みんなの広場
(2006年2月に移動)

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 アクセスされた方々との交流の場です。今月は次の三項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。
目 次
 1月も記録的な大雪のようです。気象台始まって以来の大雪とか、記録破りの大雪などという記事が新聞に載っています。月末に少し気温が上がりましたが、春はまだ遠いようです。我が家から近い池上梅園の梅も、未だ開花していないようです。
1. 「今月の追加内容」など
 1.1 今年の方針
  新年にあたって、今年の方針に触れます。
 1.2 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.3 新聞の記事から
  最近読んだ記事の中で、ご参考になると思われるものをご紹介します。
2. 1月のトピックス
 1月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 上山さんのライブ
  1月8日、新宿のDUGで上山さんのライヴがあり、家内と聴きに行きました。
 2.2 初春歌舞伎
  1月16日に坂田藤十郎襲名披露の歌舞伎座を、二人の姉と見に行きました。
 2.3 ミステリークラブ殺人事件
  1月20日、池袋にある東京芸術座でおこなわれたギルドホールの標記公演を見に、家内と行きました。
 2.4 赤倉スキー(右の写真はゴンドラの中から眺めた妙高山です)
  1月27〜30日に、NMCの仲間と赤倉温泉にスキーに行きました。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「今月の追加内容」など
 1.1 今年の方針
  昨年末から、「興味あるリンク」の見直しを始めました。ほかにも見直したい項目が沢山あるので、新しいものは月に二項目程度とし、古い記事の見直しを進めて行こうと思っています。
 1.2 今月の追加内容
  「5 本の紹介」の「115 博士の愛した数式」は、小川洋子さんの文庫になった小説の、ご紹介です。たまたま映画にもなりました。
  「8 ウオーキング・旅行」の「22 リゾート・ハワイアン」は、10月に旅行した昔の常磐ハワイアンの旅行記です。
  「11 興味あるリンク」は「1 役にたつホームページ」を趣味や旅行に分類・整理しました。なお「10.2 絵画」に「10.2.5 足立美術館」、「11 趣味2−旅行」に「11.32 ヘイ・オン・ワイ」の2項目を追加しました。

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 1.3 新聞の記事から
英に息づく「古書の村」 魅力伝える創設者伝やルポ 逢坂 剛(作家)
 近年、いくらか日本でも知られるようになったが、イギリスはイングランドとウエールズの境に、ヘイ・オン・ワイという名の、小さな古書の村がある。
 古書愛好家なら、東京の神田神保町やロンドンのチャリングクロス街など、著名な古書街をよくご存じだろう。しかし、このヘイ・オン・ワイについては、近年まであまり知られなかった。
 1989年の12月、初めてこの村を訪れてみて、驚いた。村にある、70軒ほどの商店の半数、つまり二軒に一軒が、古書店なのである。通りを歩くと、まさに村全体が古書店、という印象だった。なにしろ、巨大な倉庫や古い映画館、はては歴史的建造物と思われる古城まで、古書店に転用されているのだ。
 ヘイ・オン・ワイが、古書の村に変貌(へんぼう)してから、およそ40年がたつ。1960年代の初め、リチャード・ブースという起業家が、この村で古書店を始めた。商売が軌道に乗り、村に活気が生まれた。それをきっかけに、村の人びとがわれもわれもと、古書店を開き始める。ブースは、彼らに惜しげもなくノウハウを教え、村はまたたく間に〈古書の村〉として、知られるようになったのだった。
 1998年12月、NHKの仕事で三度目にこの村を訪れたとき、ブース氏と対談した。彼は〈古本国の国王〉におさまり、それにふさわしいいでたちで、撮影現場に現れた。稚気満々たる、好々爺(こうこうや)である。そのとき彼は、「ほどなく、インターネットで古書を売買する時代が、やってくる」と予言した。そして、今やそのとおりになった。
 ヘイ・オン・ワイについては、ブース氏の自伝『本の国の王様』(東真理子訳、創元社・2002年)を読むのが、手っ取り早い。残念ながら完訳ではないが、右に述べたいきさつを詳しく知りたい向きは、ぜひ一読をお勧めする。進取の精神に富む一方、やんちゃで皮肉屋のブース氏の人柄が、よく現れている。
 さらに、昨年2月に出版された『古書の聖地』(中尾真理訳、晶文社)は、ヘイ・オン・ワイに移住を試みた、ポール・コリンズという新人作家の、珍しいルポルタージュである。この村が、あまりに有名になりすぎたせいで、いろいろな問題を抱え始めた実態を、赤裸々に伝えている。
 インターネットが発達したとはいえ、やはり本は一冊ずつ手に取り、中身を吟味するのが本筋だ。その意味でも、ヘイ・オン・ワイや神保町のもつ価値、魅力は今後も失われないだろう。 
(出典 日本経済新聞 「半歩遅れの読書術」 2006.1.15 なおヘイ・オン・ワイについては、「11 興味あるリンク」の「11.32 ヘイ・オン・ワイ」を参照)

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2. 1月のトピックス
 1月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 上山さんのライブ
  上山さんは最近3枚目のCD「オンリー・ルック・アット・ユー」をリリースしました。ジャズ雑誌の書評も好意的です。1月8日、新宿のDUGで行われたライヴでは、第1ステージは、このCDに収めた曲が多く歌われ、奥さんの立木見さんが作詞した曲「星のささやき」もありました。第2ステージは、上山さん得意の、いつもの歌で、「今夜は上山さん、乗っていたぞ」と帰りがけ、一緒になったスキー仲間の友人荒川さんと話しました。
 2.2 初春歌舞伎
  昨年12月の京都南座の顔見せ興行で、中村雁治郎が坂田藤十郎の大名跡を襲名しました。今月は東京歌舞伎座で披露公演が行われました。歌舞伎の世界では大きな出来事なので、二人の姉と夜の部を見に行きました。
 出し物は次の通りです。
1. 藤十郎の恋(とうじゅうろうのこい) 二幕三場
  藤十郎を息子の扇雀が演じます。
2. 口  上(こうじょう)       一幕
  雀右衛門が披露し、幸四郎、吉右衛門以下がお祝いを述べます。
3. 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)  一幕
  主役の政岡を新藤十郎が務めます。なお孫の中村虎之介(扇雀の長男)が千松を務め、これが初舞台です。
4. 上 島の千歳(しまのせんざい)  長唄囃子連中
  下 関三奴(せきさんやっこ)    長唄囃子連中
  新年にふさわしい明るく目出度い踊りです。
 2.3 ミステリークラブ殺人事件
  <現代舞台芸術セレクション>の企画作品に選ばれた、「ミステリークラブ殺人事件」がギルドホール公演として採り上げられ、家内と行きました。ロンドンにある<ミステリークラブ>の談話室が舞台で、三人のベテラン作家、トレバー、ドーラ、バーティは残虐な通り魔を相手に奇想天外な作戦にうってでますが、その結末は。メンバーのなかで、ただひとり羽振りのよい若手作家、サイモン役を友人の長男の高橋広司君が演じたので、久しぶりに見に行きました。登場する役者が、ベテラン揃いで、楽しい芝居を満喫しました。
 2.4 赤倉スキー
  NMCの仲間とは毎年1月下旬、スキーに行っています。今年は昨年から希望の多かった赤倉に行きました。
  赤倉温泉は妙高高原にあり、長野から信越本線に乗り換えて妙高高原駅(元の田口です)で降り、タクシーで10分位の所にあります。妙高山は富士山と同じような形をした休火山で、高さは2,454米あります。手前にある前山(1,935米)の裾野に広がる三つのゲレンデがあり、向かって左から赤倉観光ホテル、中央、くまどーと呼ばれています。赤倉観光ホテルコースのほぼ真ん中にホテルがあり、ホテルを挟んで2千6百メートルのゴンドラがかかっています。
 最初の二日間は雪でしたが、三日目は快晴で、雄大な眺めの中を楽しく滑れました。宿の展望風呂からも妙高連山(黒姫山、赤倉山、大倉山、神奈山)が間近に眺められました。週末はかなりの客で賑わった宿も、月曜日にはがらがらでした。

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3. 来月の予定
 来月は次のような項目を予定しています。
 3.1 本の紹介
  入江 昭著、「歴史を学ぶということ」(講談社現代新書)を採り上げたいと思います。
 3.2 趣味
  1月に観に行った「坂田籐十郎襲名披露歌舞伎公演」を載せたいと思います。
 3.3 リンク集
  先月に引き続き、「興味あるリンク」の従来の分類を見直し、古いものは削除したいと思っています。
 3.4 興味あるリンク
  毎月、少しずつ追加して行く予定です。

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[Last Updated 2/28/2006]