ミコノス島からデロス島へは船で20分ほど。往復Dr.1,900。便数は思ったよりあるが、行きと帰りの船会社が同じじゃないとダメみたい。この船がけっこう左右に揺れました。私は船に乗って、5分ほどで酔ってしまい、酔い止めの薬を飲みました。

デロス島は島全体が遺跡って感じのところで、船から島全体が見えてくると本来感動しなきゃいけないんだろうけど、それどころじゃなかった。うっ。なおかつ、トイレはチケット売り場にはなく、遥かかなたのカフェまでいかなきゃなんない。う、うううっ。入場料Dr.1,200。

デロス島はギリシャ神話のアポロンとアルテミスが生まれたところです。アポロン神殿跡とかあるんだけど、土台と柱が転がっているだけで、どこがやねんって感じ。標識があるけど、ギリシャ語とフランス語（これは発掘がフランス人調査団の手で始められたからなのか）で表記。ガイドブックと見合わせても、わかりにくい。 適当に形が残ってそうなところをまわると良いでしょう。柱だけじゃなく、モザイクも見るのを忘れずに。 ライオン像は残念ながら、修復中で、シートがかけられていた。

島にはお土産物屋さんがなく、ギリシャ神話の情景を想像するには持ってこいのところだった。

帰りは12時45分発で帰るつもりだったが、海が荒れたため、15時まで船がでなかった。この15時の船っていうのが、またとんでもなく揺れた。はじめは遊園地のノリで騒いでいた乗客たちも、次第に無口になり、横になる人、席を立ってどっか行く人（でも行き場がないくらい混雑していた）がでてきた。帰りは行きの倍の40分も船に揺られた。おかげで、14時30分発のミコノス行きの船は乗ることができなかった。デロス島行きの船は覚悟して乗るべし。