まずはカスタリアの泉で身を清める。この水は罪人の罪を流すと言われている。飲むともう一度ギリシアを訪れることができるとか。さて、デルフィの聖域に入る。アポロンの神殿を真ん中にして、聖域の中には、たくさんの都市国家から寄進された宝庫や像が神殿をとりまいている。東が入口。さらに上にあがると劇場跡が見えてくる。たまに今でもイベントが開催されているとか。収容人数は6000人。最初は木製の席だったが、ローマ人によって石に作りかえられた。またそこから、10分ほど歩いたところに競技場がある。
右手の部屋に入るとアルカイック期のスフィンクスの像が現れれる。頭は女性、体は前の部分が鷲、後ろの部分が獅子。そして、反対側の奥にある「ブロンズの御者の像」がこの博物館で1番有名なものだ。クラッシク期につくられた像はギリシア彫刻のなかでも屈指の傑作らしい。