デルフィ


まずはカスタリアの泉で身を清める。この水は罪人の罪を流すと言われている。飲むともう一度ギリシアを訪れることができるとか。さて、デルフィの聖域に入る。アポロンの神殿を真ん中にして、聖域の中には、たくさんの都市国家から寄進された宝庫や像が神殿をとりまいている。東が入口。さらに上にあがると劇場跡が見えてくる。たまに今でもイベントが開催されているとか。収容人数は6000人。最初は木製の席だったが、ローマ人によって石に作りかえられた。またそこから、10分ほど歩いたところに競技場がある。

デルフィ博物館
階段を上がると、大理石でできた「へその石」の本物が展示されている。元々はその上に2羽の鷲が飾られていたそうだ。少し進むとアルカイック期(紀元前7〜5世紀)の2体の青年像が並んでいる。この2体はアルカイック期をよくあらわしたもので、1本の足だけ前に少し出ていて、両腕が体について直立不動である。細かな筋肉は線で描かれている。顔はアルカイックスマイルというものだ。

右手の部屋に入るとアルカイック期のスフィンクスの像が現れれる。頭は女性、体は前の部分が鷲、後ろの部分が獅子。そして、反対側の奥にある「ブロンズの御者の像」がこの博物館で1番有名なものだ。クラッシク期につくられた像はギリシア彫刻のなかでも屈指の傑作らしい。




GREECEII TopTHESSALONIKI / VERGINAMETEORA
PELOPONENESENAFPLION1 DAY CRUISE
SOME COMMENTS


Top Pageにもどる