リノーザ島


今回の旅行のきっかけとなったのが、FIGARO(2005年 7月20号)のイタリア特集「愛の島、シチリアへ」でこの島が載っていて、かわいいなあと思ったことからなのです。 この島に泊まるかどうか、悩んだけど、宿泊施設があまりなく、日帰りになりました。この時期、お店もあまり開いていないし、観光局も7月中旬からしか開いてないので、日帰りで良かったと思います。

前日に、ホテルの人に「リノーザ島に行きたいんだけど・・・・」というと、「波が荒かったら船が出ないから、明日の朝 聞いてあげるよ」と言われました。翌日電話をかけてくださり、Porto Vecchio(古い港)から出る船着き場まで、送ってくださいました。チケット販売所(写真左下)で、チケット(往復36ユーロ)を購入した。乗客は20名ほど。1時間15分で、到着。

港を降りると何も無い。それに黒い岩肌。これが雑誌で見たかわいい島なのかと思うほどである。近くに漁をしているおじさんがいたので、そちらの方に向かって歩いて行った。海を覗くと、ウニが・・・・。今日のお昼はウニのスパゲッティか!?とちょっとワクワク。

港からの道が一本しかないので、歩いていくと、15分ほどで街に到着した。前を歩いていたカップルが地元の人に銀行がないか訪ねていた。「銀行はない。郵便局に行け」と言われていた。私も切手を買うために、郵便局に立ち寄ったが、ATMらしきものはなかった。はがきは、村に1軒しかないと思われるTabacchiで購入した。お土産屋さんもあったが、この時期はまだ開いていないようだ。

↓こんなふうな写真に騙されて?わざわざこんな僻地に来たのであった・・・・。

Scalo Vecchioにある魚屋さんを覗くと、魚が陳列されていなかった。お昼すぎにもう一度通ったら今度は、閉まっていた。商売しているのか・・・・? 時間もたっぷりあったので、同じところを行ったりきたりして時間をつぶした。海岸沿いも歩いたが、この島には、砂浜はないようだった。

■Da Annaでの食事
お昼は、Da Annaで食事するかERRERAにするか、迷っていた。Da Annaに12時30分頃行くと、お昼は1時オープンと言われた。1時に行ってみると、レストランの半分以上のテーブルに椅子をあげたままだった。こんなところで食べるのいやだなあと思い、ERRERAに行って見ると、営業していなかった。再び引き返し、Da Annaへ。Primo Piattoでできるのは、3つだけと言われ、隣のおじさんが美味しそうに食べていたPasta con le uova di ricchiolaにする。美味しい!!

17:40発の船に乗るために、20分前には着いて乗船しておこうと思ったら、人はいるものの、船を待つ乗客はいなく、おまけに船も待っていない。雨が降っていたので防波石で雨宿りしに行き、近くの人に「待っていて大丈夫よね?」と聞いたが、「大丈夫」と言うものの不安。パレルモから来たというその男性は、弁護士で、「イタリア何回目?」との質問に「Sei Volte(6回)」と答えると、"V"と"L"の発音を何回も発音させられた。イタリアに来てからずっとイタリア語だったけど、「Vorrei〜(〜したい)」もずっとおかしな発音だったのかあと思うと、へこんだ。 船は少し遅れて到着した。

この日は天候が悪く、雨が降ったり、やんだり。もう少しお天気のいい時に来たかったなあ。



イタリア IV Topランペドゥーザ島ホテルマルテッロちょっと補足


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