シャルトルとベルサイユ


シャルトル
シャルトルのノートルダム寺院でも、あいかわらず、雨。晴れてほしかったよ。晴れていたら、ステンドグラスを通ってはいってくる光が、床に落ちてきれいだったろうに・・・。
この寺院は、2本立つ尖塔が全く違う。ゴシック様式とロマネスク様式である。寺院の中のステンドグラスは たいへんすばらしく、マリア様の服の部分は、他の青色とは違い、シャルトル特有の青色なのである。マリア 様は5月に妊娠したので、5月はマリア様の月ということで、信心深いフランス人は、5月に結婚しないのだそう。
寺院の床は迷路のような模様になっており、巡礼に行けない人はこの迷路をまわる。

ベルサイユ
門に行くまでに、れんが色の建物がある。厩舎であるが、すごく大きい。当時の馬がうらやましいよ。まったく。 現在は、ベルサイユの職員のアパートになっているらしい。
ナポレオンの戴冠の絵は、ルーブル美術館にもあるが、違うところは、ベルサイユ宮殿のほうは、左側に参列している女の人(左から4番目)、ナポレオンの妹の服がピンク色で、ルーブル美術館は白色の服を着ているのだそう。家具、調度品はほとんど国外に持ち出されて、あまり残っていない。シャンデリアも3つしかオリジナルのものはない。
礼拝堂は、フランスの国王はカトリック信者でないとなれないので、宮殿には必ず礼拝堂がある。ここで、 ルイ16世とマリーアントワネットが結婚しきを挙げた。全然話はかわるが、クロワッサンは、実は マリーアントワネットがオーストラリアから持ち込んだそうだ。

ベルサイユ宮殿は、2回目。前は個人で観光したことがあったが、1日がかりであった。とにかく庭が広くて、歩いて廻ろうと考えていたが、結局、途中から、トラムに乗ってしまった思い出がある。 ガイドさんに「前より見るところが少なくなったのでは?」と聞くと、「王の寝室は、私が 案内できないんですよ。そこを見ていないからじゃないかな。」とおっしゃっていた。 やっぱりベルサイユは1日かけて、お庭やプチ・トリアノンなどを回って、その広大さにふれなければ、 ベルサイユを見た気がしない。
ベルサイユは異常に混んでいて、満員電車なみだった。以前は、こんなに混んでなくて、ゆっくり 見れたのに・・・・。これも世界遺産になったせい!?



FRANCE II TOPMONT-ST-MICHELCHATEAU
FONTAINEBLEAU et BARBIZONPARIS


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