葉っぱのフレディ

本「葉っぱのフレディ」

ーいのちの旅ー
レオ・バスカーリア作
みらい なな訳 島田光雄画
発行 童話屋

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編集者からのメッセージ
 この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた日本の子どもと、子どもの心をもった大人たちに贈ります。わたしたちはどこから釆て、どこへ行くのだろう。生きるとはどういうことだろう 死とは何だろう。人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになってくれることを祈ります。
 この本は、アメリカの著名な哲学者 レオ・バスカーリア博士が書いた、生涯でただ一冊の絵本です。(田中和雄)

作者からのメッセージ
 この絵本を、死別の悲しみに直面した子どもたちと、死について適確な説明ができない大人たち、死と無縁のように青春を謳歌している若者たち、そして編集者バーバラ・スラツタヘ贈ります。
 ぼくは一本の木であり、バーバラはこの十年問かけがえのない葉っぱでした。(レオ・バスカーリア)

感 想
 死とは何か、生きるということはどういうことかを、葉っぱのフレディをとおして考えさせる童話です。原作にある何人かの写真家が撮った自然の風景と、翻訳にあたって追加したとおもわれる木の葉(紅葉)とともに、大人にも子供にも心にうったえます。
 基本的には自然と共存し、輪廻という仏教の考え方を受け入れるわが国の人々には、受け入れやすい考えだと思います。

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[Last updated 4/30/2001]