12 オランダの犯罪


メグレ警視
オランダの犯罪

宝石 1953.11号(挿し絵)

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[あらすじ]
 5月のある午後、パリ普視庁のメグレ警部は、オランダの小都市に非公式の出張をすることになった。フランスの大学教授が講演旅行の途上、奇怪な殺人事件に巻きこまれてしまったからだ。言葉の通じないメグレは、それでも事件関係者のリストを頼りに、まず18歳の少女ベーチェを訪れる……。
 世界的な人気作家シムノンの作品の魅力は、その鋭い犯罪心理の分析にあるといえる。水の都オランダの波止場にたたずむメグレは、おなじみのパイプをくゆらせながら、犯罪の追求を開始する。
(出典 宗 左近訳 創元推理文庫 1960)

[目次]
1  養牛場の少女                8
2  パースの船員帽              24
3  河岸鼠クラブ                41
4  アムステルディエープの流木      55
5  ジャン・デュクロの仮説          74
6  手  紙                   93
7  ファン・ハッセルト・ホテルでの昼食  111
8  メグレと若い娘たち            129
9  復  元                  147
10 時を待つ人                167
11 灯のついた窓              182

ノート     曾 根 元 吉        194
(出典 宗 左近訳 創元推理文庫 1960)

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[Last Updated 4/30/2003]