みんなの広場
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 アクセスされた方々との交流の場です。今月も次の三項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
 9月の後半は秋らしい日が続きました。昼間はかなり暑いけれども朝夕は割に涼しく、過ごしやすい日が続いています。散歩や読書などと共に、新しいことに取り組むのにも適した気候になりました。
 コスモスもきれいな花をつけています。今年の春から鉢で作り始めた野菜も、そこそこ食卓を賑わしています。
1. 「今月の追加内容」など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  「リスとカラスの知恵比べ」という国際海洋法裁判所判事 柳井 俊二さんのワシントン便りを載せました。昨年の春、ワシントンを訪れたとき、ポトマック川河畔の芝生にリスが遊んでいたのでなつかしくなりました。

2. 9月のトピックス
 9月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 海のエジプト展
  9月10日、パシフィコ横浜で開かれている展覧会に行きました。
 2.2 ヨットの遠航
  9月13・14日に佐島から東京湾を横切って保田に行きました。
  右の写真は保田からの帰路、三浦半島の太平洋側を廻ったとき、沖から撮った城ヶ島の西北端です。
 2.3 鈴木秀子さんの講演会
  9月29日、有楽町にある東京国際フォーラムでNMC主宰の講演会があり聞きに行きました。

3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「今月の追加内容」など
 1.1 「今月の追加内容」
 「5 本の紹介」に追加した「35 須賀敦子を読む」は、新聞記事を見て読んだところ、とても良い本だと思って取り上げました。
 「8 ウオーキング・旅行」に追加した「43 大田区の散歩道7 小池公園ほか」は、今年の春行ってみた公園のご紹介です。
 「11 興味あるリンク」には、「10.7 その他」に「10.7.14 海のエジプト展」を、「11 趣味2−旅行」に「11.69 保田漁協直営食事処『ばんや』」を、また「16 人」に「16.6 国際コミュニオン学会、NPOコミュニオン、鈴木秀子」の3項目を追加しました。全項目とも、このページの「9月のトピックス」に関連した内容です。
 なお先月(2009.8)にご紹介した「Jブンガク」は、今後半年間、再放送をするようで、9月29日の真夜中から第1回目の「福沢諭吉」が始まりました。テキストも売っています。

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 1.2 新聞の記事から
   リスとカラスの知恵比べ    国際海洋法裁判所判事 柳井 俊二
  政治都市ワシントンの人間関係はとかくとげとげしい。アメリカ人たちは、「ワシントンで友達が欲しかったら犬を飼いなさい」と言うが、アメリカ各州への出張も多く、犬を飼うのは難しい。ワシントンの救いは、人間社会とは裏腹に自然環境が素晴らしいことだ。森も川も海もあり、リス、シカ等の野生動物が多く、野鳥の天国でもある。甲羅の柔らかいカニもいる。
 家の寝室の窓際に花壇があったが、リスたちが球根を掘り起こして食べてしまう。そのしぐさがとてもかわいいので、とうとう花壇を諦(あきら)め、逆にリスの大好きな胡桃(くるみ)を埋めてみた。彼らは、胡桃を掘り起こすと、鋭い歯でカリッと二つに割って、その片方を地面に置いてもう片方を食べる。満腹すると残りを土の中に埋める。夜、花壇に胡桃を埋め忘れると、リスたちは翌朝早く寝室の窓ガラスをトントンとたたいてねだる。実にかわいらしい。
 テレビで、カラスが胡桃を車にひかせ、割って食べる映像を見たことがある。利口なカラスがリスの胡桃を見逃すはずはない。花壇の胡桃を失敬して、駐車場のコンクリートに落としてみるが、割れない。カラスは、リスが胡桃を半分ずつ食べる習性に気付き、リスが胡桃の半分を地面に置いた途端にこれを横取りする。カラスは、さらに、胡桃をわざとリスのそばに落として割らせる。リスも利口で、右手で半分を持って食べ、地面に置いた残りの半分は左手でしっかり押さえるようになる。カラスが強引に取ろうとするとカラスの足にかみ付く。あの鋭い歯でかまれたらひとたまりもない。こうなるとリスの方が強い。たまさか暇な日曜日、リスとカラスのやりとりを見ているとワシントンの現実を忘れる。
(出典 日本経済新聞 2009.9.29 夕刊 「あすへの話題」)

2. 9月のトピックス
 9月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 海のエジプト展
  パシフィコ横浜の会場は次の三つのゾーンに分かれています。入口からカノープス、ヘラクレイオン、アレキサンドリアです。これら三つは展示されている像などが発見された都市の名前です。この展覧会の内容は、7月に参加したBSAの駒ヶ岳トレッキングのバス中で、たまたま後ろの席での会話を耳にしたことで知りました。その後、NHKテレビで発掘の経緯が紹介されたので、詳しい内容がわかりました。会話にはヒエログラフの話が出ており、大英博物館で見たロゼッタストーンやとシャンポリオン(ヒエログラフを解読したフランス人)のことを思い出しました。会場に飾られた3体の巨大な石像(ハビ神像、ファラオ像、王妃像)や、ストレマイオス朝時代(紀元前3世紀頃)の王妃の像などは素晴らしいものでした。少し変わった展覧会だったと思います。
 2.2 ヨットの遠航
  従来は三浦半島の佐島から相模湾を横切って真鶴、伊東などに行っていました。今回は西ではなく東に向かって、初めて東京湾を横切って房総半島西岸の保田に行きました。メンバーは山本さんを艇長、荒井さんを機関長とする7名です。実は春に予定していたのですが、天気が悪く、この日になりました。保田で一泊したのですが、2日とも晴れたり曇ったりのまずまずの天気で、風速も秒速2〜6米でした。湾を出入りする大型船さえ気をつければ距離は相模湾横断よりずっと短く、楽なコースでした。港の出入りと、風が凪(な)いだ一時を除けば、ほとんど帆走(エンジンで走る機走ではなく、帆で走る)でした。往路は三浦半島を廻るとき、城ヶ島の橋の下を通り、復路は島の先を廻りました。
 東京湾はコンテナー船やLPGガスの運搬船などの大型船が出入りするので、これを避けることが重要です。大型船は速度が速いのと、大きな波をたてるので早めに進行方向を確認し、ヨットの進路を変えることが大事です。風はあまりなかったのですが、うねりがありました。目標の鋸山(のこぎりやま)が丸く見えて鋸には見えなかったため、保田の港が見つけにくかったので、用意した海図とナビが活躍しました(自動車のナビとは少し違うが、海岸線、地名、現在地、目的地などが表示され、目指す方向がわかる)。 早めに到着したので(佐島出航:9時50分、保田港着:13時30分)、コックピットにテーブルを出し、山本艇長が用意してくれた大型パラソルを拡げて、ワインで乾杯しました。
  その夜は保田漁協直営の「ばんや」に泊まりました。ここの食事は漁協直営だけあって夕食にさしみの船盛りが出るのはもちろん、朝食にも付きました。風呂も外から入りに来る人もあるほどで、温泉のようでした。
  二日目は快晴で風は秒速5米位の帆走びよりでした。波も余りなかったので前述したように、城ヶ島は沖を廻りました。 この日の出航は10時で佐島到着は14時でした。
 2.3 鈴木秀子さんの講演会
  NMCでは年に1回程度、外部の講師にお願いして講演会を開いており、今回は鈴木秀子さんのお話を聞ききました。氏は聖心出身のシスターで、エニアグラムの提唱者として有名です。幸せになるには、エニアグラムの九つの法則、その他導入部としての話でした。ホームページや著作を読んで、少し勉強してみようと思っています。

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3. 来月の予定
 来月は次のような項目を予定しています。
 3.1 本の紹介
  「5 本の紹介」に高橋卓志著「寺よ、変われ」(岩波新書)を取り上げたいと思います。
 3.2 趣 味
  来月予定している美術展への出展予定の油絵を、「9 趣味」「3. 美術」の「2. 絵画作品集」に、載せたいと思います。
 3.3 リンク集
  「興味あるリンク」を、少しずつ追加したいと思っています。

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[Last Updated 10/31/2009]