ナフプリオンは、19世紀前半は首都だったこともある港町。FIGAROの表紙を飾ったことがあり、是非行ってみたかった町だった。だからツアーではアテネ観光をするところだったのをひとりで別行動した。オモニア広場近くのバス停（ここが始発）から051のバスで15分でキフィスーのバスターミナル（ここが終点。右の写真）に着く。9：30発のバス（2800Dr.）に乗り、2時間45分で到着。

パラミディの城跡はヴェネチア人が築いた要塞。トルコ支配の時代には政治犯用牢獄として使用されていたこともある。999段の階段を登ると、旧市街と遠くにはブルジイ島が見渡せる。海岸線を見回すと、かすかに海水浴をしている人が見えた。しかし、砂浜というのはなく、ほんと岩場ばかり、おまけに強風が吹いていたので、海水浴はあきらめた。

旧市街にもどって、昼食を取るレストランをどこにしようか考えながら、街を散策。9月に入っていたせいか観光客も少なく、のんびりした雰囲気。夏場ならイドラ島などを回る１日クルーズも出ている日もあるようだ。タベルナが並んでいている通りで、手ごろな店を見つけ席に着いた。トマトときゅうりのサラダ800Dr.とミックスフライ2200Dr.（小さな魚13匹、たこ、イカ、えびなど）たこは、明石のたこのほうがおいしいかなあ。