みんなの広場
(2005年6月に移動)

トップページに戻る

総目次に戻る

改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)05に戻る


 アクセスされた方々との交流の場です。今月は次の三項目を取り上げました。先月の「みんなの広場」は「12 改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)」に移しました。

目 次 
 今年はいつまでも気候が定まりませんでした。下旬には二年振りでフランス旅行ができ、楽しい11日間でした。今度の旅行はゴッホに縁があり、ゴッホ展を見てから出掛けたので、特に身近に感じました。
1. 「今月の追加内容」など
 1.1 今月の追加内容
  今月追加した内容の、ご紹介です。
 1.2 新聞の記事から
  最近読んだ記事の中で、ご参考になると思われるものをご紹介します。
2. 5月のトピックス
 5月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 ゴッホ展
  5月4日竹橋の東京国立近代美術館で開催中のゴッホ展を、家内と見に行きました。
 2.2 日原悠子・三河加奈子展
  銀座のギャラリー・オカベでの展覧会「陶変木」に行きました。
 2.3 フランス旅行(右の写真はオーベール・シュール・オアーズのノートルダム教会です)
  留学生仲間約40名で、フランスのリヨンからプロヴァンスを通り、ニースに行き、帰りには家内と2人でパリで二泊して、ゴッホが亡くなったオーベール・シュール・オアーズに行ってきました。
3. 来月の予定
 今、来月に向けて計画していることを、お知らせします。

1. 「今月の追加内容」など
 1.1 今月の追加内容
  「22 荷風のリヨン」は、新刊図書のご紹介です。
  「16 らん」は先月のグループ展に出品した油絵のうち、二枚目のご紹介です。
  「24籠釣瓶花街酔醒」は、先月観劇した勘三郎襲名披露公演のご紹介です。

 1.2 新聞の記事から 「理性の国フランス 法王の死に寄り添う」 海外文化
 フランスはイタリアと並ぶカトリックの国だ。歴史的に見ればバチカンとの関係は深く、ローマ法王から「教会の長女」と呼ばれる仲である。しかし、革命の国、理性の国でもあるフランスにおいて、特に戦後、宗教の力は衰弱する一方であった。現在のフランスで、定期的にミサに通う成人の数は1割にも満たない。宗教は時代遅れの遣物、のはずだった。ところがどうだろう。
 法王危篤が発表されてからのフランスでは、すべてのニュース番組が法王の臨終に寄り添い、社会が一瞬動きを止めたかのようだった。文化の深奥というのは、こうした機会にマグマのように火口から溢(あふ)れ出てくるものらしい。フランス人自身が、自分の姿にびっくりしている態だった。
 左派系を代表する「ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール」誌の主幹ジャン・ダニエル氏は、法王をアレクサンダー大王やシーザー、ナポレオン、チャーチルと同列に置いた論説を展開した。氏は、教会が消極的な形でだがユダヤ人迫害に加担した事実を認め、許しを乞い、彼らに歩み寄った点で、フランス共和国の歴史に重なる足跡を残したと法王を評価している。一方、いまは亡きミッテラン大統領の顧問だったジャック・アタリ氏は、テロも経済もグローバリゼーション化する時代にあって、法王は地球規模の「善のNGO」であったと、これまたフランスらしいエスプリの効いた分析をしている。
 折しも今年は、「存在と無」などで知られる実存主義の哲学者で作家、ジャン・ポール・サルトル生誕から100年。大展覧会が国立図書館で開催され、サルトル関連書籍の刊行も相次いでいる。サルトルは、非宗教的フランスの良心、知識人の神様のような存在だった。サルトルも、もうひとりのジャン・ポール(ヨハネ・パウロのフランス語読み)、つまりヨハネ・パウロ2世も、紛れもなくフランスの顔の一面だ。どちらを否定しても、この国の現実を歪(ゆが)めることになる。(浅野素女・ジャーナリスト)
(出典 朝日新聞 2005.5.2 夕刊)

目次に戻る

2. 5月のトピックス
 5月の主なトピックスをご紹介します。
 2.1 ゴッホ展
  5月22日まで竹橋の東京国立近代美術館で「ゴッホ展 − 孤高の画家の原風景」が開催されていました。出品作は殆どはファン・ゴッホ美術館/クレラー・ミュラー美術館所蔵の作品です。ゴッホの生涯を五つの時代に分け、ゴッホと彼を巡る画家の作品を時代別に展示しています。
  やはりアルルの時代の作品が最高で、彼が最後の時期を過ごしたオーヴェール・シュル・オワーズの作品は神経の変調を感じさせます。
  かねてから読みたいと思っていた「ゴッホの手紙」を、会場で買った出品作品のカタログと併せて読むと、彼の作品に対する意気込みと考え方が判ってきます。
 東京国立近代美術館のホームページには、次のように説明があります。
「本展は、単なる回顧展でもなければ、ある特定の時代や主題に絞ったテーマ展でもありません。〈夜のカフェテラス〉など美術史上の傑作を含むファン・ゴッホの油彩30点に、ミレー、セザンヌ、モネ、ゴーギャンなど関連する作家の油彩約30点、そして宗教的な版画や浮世絵など様々な同時代の資料多数をあわせて紹介することで、画家の実像にせまろうとするものです。」
 2.2 日原悠子・三河加奈子展
  三河加奈子さんは、我々が習っている油絵の先生です。1年おき位に個展をしておられますが、今回は愛知芸大、東京芸大、フランス留学と一緒に学んでこられた日原さんと二人展をされました。三河さんは100号位の木をスケッチした絵を数点出しておられます。日原さんは屋根を題材にした陶器に着色した作品を出しておられます。
  最近、色の使い方、筆の使い方が気になるので、先生の作品を見ることは、参考になります。
 2.3 フランス旅行
  留学生仲間42名で、フランスのリヨンからプロヴァンスを通り、ニースに行きました。コースは次の通りです。
   パリParis経由リヨンLyon (2泊) → ニームNimes (l泊) → アヴィニオンAvignon (2泊) → エクス・アン・プロヴァンスAix-en-Provence (l泊) → ニースNice (2泊) → パリ(2泊)
  多くの方は夫婦同伴で、我が家も二人で参加しました。前回(2年前のフランス旅行)と同様にSABTECH仲間なので、楽しい旅行でしした。
  帰京後、月末の更新まで時間がないので、来月詳しい内容を載せる予定です。

3. 来月の予定
 来月は次のような項目を予定しています。
 3.1 本の紹介
  ドーデー作「風車小屋だより」を追加したいと思っています。
 3.2 ウオーキング・旅行
  5月のフランス旅行「リヨンからニースへ」を載せるつもりです。
 3.3 絵画作品集
  4月のグループ展出品作の三点目を載せたいと思います
 3.4 興味あるリンク
  毎月、少しずつ追加して行く予定です。

改訂履歴とみんなの広場(バックナンバー)05に戻る

トップページに戻る

総目次に戻る

[Last Updated 6/30/2005]