みんなの広場
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 アクセスされた方々との交流の場です。今月も次の3項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「11 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
 11月は、秋にもかかわらず、西高東低の冬型配置になり、東京は好天が続きました。気候としては朝晩は別として、日中は暖かい日が続いています。夜は暖房が必要になりました。
 シクラメンが美しく咲き、来春の準備として、腐葉土を作っています。はじめて庭で落ち葉を集めて焼き芋を作ってみました。
1. 今月の追加内容など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  今月は日野原重明先生の「『どこへ行くのか』舞台で問う」と題するコラムを載せました。
2. 11月のトピックス
 11月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 海の森見学
  3日に東京湾中央防波堤内側埋立地に、植林の状況を見に行きました。右の写真で、ゲートブリッジを背景に、植林した木々の成長状態がわかります。
 2.2 仮名手本忠臣蔵
  10日、新装なった歌舞伎座へ、観劇に行きました。
 2.3 シャンソンのコンサート
  30日、横浜「人形の家あかいくつ劇場」で行われた、佐藤町子さんほかによるシャンソン・コンサートを聴きに行きました。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 今月の追加内容など
 1.1 「今月の追加内容」
 「趣味」「演劇」に追加した「57 仮名手本忠臣蔵」は、上の2.2項で書いた今月観劇した歌舞伎の内容です。また追加した「56 選択」は10月に観劇した新劇で、記録のため概要のみを載せました。
 「11 興味あるリンク」には、「1 役にたつホームページ」に「1.28 海の森」と、「10 趣味1−絵画ほか」の「10.7 その他」に「10.7.22 人形の家」を追加しました。第1項は、本頁の2.1項との、第2項は、2.3項との関連です。なお「海の森」「ゲートブリッジ」との関連で「11.88 東京ゲートブリッジ 道路」も参考にしてください。

 1.2 新聞の記事から
  「『どこへ行くのか』舞台で問う」 日野原重明

 102歳になった記念に、誕生日2日後の10月6日、私は東京・銀座で音楽劇「葉っぱの四季 フレディ」の上演と講演会を行いました。米国の教育学者バスカーリア教授の児童文学『The Fall of Freddie the Leaf』を、私が音楽劇に脚色したものです。ここ10年ほど女性医師の中村明澄(あすみ)さんを中心に病院の関係施設で働く男女の同志が劇団を組織し、09年にNPOも発足しました。
 音楽劇の冒頭、元医師の老哲学者が舞台に現れ、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」と観客に語りかけます。季節は春。大きなカエデの木に新しい葉っぱが芽生えます。最後に生まれたのは小さな葉っぱのフレディで、兄貴分のダニエルから、「僕たち葉っぱは春に生まれ、夏は濃い緑の葉に成長し、森に憩いにくる村人のために木陰をつくる。そして秋には色とりどりに紅葉して、村人の目を楽しませるんだ」と自分たちの人生について教わります。
 楽しいことばかりではありません。夏場にフレディたちの木の下に雨宿りに来た老婦人は病に倒れ、秋に亡くなってしまいます。
 秋が終わる頃。フレディの友人の葉っぱたちも1枚、また1枚と散っていきます。フレディは言います。「散るって死ぬことなの。僕、怖いよ」。ダニエルも「誰にも散る時が来るんだよ」と答え、いつの間にか散っています。残されたフレディは、どう散っていくのでしょうか。どこへ行くのでしょうか。
 終盤、私は舞台で次の詩を朗読します。私が原詩を、田中由紀子さんが作詞を手掛けています。「いま時が訪れ、小さないのちは、風に舞い、空に飛び、母なる大地へ還(かえ)る。生きとし生けるもの、すべてのいのちは、やわらかに包まれて、大きないのちへ還る。とこしえに、とどまることなく、いのちはめぐる。いのちはめぐる。新しいめざめをはぐくみ、いのちはめぐる。いのちはめぐる」
 劇は合唱と踊りで幕を閉じます。私も若手の役者たちと並んで、手話を交えたダンスをしました。1日に2度の舞台はなかなか体にこたえましたが、それでも私は「我々はどこへ行くのか」という問いを胸に抱きながら、幾度ものカーテンコールに応えていました。
(聖路加国際メディカルセンター理事長)  (出典 朝日新聞 2013.11.16 Be on Saturday 「102歳私の証 あるがまま行く」欄)
 なお「葉っぱのフレディ 」については「本の紹介」の「71  葉っぱのフレディ 」もご覧下さい。

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2. 11月のトピックス
 11月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 海の森見学
  東京湾の真ん中の中央防波堤内側埋立地に、5年ほど前から植林を行っています。この埋立地にはお台場、若洲(新木場)、城南島(大田区)の3方向から行くことができます。たまたま大田区報に「海の森」のことが載っていたので行ってみました。私は大田区に住んでいるため、城南島から臨海トンネル経由で行きました。若洲からはゲートブリッジ経由で行くことができます。今秋は台風のため、植林は遅れたようですが、見学はできました。係の方が見学コースを案内してくれ、埋立地、植林の状態、埋立地から海を隔てた風景などを説明してくれました。ゲートブリッジは車で渡ったことはあるのですが、近く徒歩で渡ってみたいと思いました。
 2.2 仮名手本忠臣蔵
  歌舞伎座が再建されるまでの間は新橋演舞場に行っていました。歌舞伎座ができても、3部制だったりして待っていました。11月の顔見世興行で忠臣蔵の通しが上演されることになったので、やっと行く気になりました。夜と昼の両方を見るのがよいのですが、後半の夜の部だけを見ることにしました。詳細は「仮名手本忠臣蔵」をご覧下さい。
 2.3 シャンソンのコンサート
  佐藤町子さんは趣味が海釣りで、ヨットのノクチルカで釣りをするときは応援に来てくれますし、別の釣りでの釣果を戴いたこともあります。昨年に続いて2度目のシャンソン発表会で、終わってから会場のある人形の家にも展示を見に寄りました。ノクチルカの仲間とそのご夫人8名が集まり、帰りには中華街の聘珍楼で町子さんを囲んでご苦労さん会をやりました。

3 来月の予定
 3.1  「5 本の紹介」
  池内 紀著「きまぐれ歴史散歩」(中央公論新書)のご紹介をしたいと思います。
 3.2 リンク集
  「興味あるリンク」を、少しずつ追加したいと思っています。

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[Last Updated 12/31/2013]