本の紹介 中国人とはいかに思考し、どう動く人たちか

   目 次

1. 本との出会い
2. 本の概要
3. 本の目次
4. 内容要約
5. 著者紹介
6. 読後感



中島 一著
河出夢新書
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1. 本との出会い
 この本は、NMCの中島 一(はじめ)さんが書いた本で、2011年9月20日に、ある勉強会で本人から直接話を聞きました。とても良い本だと思ったので採り上げました。

2. 本の概要
 日本人には理解しがたい一面をもつ中国人。「苦手」ではすまされない重要な隣人とどう付き合えばいいのか。歴史風土、儒教、共産党、経済情勢などの視点から、彼らに一貫する行動とその価値観を考察する。

3. 本の目次
1章 日本人が中国人を毛嫌いする、本当の原因とは
 国家への批判と国民への評価を混同してはならない 14
 なぜ「中国人は大嫌い」という日本人が多いのか? 17
 ″情報音痴″が日本人の国際化を阻む 21
 真実を知りたければ、自分の目で確かめよ 23
 私と親交ある中国人の共通点 24

2章 彼らとの付き合いから見えた、中国人の素顔とは
 身近な中国人を肌で感じよう 29
◆男性起業家の張さん──いまをときめくビジネスマンの意外な素顔 30
 有望な事業と投資家を結ぶ 30
 ユーモアたっぷりの事業提案 31
 挫折にめげない、打たれ強さの秘密 33
 夢を追いかける熱き理想家 35
 混乱する政治に翻弄された半生 37
◆若手経営者夫人の王さん──実直な努力家にして不屈の根性の持ち主 39
 短期間でたちまち日本語を習得 39
 中国人のスケールの大きな優しさを垣間見る 41
 まさかのアクシデントから苦節3年 42
 人脈ネットワークを広げる努力 44
◆日本留学生の黄さん──日本企業への就職を希望する勉強家の思いとは 45
 3か国語を自在に操る優等生 45
 仕事を通して自己成長を目指す志 47
 中国から日本に留学する学生の最新事情 50

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3章 日本人と中国人、互いに相手をどんな国民だと思っているのか
 中国通の日本人から見た中国人の特性とは 52
 不安定な社会で生き抜くには積極性が不可欠 57
 日本通の中国人は、日本人をどのように見ているか 58
 相違点だけでなく共通点も重要 64

4章 日中両国民の思考と行動を比較すると…
 「中国人の個人主義」対「日本人の集団主義」 66
 「中国人の絆意識」対「日本人の組織人意識」 69
 「中国人の自己表出中心型行動」と「日本人の受身対応中心型行動」 73
 「中国人″強い人″願望」と「日本人の″教養人″願望」 77
 「中国人の男女平等観」と「日本人の男性優位観」 81
  中国人の優しさと日本人の優しさの違い 84

5章 初対面で表出する中国人と日本人の違いとは
  初対面の違和感こそ相互理解の鍵 87
  自分のことをしやペリ続ける中国人──研究成果1 89
 「関係」を重んじる中国人──研究成果2 90
 「関係」を3段階に分ける中国人──研究成果3 91
  初対面行動の差は、組織への所属意識の差から生まれる──研究成果4 92
  学術的に研究された、中国人の「人間関係」 95

6章 過酷な戦乱の歴史が、中国人の生き方を培った
 歴史は人間関係のあり方に影響を与える 100
 《春秋戦国時代》──戦いに明け暮れる歴史と儒教の誕生 101
 《秦漢帝国時代》──広大な中国の統一と儒教の変質 103
 《魏晋南北朝時代》──生産性が上がり貴族文化が栄える 106
 《隋唐時代》──科挙による官僚の登用と戦乱の時代 107
 《五代十国・宋時代》──儒教が庶民のあいだで再興される
 《モンゴル帝国=元時代》──漢民族が過酷な支配を受ける 112
 《明清帝国》──経済の発展で中華思想が高揚 113
 中国史に流れるキーワードを探ると… 117

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7章 儒教は、中国人の価値観にどんな影響を与えたのか
 中国人の脈々と受け継がれる儒教思想 119
 戦乱の時代に、孔子が支持された理由 120
 他の宗教とは異なる「天人合一の思想」とは何か 122
 儒教の現実主義と合理性とは 125
 儒教が求める理想的な行ないとは 127
 中国人独特のバランス感覚 130
 中国思想を解さなければ中国人と交渉できない 133

8章 客家という人々から中国人の特質を探る
 客家はいつどこで生まれたのか 136
 客家こそ「一族の強い絆」の原点 138
 中国革命の立役者としての客家 140
 不屈の指導者となった登小平 143
 世界に広がる客家のネットワーク 146

9章 共産党は、人々の暮らし方をどう変えたのか
 独裁支配を実現した毛沢東 149
 数千万の餓死者を出した「大躍進計画」 152
 文化大革命の悲惨な文化破壊 153
 多数の命を奪って終焉した文革 156
 市場経済を導入した登小平 158
 民衆に銃が向けられた天安門事件の悲劇 159
 急速な産業の近代化がもたらした大きなツケ 161
 共産主義と完全に決別した中国共産党 165

10章 自国社会の矛盾に揺れ動く、中国の若者たち
 予期せぬ社会問題を生んだ一人っ子政策 168
 農村にもたらされた不平等と不安 169
 就業に不安をかかえる都市部の学生たち 172
 高学歴の低所得者「蟻族」の登場 174
 急増しつづける蟻族の実態 177
 インターネット時代の蟻族の行動 179
 蟻族から「関係」を考察すると… 181

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11章 激変する経済環境に、中国人はどう対応しているか
 世界の飲みこむ「経済のサービス化」 184
 格差の拡大を生む産業構造の変化 186
 金融資本が世界を支配する「経済の国際化」 188
 経済戦争の最前線は、国際標準の争奪戦 191
 中国人の若手エリートの問題意識とは 193
 中国の発展に着々と手を打つ指導者層
 中国に遅れをとる日本の実態 199
 生き続けている「関係」の思想 200
 「和諧」の次にくるものは何か? 203

終章 中国人といかにして友好関係を築くか
 国際化で行き詰まる日本人 205
 日本企業が海外進出で失敗した理由 207
 中国人と友達になることは国際人になる第一歩 209
 どうすれば中国人を理解できるのか 211
 いまこそ草の根で世界と交わる覚悟を 213

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4. 内容要約
1章 日本人が中国人を毛嫌いする、本当の原因とは
 自己中心、権力主義などの点から、中国人は信用ならないというのが多くの日本人の中国人観です。間接的な情報だけで判断しており、間接情報とは主にテレビ、新聞、雑誌であって、読者や視聴者が好む方向に誘導される危険性があります。日本人は、世界はどう動いているかを間接情報に頼らずに、自分の目と手で、確かめる必要があるでしょう。
 相手の人材としての資質と判断力、行動力を観察して、適切な関係を築くことが大切です。
 今日的な中国人としての思考判断や行動側面の共通性は「目的に対して徹底した前向きの生き方を貫く」など9項目が擧げられています。

2章 彼らとの付き合いから見えた、中国人の素顔とは
 親しく交友している3人の知人を紹介しています。名前は仮名です。
 3人とは
1) 男性起業家の張さん──いまをときめくビジネスマンです。
2) 若手経営者夫人の王さん──実直な努力家にして不屈の根性の持ち主です。
3) 日本留学生の黄さん──日本企業への就職を希望する勉強家です。
 3人の知人を紹介することによって、中国人に親しみを感じてもらい、彼らの素晴しさや、今の若い日本人には少なくなっている、かっての日本人の気概や、堅実な面を知ってもらうとともに、日本人にはない物の考え方や性格を紹介しています。

3章 日本人と中国人、互いに相手をどんな国民だと思っているのか
 中国通の日本人から見た中国人の特性とは
 固い家族の絆・仲間との固い契り・人を選ばずに接触し、仲間作りに挑む・自分の基準で考えて行動する・自分の仕事力の評価を重視する・心から生まれる親切・開放的なコミュニケーション・食事は関係作りの場・徹底した実利主義などです。
 逆に日本通の中国人は、日本人をどのように見ているか
 組織中心・集団異存主義・建前を優先し、自分を表出するのを嫌う。愛国精神が宗教的な強さをもつ・礼儀正しく規律に厳しい・仲間として頼れない・緻密な仕事に向いているオタク文化の国日本などです。
 相違点だけでなく共通点も重要で、「人種や国にかかわらず、人間や家族を愛し、社会に貢献したい」という共通の認識を持っていることを確認しましょう。

4章 日中両国民の思考と行動を比較すると…
 絆(きずな)をもつべき人材の評価基準は、人間としての相互信頼感、目的にむかって強力に行動できる意思の強さ、商売のやりとりの上手さ、現有の絆の人脈背景、交渉の場での執拗な要求とねばり、人間としての明るさと鷹揚さなどです。
 「中国人の自己表出中心型行動」と「日本人の受身対応中心型行動」
 中国人は、自分をそのままの姿で表現することに集中します。何をしているか、何をしてきたか、どんな家族か、何をやりたいと考えているか、どういう人が好きで嫌いか、付き合っている会社や組織がどんな点で問題があるか、これからどんな仕事をやろうとしているか、どんな人を探しているか、どんな大きな夢をもっているかなどです。
 日本人と中国人に、本質的な差はないでしょう。

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5章 初対面で表出する中国人と日本人の違いとは
 初対面の違和感こそ相互理解の鍵として、いくつかの研究成果を述べています。
 自分のことをしゃべり続ける中国人──研究成果1
「関係」を重んじる中国人──研究成果2
 関係のある人と、ない(没関係)人
「関係」を3段階に分ける中国人──研究成果3
「自己人(もっとも親しさの高い人)」「熟人(次に高い人)」「外人(低い人)」
 初対面行動の差は、組織への所属意識の差から生まれる──研究成果4
 学術的に研究された、中国人の「人間関係」

6章 過酷な戦乱の歴史が、中国人の生き方を培った
 非常に要領良く中国史を紹介しています。
 中国史の各時代を紹介し、中国人のもつ人間関係の背景を手繰(たぐ)ろうとしました。
 《春秋戦国時代》──戦いに明け暮れる歴史と儒教の誕生
 周王朝(BC403年)頃まで黄河地帯を支配していた、封建制度、諸子百家(しょしひゃっか) 孔子の儒教、老子の道教、中国の地勢
 《秦漢帝国時代》──広大な中国の統一と儒教の変質
 秦の始皇帝が史上初めて中国を統一する(BC221年)、封建制から中央集権化、郡県制を布く、万里の長城、情報の伝達
 《魏晋南北朝時代》──生産性が上がり貴族文化が栄える
 220年に魏、呉、蜀の三国時代、西晋時代、五胡(五つの周辺民族が国家としての体制を整えて、繰り返し侵入した)十国時代、南北朝時代、六朝文化
 《隋唐時代》──科挙による官僚の登用と戦乱の時代
 《五代十国・宋時代》──儒教が庶民のあいだで再興される
 朱子学は儒教を庶民の学問として再興した
 《モンゴル帝国=元時代》──漢民族が過酷な支配を受ける
 チンギス・ハン フビライの元
 《明清帝国》──経済の発展で中華思想が高揚した
 満州の女真族が清朝を建てた(1644年)
 中国史に流れるキーワードを探ると…
 中華思想と儒教など12項目の説明

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7章 儒教は、中国人の価値観にどんな影響を与えたのか
 儒教は、宗教思想ではなく、現実の世界に焦点を置いて、皇帝から臣民に至る各階層の人々の処世秩序のあり方や理想的な生き方を明らかにしようとした学問です。
 孔子は、王と臣下各階層間の関係を、仁、義、礼という心の持ち方と行動のレベルで構造化し、これによって日常の生活を律することをすすめました。老子の道教との比較をし、朱子学はこの二つを組み合わせました。
 他の宗教とは異なる「天人合一の思想」とは、この大地は天の神が作りました。天と人とは一体で、地上において、知・情・意を尽くして誠実に生きれば、やがて天に戻れると考えます。
 儒教の現実主義と合理性とは、人間同士の関係をいかに合理的につくりあげてゆくかを考え、一人ひとりの思いやりへの認識を改めるものです。
 儒教が求める理想的な行ないとは、ひとへの思いやりです。
 中国人独特のバランス感覚、中庸を求める心、儒教と道教が対立し併存する中で、中核的な構造です。
 中国思想を解さなければ中国人と交渉できません。時間差で軸を振りバランスをとります。

8章 客家という人々から中国人の特質を探る
 客家(はっか)はいつどこで生まれたのでしょうか。
 家族との強い絆(きずな)や仲間との契(ちぎり)りなどは客家と関係があります。客家とは国内難民です。客家こそ「一族の強い絆」の原点です。漢人としての誇りを持ち、生き抜く強い集団で強靭な個人と、強固な組織集団です。教養を超えて、実利を獲得できる学問、教育、学習の必要性を強く感じました。
 中国革命の立役者としての客家がいます。孫文は客家です。ほかに登(旁に「おおざと」が付く)小平、朱徳、胡耀邦、李登輝などがいます。
 世界に客家のネットワークが広がっており、米国などでも客家というだけで他人の子息の留学の面倒をみます。

9章 共産党は、人々の暮らし方をどう変えたのか
 独裁支配を実現した毛沢東で、彼はロシアのコミンテルンと対立し、中国共産党の基礎を固めました。
 1945年に日本の敗北が決まると、国民党と共産党の戦いは激しさを増し、共産党支配が確立し、1949年に中華人民共和国が樹立されました。
 毛沢東は権力を取り戻すために文化大革命を起こし、古い文化は破壊されます。
 登(旁に「おおざと」が付く)小平は不死鳥のように復活し、1981年に毛沢東の大躍進と文化大革命が終結します。
 登小平は農業に農民を参加させ、市場経済を導入します。
 人民委員の選出を民主化しようとした学生運動に反対し天安門事件が起こります。
 急速に産業の近代化をはかった結果、いろいろな矛盾が溜まって来ています。共産党という名前は残りましたが、中国における共産主義は変質し消滅しました。

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10章 自国社会の矛盾に揺れ動く、中国の若者たち
 人口を抑制するために採られた一人っ子政策のために、子供が甘やかされ問題を引き起こしつつあります。また農村戸籍の人は都市の戸籍を得る権利が無いため、平等な身分制度が確立していません。
 2008年の統計では、大学院128万人、大学2021万人、社会人むけ大学540万人で、大学進学率は20パーセントを超えるようになりました。
 いま、80年代生まれ以降の学生には、親の地位の格差、経済力の格差が、教育の格差につながることが認識されはじめています。そして教育格差が将来の地位格差をもたらします。
 一人っ子政策で、親が期待をかけて自分たちを犠牲にして育てた子供が、卒業するとさほどの就職機会に恵まれません。毎年これから数千万の単位で卒業してくる大学生たちは、帰る農村や都市も無く、浮浪の都市浪人になりかねません。
 北京など大都市の周りには、一人っ子として育てられ、親が期待をかけて苦しい生活のなかから大学に送り出し、卒業後大企業や役所の仕事に就けない学生が、大量に層をなして住むようになってきました。まさに蟻そのものの特性を持つ人が中国に出現しています。

11章 激変する経済環境に、中国人はどう対応しているか
  サービス化が進むなかで、低賃金労働しか増殖していかない産業構造をどうするかが問題です。
 農業戸籍人口は、まだ50パーセントを占めており、今後の農業近代化で、遠からず10パーセントまで低下します。そうすると農民工が、いまの1憶から5億人にふくれあがるのです。
 中国は、日本の貯蓄の価値を短期間で低下させた米国金融資本の手の内を分析し、日本の失敗を手本として、中国主導の金融のリーダーシップを確立する政策を展開しています。
 国際通貨として元の力をどのように高めてゆくかという政策は、まさに米国国際金融資本との全面戦争なのです。
 中国では、共産党指導部は、少なくとも今日の国際化経済、サービス化経済のリスクの本質を理解し、打つべき手をトップ集団で探索しています。
 中国の指導層の優秀さと奥行きの広さを軽視して、表面的な批判をし、相手の動きに喧嘩腰で対応して、何かやった気になっていると、やがて首根っこを押さえ付けられるときがくるでしょう。
 中国に期待されるのは、統制された資本主義の新たな形態の創造です。

終章 中国人といかにして友好関係を築くか
 高度知識産業は、主導国の技術開発戦略と、標準設定でリーダーシップをとる競争に勝つことが必要です。伸び筋の技術への集中投資と国際的なニーズの把握、課題解決への提案力など、ソフト分野での技術蓄積と構想力、交渉力が勝利の鍵になります。
 海外で企業が成功するためには、経営の現地化が必要です。相手国で一人格をもった企業として、政治、経済、社会と深くかかわり合わなければなりませんし、仕事はマーケッティング機能を充実させて、現地に合った商品をつくりつづけなければなりません。多くの日本の子会社の経営者には、その準備が欠けていました。
 自分の体験からいうと、欧米人とのネットワークをつくるのと、中国人とのネットワークづくりに、基本的には何の相違もありません。大陸型人間は国境を越えて自由に移動し、異国民との接触を厭(いと)いません。
 社会観、人生観、宗教観、思想、喜怒哀楽(きどあいらく)の諸相、行動特性などを肌で感じながらでないと、中国人の特性なるものは実感できないと思います。
 一部のマスコミの不勉強からくる煽動記事に惑わされることなく、正しく双方の課題解決の動向を情報共有していかなければなりません。そのためには、国民の一人ひとりが謙虚な姿勢で、事実を正しく捉えていく、そのために草の根的な両国の人間交流が大切なのです。

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5. 著者紹介
中島一 なかじまはじめ
1938年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
ケブナー・トリゴー日本株式会社勤務時代に、内外の大手企業やベンチャー企業の意思決定アドバイザーとして支援活動を実施し、国際感覚を磨く。ケブナー・トリゴー・ジャパンLLC会長、日立化成工業社外取締役等を経て、現在、株式会社マネジメント・リサーチ・インスティテュート代表取締役。
社団法人グローバル・リーダーシップ・コーチング協会理事、同外国人留学生日本ビジネス学習支援協会理事長。
著書に『仕事ができる人の人脈のつくり方』(小社刊)、『意思決定入門』(日経文庫)などがある。

6. 読後感
 今の日本に必要な、大事なテーマを扱っていると思います。しかし、初対面の場で、自分を売り込むというのはわが国には無い習慣なので、なかなか簡単には変更できないような気がします。しかし、大事な提案なので、少しずつ努力して行くことが大切でしょう。

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[Last updated 10/31/2011]