曲がりくねった坂が続きます。七曲がりを抜けると一気に眺望が開けます。
 見晴し茶屋は七曲がり越えの後の休憩に、丁度良い茶屋です。晴れた日には相模湾まで見渡せます。自家製のシソジュースは人気があります。
 見晴し茶屋から猿滑り坂まではバス道路と並行する道が続きます。猿滑り坂はかなり急勾配の上り坂で、ここが全行程のほぼ真ん中です。
 甘茶茶屋は約三百年の歴史を持っています。店内には帳面があり、訪れた人が記念に記帳します。
 ここから天ケ石坂を通って元箱根に抜けられます。
(参考図書 上撰の旅12 箱根 昭文社)

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[Last Updated 12/31/2004]